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沈黙のパレードのろいろいのレビュー・感想・評価

沈黙のパレード(2022年製作の映画)
3.0
💠favorite line💠
"決着をつけることができるのは、苦しんでいる当事者だけだ。"

🎞️catch phrase🎞️
『沈黙は、連鎖する――それは罪か、愛か。』

🎞️story&information🎞️
天才物理学者・湯川学の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談に訪れる。
行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。
内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。
蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。
町全体を覆う憎悪の空気…。
そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる――。


監督は西谷弘。

テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版第3作。
テレビシリーズで内海薫を演じた柴咲コウが2008年公開の『容疑者Xの献身』以来、約14年ぶりに劇場版作品に同役で出演している。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2022年に上映されたミステリー作品。

殺人事件を起こしながらも証拠不十分で無罪となった凶悪犯に挑んでいく『ガリレオ』の劇場版第3作目。

犯人が分かっていながら、罰することができない司法。
そして草薙刑事の苦悩と過去。
終わったはずの事件の鎖が草薙刑事を再び蝕み、新たな事件へと発展し、
登場人物全員の想いが交錯するのが本作。
そこに湯川の友への思いが重なり、話は進んでいく。

序盤は、女子高校生殺人事件までを駆け足で描いている。
中盤以降は、序盤で登場してきた人物の言葉、動作を布石に複雑な殺人事件が展開されていく。

ただ、ハッキリ言うと
人間ドラマが中心なので、トリックに期待すると肩透かしを食らう。
その人間ドラマも時間の制約上、登場人物に対する掘り下げが浅いので作品全体が淡泊。

演技は抜群に上手い人たちだから余計に残念。
娘を殺された男性を演じたずん・飯尾和樹が1番際立っていた。

気になった方はぜひ。
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story:amazon prime参考
information:Wiki参考
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