四季の愛欲の作品情報・感想・評価・動画配信

『四季の愛欲』に投稿された感想・評価

恋愛観が薄汚れた人物多めで中平康っぽい。
小説家の妹の旦那が良い人で唯一の救いを感じた。
あの妹の浮気相手の男はわざわざ傷つけるやり方で別れてたけどどうしてあんな陰湿な方法を取ったのか疑問。小説家が…

>>続きを読む
作家の夫は未亡人に、モデルのは布地問屋妻。カネの無心の来る母も布地問屋。妹は恋愛相談に来た。みんな愛欲に溺れているが、幸せではない。刹那的満足でしかない。そして、楽しい映画でもない。

登場人物が多くて戸惑ったが、面白かった。自分は重い女なので、執着してしまう気持ちがわかる。しかし「自分の情熱を押し付けて、相手を脅かしてはいけないよ」というのはグサっときた。でもさ、ずっと中身の軽い…

>>続きを読む

解説
丹羽文雄の『四季の演技』を、長谷部慶次が脚色、「美徳のよろめき」の中平康が監督、「麻薬3号」の山崎善弘が撮影した愛欲もの。主演は「暖簾」の山田五十鈴、「どうせひろった恋だもの」の安井昌二、「日…

>>続きを読む

山田五十鈴(清水谷浦子)
安井昌二(清水谷暁)
清水谷春江=中原早苗
渡辺美佐子(百合子 “石雲荘”の仲居)
建部桃子=桂木洋子
一柳吟子=楠侑子
峰品子=峰品子(新人)
建部士郎=宇野重吉
赤星修…

>>続きを読む
mam
2.7
このレビューはネタバレを含みます

母親が男にだらしなさすぎで、笑っちゃうくらいに奔放。

不倫に溺れてゆく母・長男・長女、それぞれの愛欲を描いた群像劇。

次女が友人を長男とくっつけようとしてたけど、他の女と出来てると知ると途端に嫉…

>>続きを読む

ラストで山田五十鈴が一蹴した。男と女の情愛は母子関係を超えた。桂木洋子と宇野重吉夫婦の名作「逢びき」と同じ結末で一安心したらこの顛末。孝行息子で作家の安井昌二が仰天。中平康監督のスピーディーな映像感…

>>続きを読む

つくづく人間が面倒くさくなる。嫉妬や欲望で悪あがきを繰り返し、大人でも過去に色々あったことにこだわる。中原早苗が清廉なのではなく、自分の友人と兄をくっつけようとしていたのに、兄が他の女性を愛している…

>>続きを読む
3.5
このレビューはネタバレを含みます

エンドマークが出てもまったく終わっていない物語。

物堅い作家といわれる安井昌二の周りにいる男女総計10名の色模様。安井昌二の妻楠侑子は人気ファッションモデルなのだが人気商売との理由で結婚はひた隠し…

>>続きを読む
Eu
-
うっかり秘密を言葉にすると、それはふたりのあいだの約束事となり
そのあとの会話は、その約束事が前提になされてしまう

あなたにおすすめの記事