東京新聞？の特ダネをバイクぶっ飛ばして社に届ける宇津井健さん

スピード違反で追っかけられる白バイ警官ともお友だち

で…
どうしてもお金が必要になってモーターボート開発をしているヤクザ組織みたいな会社の黒岩社長とボートレーサー契約をしてしまう…

ところが宇津井健さんの友人もスピードの出るモーターボートの開発をしておりいわばライバル企業

さらにこの友人の妹に星輝美さん♪

黒岩社長は外国企業と契約するため悪の限りを尽くして友人のモーターボート開発を邪魔する絵に描いたような展開…

てか…
例によってわたし好みの三条魔子さん♡はまたも脇役かい！！
ホント新東宝での扱いが悪いこと…

ってなことは置いといて…
この展開ではラストどうなるか想像つくんだけどまさに破綻なき決着へ！

いや…
破綻はしてるよ…宇津井健さん…

星輝美さん♪を人質に取られてモーターボートレースで八百長するはめに…

せっかく救出されたのに…
黒岩社長の部下でもある相手レーサーから「じゃオンナを賭けるか！！」って言われて「よ～し！！」じゃねえだろ！

しかも黒岩社長…スナイパーまで準備してレース中に宇津井健さんを撃とうと…
いや…これもう…
レースじゃねえし…

まあ珍品ですよね
いまならYouTube新東宝公式配信されてます

星輝美さん♪に興味ある人はぜひ！！

• #輝くお名前星輝美♪♡

スピーディーな語り口の冒頭が結構良かったので期待したのに、どんどんお話がヘンテコな方向に進んで新東宝ならではの最新の若者文化を取り入れたはずが全然違うスタイルになってしまうヘンテコな演出も炸裂して最終的には何じゃこれはというトンデモ映画に。スピード狂で今でいう新聞社に品物や記事を届けるバイクのメッセンジャーボーイをしている主人公・宇津井健がスピード関係の仕事ということでモーターボートの仕事に転職するという時点で腑に落ちないし、主人公が金銭的な事情でバイク会社に入ったのにそこが悪人ばかりの会社であることに気付き後先考えずすぐ辞めてそれが原因でトラブルを巻き起こしてそれなのに悪人に対して自分が正義のヒーローみたいな顔をしているので「あんたが原因だろ」と思えてくるのでますます釈然としなくなる。

そして後半人質をとった悪いバイク会社社長からの脅迫に対する宇津井健の「嫌だ」というあまりにも無邪気すぎる返答に衝撃を受ける、その後人質に暴力を振るいそうになって結局は社長の脅しに屈することになるので主人公単なる馬鹿なのではと頭を抱えてしまった。

終盤の映像は迫力があるのに次々と衝撃的な展開が発生して観客を困惑させるボートでのレースはある意味必見。衆人環視のなか正々堂々と不安定な場所にてライフルで宇津井健を撃とうとする悪人、人質なんてどうでもいいと男らしく勝負を挑むも何故か登場人物の女性を一方的に賭けの対象にして戦う悪人選手と何故かそれを承諾する宇津井健、そんな彼らが唐突に迎える結末があまりにも馬鹿馬鹿しくて最後は笑えてしょうがなかった。そこに外国人通訳のあまりにもカタコト過ぎて物語のテンポを鈍くする日本語が加わって話をマトモに見る気分になれず。

それにしても星輝美が悪人に捕まり海辺で襲われるシーンはどう考えてもあの行為をやろうとしているはずなのに、その後特に何事もなく星輝美は振る舞っているので一体何が起きたのかと気になってしまう。

〖1960年代映画：アクション：新東宝〗
1960年製作で、モーターボートのエンジン開発を巡って争う姿を描いたアクション映画らしい⁉️

2025年2,365本目

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