あられ

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のあられのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、1979年に放映された “機動戦士ガンダム” 第1シリーズの15話 “ククルス・ドアンの島” を翻案したものです“と案内されるので、先にガンダムの15話を見返しました。ガンダムのストーリー展開の中ではあんまり重要性の感じない話です。それが逆に話を膨らましやすかったのかも知れませんが、リメイクする意味も必要性もなかったように思いますw 今回改変されたストーリーより、ガンダムの15話の方が反戦メッセージが効いててよかったと思います😆

ジオン公国軍の精鋭部隊・サザンクロス隊の元エース・パイロット、ククルス・ドアンは、戦争孤児20人と無人島、通称 “帰らずの島” で戦争のない平和な世界を願いながら自給自足の生活をしています。その島はジオンの重要な戦略拠点みたいなんですよ。なんでそんなところに子供たちを引き連れて暮らしているのか…😆

ドアンは自身のザクで、島に近づく連邦軍のジム2台を攻撃します。攻撃すればまた来るに決まっているのだから、連邦軍が来ても静観すれば良いのではと思うのですが…w おかげでホワイトベースに残置諜者掃討任務が言い渡され、アムロたちが残置諜者の捜索に乗り出すことに…。

天候が悪くなり、ひとまず撤収することになった調査隊。アムロの行方がわからず、やむを得ずアムロは置いていかれます。その時、アムロの操縦するガンダムはドアンのザクに襲われていて…。

子供たちとアムロの交流は良かったのですが、悲惨な体験をしたであろう子供たちが意外とわがままで、なにかとイライラさせられますw 思ったほど粗末ではない食べ物。アムロは発電機を復活させ、灯台が点灯します。それって危険だって、子供でもわかりそうだよねw そんな感じで島の暮らしにはリアリティがあんまりないですw

後日のアムロ捜索隊に、なぜかフラウ、カツ、レツ、キッカが同行しているのも、ツッコミどころがありますねw

ドアンがサザンクロス隊の元恋人・セルマのザクを一刀両断 & 爆殺するシーンはショッキングでした。ガンダムってそういうの好きだよね😆


ククルス・ドアンの中の人は武内駿輔さん、1997年生まれの超イケメン。福山雅治さんに似たイケボの持ち主で、おっさん・ドアンの声にピッタリ😆

一方で、15歳のアムロ・レイの中の人である古谷徹さんは1953年生まれ、カイ・シデンの古川登志夫さんは1946年生まれと先輩シニアが少年の声を担当するという逆転現象w そういうのが声優ならではで面白いですね。特に古川登志夫さんは70代とは思えない若々しい声でした😊

ファーストガンダムは43年前の作品なので、なくなってる声優が多く、CVが変更されているのがとても寂しかったです😭
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