部屋から悪臭がするという隣人の苦情を適当にあしらい、近くのバーに向かったジェフ。そこで出会った男にある条件を提示し、自分の部屋に連れ帰る。

家庭でも学校でも問題を抱えていた少年ジェフ。大人になるにつれ、その奇妙な行動は殺人へと発展する。警察から不審視されることもあったが、逮捕には至らない。

高校生の時に不仲だった両親が離婚し、1人で暮らすようになったジェフ。ある日、ヒッチハイカーを拾って自宅に連れ帰った彼は、衝動的な行動に出る。

高校を卒業後、陸軍に入隊したジェフだが、そこでも安定した生活は得られない。やがて祖母の家に身を寄せたジェフは、ゲイバーで若い男性をあさり始める。

警察が中途半端な捜査を続ける一方、おぞましい犯罪を重ねていくジェフ。ある少年との出会いにより刑務所送りとなったジェフは、出所後1人暮らしを始める。

モデルになることを夢見てマディソンに引っ越してきたトニーは、バーでジェフと出会う。筆談から始まった2人の関係は、やがて恐ろしい展開を迎えることになる。

著名な活動家と対面したグレンダは、ジェフの隣人として見聞きしたこと、そして警察がいかに自分の言うことに耳を貸さなかったかを訴える。

息子であるジェフの裁判を控え、大きな苦悩を抱える父親。ミルウォーキー警察が保身に走る一方、被害者の家族はそれぞれ意見を述べる機会を与えられる。

グレンダ、そして被害者や遺族たちは、おぞましい記憶を抱えながらも前を向いて生きていこうとする。刑務所暮らしのジェフは、自分にファンがいることを知る。

思わぬ名声を手にしたジェフは、ほかの囚人から標的にされる。ジェフの両親が事件の始末をつけようとする一方、グレンダは事件の跡地に記念碑を立てるために行動を起こす。