主演・役名ファン・ジョンミン、レジェンド俳優としてシンプルに身代金目的の誘拐団に拉致られて色んな液を垂らしながらなんとか金も命も渡さない道を探る…！
一枚岩じゃないグダグダ誘拐団と展開が予想できないサイコ首領が巨獣と大スターを目覚めさせる
ま、巨獣というか仲間内で問題発生って事の過剰表現っスw 『ただ悪より救いたまえ』のようなスタイリッシュアクション展開期待されてもやーよw😉
シンプルに「クライム・エンターテイメント」ってなら文句のつけられないくらい面白いです。
だけど、「ファン・ジョンミン実名役」というメタの目新しさ以外には"王道過ぎる"というか、もはや"お馴染み過ぎ"てもうそれだけじゃ満足できない身体になっちまったぜぇ〜〜みたいなヤバい中毒者的状態になっていますw
ファン・ジョンミンスキーとしては、これを劇場で観れなかった事に口惜しさが残り（だって近場でやってないんだもーん🤗）、韓国映画好きとしたら「良かったね！」と同行者とスッキリ退場できたであろう映画だけに、評価も変動しそうなのが怖い、悔しい！（笑）
というかやっぱ韓国映画、「クレイジーサイコ」輝かすの上手すぎでしょ！とw
米津玄師だかサッカー選手に似た顔の人いたような…の面長のなにか"企んでる系"の金在範さんが、まさに「ジョーカー」的"大胆不敵"な立ち回りを見せます。（非映画タイトル違うよ、キャラクター）
『殺人鬼から逃げる夜』といい本当に韓国映画は「サイコパス」を立てるのが上手い！（この映画等の既視感から評価がセーブした可能性、あると思いますw）
それになんと観たばかりのNetflix『JONG_E/ジョンイ』の所長役リュ・ギョンスさんがまたヴィランとはww
彼、ハゲになるとお笑いコンビ「アキナ」の山名さんに少し似てますねw ファンからお叱り受けそうな野球少年っぽいかわいさが違うのはわかっていますよ？
彼がまた『ジョンイ』と全く違うキャラなのに、犯人グループでのリーダーとの"対比"でちょっと光るキャラとして活きますし（上記に匂わしてるけど、何とは言わない）
また、ファン・ジョンミンさんと同席誘拐される女子役のイ・ユミさんに衝撃です！あ、裏のあるキャラじゃなくて、なんとNetflix『今、私たちの学校は…』でヘイトを稼ぎまくったクズJK役だったとは…（笑）さらに『イカゲーム』に出演してさぞヘイト・クイーンだった…かは知らないけど（未見）、Netflix御用達の"トレンド若手女優"さんなんですね！
だからこそなのか、彼女についてはなにか"裏"があれば評価に迷いが生じず爆裂上がりになったのではないか？という口惜しさもあるんですよねw
でもやっぱりやっぱり、この映画の魅力はファン・ジョンミンさんに始まり、ファン・ジョンミンさんに終わると言っていい、"時間を忘れるほどの「没入感」"って"彼あってこそ"だなと改めて感じるわけです。
この映画ばかりか、近年作ではユーモアなど皆無（『キル・ボクスン』はノーカン）の"ブサイクな金持ち"と作中で評されるファン・ジョンミン。
その息を呑むほどの没入と感情移入を引き出す苦悶の表情と、ラストショットのなんとも言えない味わい深い"表情の落差"、
彼こそやっぱり『最高の（主演級）三枚目俳優』だなと下手な日本語役を見た後でも思うわけですよ!!
てかさ、トップスターなんだからよ、相席誘拐者入れて5億ウォン（約5千万超）って死ぬほど名作出ているんだから、屁でもないだろ！？
命惜しかったら資産9割でも儲かりもんやがなっ！コスいぜファン・ジョンミン！！（どの立ち回りが正解かは犯人次第）
