タスマニア

雨を告げる漂流団地のタスマニアのレビュー・感想・評価

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)
3.0
2022年90本目。

場所と、その場所への思い入れ・思い出に魂が宿るんだね。
地縛霊と呼んだり、座敷童子と呼んだり、精霊と呼んだり、時にイマジナリーフレンドと呼んだり、捉え方によって様々かもしれないけど、扱われている場所のノスタルジーと相まって素敵な世界観と思想だなぁ。

団地、遊園地、プール、友達同士の喧嘩、なんて懐かしいものなんだ。

「ペンギン・ハイウェイ」と同じ監督だから期待していた部分があるけど、個人的には「ペンギン・ハイウェイ」の方が哲学的で好みだったかもしれない。
ペンギンが可愛かったしね。あと、大人が素敵だったから。

でも、やっぱり絵は綺麗!日本のアニメってすごいなぁ。
キャラクターもでこぼこしていて、キャラ立ちしているし、声優も第一線の人ばかり。
じゅりちゃん最高やで。

自分は生まれも育ちも都会っ子で、思い入れがあった土地や場所が "向こうの世界" に帰っていく経験したことないから、ノッポくんみたいな「リアル草生えるw」精霊に会うことできないなぁ。
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