これは多分「トップガン」観に行ったときの予告で観たくなっちゃった作品。
物凄くしょうもないんですけど、これが笑える。
原作者の想像力が天才的だと思います。「ノストラダムスの大預言」というパワーワード。
私が子どもの頃はこういう今となっては胡散臭いと思うようなネタを扱う番組がたくさんありました。
それに私の周りには本当に滅亡すると思っていた人もいましたね、、
じゃあそんな人類滅亡の危機に際してなんらかの対策をしていた組織があるのではないか、その人々はその後どうなったのか、そんなちょっとした想像から生まれた爆笑コメディ。
私の苦手な伊藤英明が主演です。「デオウ」のCMが嫌いで、、
でも「デオウ」のCMの嫌な要素が活きて面白くなっている作品だと思います。納得のキャスティングです。
中身なんてないので、ただ観て笑えば良いと思います。2時間のコントです。
おススメのネタは山本さんの正義との闘い。
この作品は編集で視覚効果が足されて必殺技とかが凄そうになってるんですが、固定のカメラで引きで撮ってるだけの単純なカメラワークも相まって視覚効果も虚しくコント感が薄まらない。
でも、それが逆に良いんですよ。ていうかワザと凄く見えないように視覚効果足してますよね。編集前の映像が簡単に想像できるようになってるので、それが見えた瞬間に吹く。
ということで、イケオジが揃いも揃ってしょうもないことをやってるのが面白い作品です。
現代社会に「北斗の拳」のキャラクターが解き放たれたらこういう事態になるかも知れないという想像力が天才。
「北斗の拳」観たことないですが、そんな雰囲気ですかね。
