沈黙のパレードのむのレビュー・感想・評価

湯川先生！おかえりなさい！
またこうして、福山雅治の湯川学を観ることができて嬉しい。

「沈黙」が今作ではキーになっていることは、タイトルからもわかるけれど、至るところに沈黙はありました。
犯人だけではなく、登場人物全員に。
「これも沈黙と言えるかも」とテーマを拾うことで、より深く楽しめるところは、視覚聴覚情報が多い映画だからだろう。


沈黙がもたらした災いを、奇しくも沈黙が導いてくれた今回の事件。
「死人に口なし」とは言うけれど、人間はその存在自体が雄弁なんだと感じさせられました。