サイコパス（ソシオパス）のドキュメンタリーが好きなんですよね〜🫢💦

ロンドン1983年。
4年間で15〜16人を殺害したデニス・ニルセンの肉声が吹き込まれたカセットテープ📼を聞かせる。

なんと仕事は職業安定所の面接官だった。そしてそれ以前は警官だったこともある。

彼は同性愛者で、被害者は10代〜20代が中心。
自宅に連れて来て酒を飲ませ、刺殺したり浴室で水死させ床下に埋める。床下が一杯になり、夕方に庭先で焚き火をして焼いていた。

同性を愛せば軽蔑だけでなく、投獄される時代。

ニルセンは婚外子だった。家族の恥として育てられた。
8〜9歳の時に恋をしたが、思う相手は少年だった。その時から自分の感情を隠すことを覚えた。
もう一つの要因があった。祖父が小児愛者だったと、そして幼い頃に触れられてそれは痛みを伴ったとも。

母親に取材している
「なぜ？職場の人間は気付かなかったの？私だったら気付いたはず」とまるで他人事。

ニルセンはサイコパス（先天的）でなく、ソシオパス（後天的）であると言えるのではないか？
環境からしてそうならずを得なくなっていったのかも。

被害者の多くがホームレスや家出青年だったため、探す人がいなく、またゲイへの強い社会的偏見が目撃証言を阻んでいたことで事件の発覚が遅れたと解明されていた。

落ち着いた中々のイケメン（整形手術も数度している）で、殺害シーンがあるわけでなく、淡々と語っている。
理解出来るはずな無いが、生い立ちの寂しさから来たゆく末だったように思えてしまった...






《鑑賞後に英国の記事から抜粋》
2018年、72歳で獄中で死亡。

遺体は洗って服を着せ、数日間から数週間自宅に残し、性行為にも及んでいた。最終的には切断して内臓は近所で処分、その他の部位は焼くか、小さいものや骨はトイレに流していたという。殺人が発覚したのも、戸外の排水溝が詰まったためだった。

犯人の肉声……

彼はどうしてそんな風になったのか!!
ゲイだから??母親の愛??……etc

よく聞く連続殺人犯の過去。。。
だからと言って、何人もの人々を殺していい理由にはならないはず!!

被害者達は、ゲイであることが原因で家を飛び出し、ホームレス状態だった男達。
何人も家に招き入れたデニス・ニルセン……

どう見ても普通の男に見える( ˙ᒡ̱˙ )
彼が排水溝を詰まらせなかったら、もっと被害者は増えていたんだと思うと、ゾッとする!!人って見た目じゃ分からないから怖い……

学生時代、犯罪心理学を少し学んでたので
こういった類の作品はとても興味深いです。

当時の映像や写真、
捜査関係者等のインタビュー。
もう少し詳しく色々知れるかなと思ってたので
情報として少し物足りなかった。
変に劇的にしたりせず、
淡々としたドキュメンタリーだったのは好感。

※ドキュメンタリーのため☆評価無し

【私は人間だ　怪物ではない　ひどい話だ】

🎥2024→154