このレビューはネタバレを含みます
2024/02/04鑑賞。55点。
エリー役のアリッサ・サザーランドは【マスク】のジム・キャリーをイメージして演じたらしいが、確かに・・・と思うような演技だった。
冒頭部分が蛇足というのは珍しい。ベスの物語で完結しておくべきだった。
※続編のにジェシカが出てくるなら、蛇足ではないけど
【テリファー】もそうなのだが、あまりにも血糊が多いともはやグロくない。
『ドアを開けろグルーピー、男に股を開くみたいに』
〈あらすじ・ネタバレあり〉
タトゥー・アーティストのエリーは、長男・ダニー、長女・ブリジット、次女・キャシーの3人の子供を育てている。
ギター調整師として働く妹・ベスが訪ねてきたので、エリーは彼女を部屋に招き入れ、子どもたちは3人でピザを買いに行く。
地震が起きる。
エリーの暮らすマンションは老朽化が進んでおり、地震によって駐車場の床に穴が開く。
ダニーが穴の奥に入って進むと、地下金庫があり、そこに保管されていた本【ネクロノミコン(＝死者の書)】とレコード盤を盗んでしまう。
ダニーが【ネクロノミコン】を開いたせいで悪霊が召喚され、まずエリーの肉体を乗っ取る。
ベスと3人の子どもたちの前で、悪霊に憑依されたエリーは死ぬが、数分後に蘇ると襲いかかってきて、ブリジットは顔を引っかかれる。
ベスは子どもたちとマンションから脱出しようとするが、悪霊によってエレベーターが動かないようになっており、、逃げることができない。
同じフロアの住人たちに助けを求めエレベーターは動くようになったものの、全員エリーによって殺され、ベスは子どもたちと部屋の中にこもって打開策を練る。
引っかかれた傷からブリジットにも悪霊が憑依し、部屋の中でも戦いが始まる。キャシーは棒を持って自分の身を守り、ブリジットは棒に突き刺さって死ぬ。
ダニーは念のため、ブリジットをベッドに縛り付けるが、蘇って拘束を解いたブリジットがダニーに襲いかかる。ダニーは息を引き取る直前に反撃し、スプレーをブリジットにかけるとガスコンロの火を引火させて焼殺する。
一方部屋の外にいたエリーは、通気口の存在に気づいてそこから室内に侵入。
ベスはキャシーを守るためにエリーと対決し、猟銃でエリーの左脚と左腕を吹き飛ばす。
悪霊は、エリーやダニー、ブリジットのほか殺してきたこのマンションの住人の肉体を合体させたクリーチャーを創り出す。
チェーンソーを手に入れたベスは、クリーチャーを切り刻み、粉砕機に押し込んで戦いに勝利する。
生き残ったベスとキャシーは、親子として生きていくことに。
このマンションで暮らす住人・ジェシカは、駐車場に散らばるクリーチャーの肉片に絶句。その直後、生き残っていた悪霊に憑依されてしまう。
翌日。
ジェシカは彼氏・ケイレブと友人・テレサの3人で、湖のそばにある屋敷に宿泊する。
ジェシカは、テレサの頭の皮膚を剥ぎ取り、ケイレブを彼の運転するドローンのプロペラで切り刻んだ後首を切断して殺す。
悪霊はまだどこかで生きている・・・。
