あられ

I AM アルフレッド・ヒッチコックのあられのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アルフレッド・ヒッチコック監督についてのドキュメンタリー映画。先駆的となった作品や当時の時代背景、彼の映画手法や人柄を解説する。

映画出演者や本人の過去インタビュー、娘、孫娘、ヒッチコックから影響を受けた監督たちや映画批評家のインタビュー、そして映画のシーンを交えながら、ヒッチコックの映画人生を振り返って行く。

インタビューでは、監督たちのヒッチコック愛を感じましたw ヒッチコック監督は喋りがゆっくりで、ちょっとイライラしましたがw

ヒッチコックは、当初は無声映画の美術や脚本を手掛けていて、監督になる気は全くなかったらしいです。野心家の彼が女性に対してシャイで奥手だったのが意外でした。

1955年からは「ヒッチコック劇場」に、皮肉の効いたホスト役として自らオープニングに出演したりして、名実ともに映画、テレビの両メディアの巨匠になる。すごい精力的w

先駆的作品の一つ「サイコ」をヒットさせるための戦略は、当時にしたらとても画期的だったようです。

ヒッチコック監督は、気力が全くなくなるまで53本の映画を撮り続けたが、世代交代の波には抵抗できず引退。晩年の数年は妻アルマと穏やかに過ごした。この頃はSF映画のスターウォーズがヒットし、彼に引導を渡したようですw


声のインタビュー出演監督
イーライ・ロス「ホステル」監督
エドガー・ライト「ショーン・オブ・ザ・デッド」監督
ジョン・ランディス「狼男アメリカン」監督
アダム・ロシュ「ヒッチコックの冒険」監督
アレクサンドル・O・フィリップ「78/52」監督
スティーヴン・スピルバーグ監督
マーティン・スコセッシ監督




(スターチャンネルEX-DRAMA&CLASSICS)
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