ましゅー

さがすのましゅーのレビュー・感想・評価

さがす(2022年製作の映画)
4.0
ようやく私の劇場鑑賞記録も2月に辿り着く事が出来ました。
え?もう4月も目前ですと?
桜も満開ですって?
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(聞こえないふり…)
という訳で、2/5(土)鑑賞の本作😂
当初は完全スルーとなりそうだったのですが、これこそインスタで多数の方々の投稿を見て、むくむくと『鑑賞したい気』が高まり(これぞSNS!SNSバンザイ🙌!)、公開2週間以上経ってから慌てて駆け込んだと、この場だから白状してしまいましょう😅
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いや、これ…。
こんなタイプの映画、私、観たことあったでしょうか?
うん…
冒頭こそダメ親父にしっかりものの娘の、貧乏ながらもちょっと胸糞・ちょっとハートフルな映画かと思わされましたが
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親父が居なくなってからの不穏さ・不安さが加速度的に増し、新たな疑惑の登場人物が出現してからはその加速度もさらに上がり
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さらには『えっ!?そうだったの😲‼️』という驚愕の真相が明らかになるに連れ、物語は急転直下、凄まじい不気味さとエグさとがいや増し
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『危ない😫!命が危険❗』という状況からの、でもやっぱり父娘の絆にオチていく(真っ当かどうかは別にして😅)という
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なんとも複雑な構造ながら、理解出来ないという訳ではなく、むしろ気持ちよく紐解かれていく感じが、ある種の快感すら覚える『怪作』でありました。
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え?全然何がなんだか分かんない?
いいんです😆💦

だってこれ、ストーリーとか、事の真相が分かっちゃったら面白さ半減どころか、ほとんどなくなっちゃうタイプの映画ですから😂
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いやでも、単なるエグエグ描写だけだったらそこまで楽しめなかったと思うんですが、やっぱり各種隠し球を持ってると持ってないとでは、鑑賞後の満足感というか、スゲェもん観たな😲感が段違いですよね😁
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そういう意味でもかなり楽しめましたよ、これは。

ただ決して、生半可な気持ちで観るのだけは止めといた方がいいとだけ申し添えておきます、はい😅
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#佐藤二朗 のいつもの脱力系の演技だけではない底力。
「空白」での凄まじい最期までを全力で演じた #伊東蒼 ちゃんの、それをも遥かに凌駕する渾身の演技。
それらが紡ぎ出す二人の掛け合いも、肩の力を抜く暇がない、息を詰めてまんじりと見続ける他選択肢のない本気の本気を、じっくりと目に焼き付けるべき逸品であると断言します。

いやぁ今でも思い出せる!面白かった😆‼️
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(以下 公式サイトより抜粋)
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。

ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。

失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
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