tetsu

グリンチのtetsuのレビュー・感想・評価

グリンチ(2000年製作の映画)
3.0
ハッピークリスマス!!
ということで、
本日は、以前、映画研究部1回生で行った"クリスマスパーティー"から、この映画をご紹介!

クリスマスの苦い思い出が原因で、
山に隠れ住んでいる"グリンチ"
今年も彼は、クリスマスを邪魔するため、街で大暴れをしていた。
そんな時、ある少女と出会い、思いがけない事態に巻き込まれた"グリンチ"は...。

原作は絵本作家ドクター・スースさんの児童向け絵本
「How the Grinch Stole Christmas!」。
ちなみに、
彼の作品で映画化されたものに、
「ホートンーふしぎな世界のダレダーレー」や、
最近では「ロラックスおじさんと秘密の種」などがあります。

主人公のグリンチは、
イマドキの言葉で言うなら、典型的なクリぼっち(クリスマス一人ぼっち)。
彼は、その妬みで、中々卑劣なイタズラを仕掛けるので、好き嫌いが分かれるキャラクターかもしれません。
ちなみに、僕は好きになれませんでした...。笑笑

正直、子供向けのクリスマス映画なので、
ストーリーに関して、年齢の高い大人が楽しめるかどうかは、お世辞にもビミョーとしか言えません*が、超メルヘンな作品全体のヴィジュアルや、「マスク」同様、緑の特殊メイクを施されたジム・キャリーさんの吹っ切れた演技は、観る価値があるかもしれませんね!

*特に物語のオチは、結構、強引なハッピーエンドなので、本当にあれで良かったのか?となりましたし、
落ち着いて考えると、グリンチ本人は、自分で自分の行った失敗を尻拭いしているだけなので、少し不満はありました。笑
ちなみに、作中には「炎のランナー」のオマージュが謎に挿入されています。笑笑

また、
もし、グリンチのキャラクターが大嫌いな方がいたら、彼の愛犬"マックス"に是非注目していただきたいです。
正直、彼の方がグリンチ以上に愛らしいキャラクターになっております!笑

というわけで、
ちょこちょこ不満はありますが、
「クリスマスに楽しまなくていい人なんていない!」
という、分かりやすくラブ&ピースな教訓を教えてくる作品なので、
小さなお子さまを持ったお父さんや、お母さんへ、
家族でみる一本として、
是非、オススメしたい作品でした!笑笑

P.S
あ、もう良い子は眠っている時間だと思いので言わせてもらいます。
全国の優しいサンタさん、
このあと、大変だと思いますが、
子供たちの笑顔のため、頑張って下さいね!!

参考

ドクター・スース - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B9

The Grinch (2018) - IMDb
http://m.imdb.com/title/tt2709692/
(っていうか、ネットで調べたら、「ロラックス...」のイルミネーションスタジオによる新しいアニメ映画の情報がでてきました!)
tetsu

tetsu