年齢差とは何か
きっと10歳年の差があっても、男性が上なら、映画にならないのでしょうね。
女性が年上だから、男性が15歳だから映画になるのでしょう。
15歳のゲイリーはそこらの15歳とちがい、俳優をやっていて稼ぎがあり、会社もやっていて、母親はそこの広告担当の社員である。加えて行きつけの店もあり、夕食は弟の面倒をみたあと、そこで食べている。
それに引き換え、アラナは写真のアシスタントをバイトでしながら、親姉妹と同居している人生を悶々としていて経済的にも精神的にも独立していない25歳。
2人はつかず離れず、でもゲイリーの新ビジネスをアラナは手伝うようになり、15歳に助けられながら自立していくようになります。好きであることを認めたくなかったり、他の人にお互い目移りしながら話は進みます。
途中 笑いが入りながら、なぜブラッドリークーパーはあれほど切れるのか、なぜショーンペンはあれほど元気なのか、彼らはこの映画にどんな意味があるのかわからず、少し映画に置いていかれる感じでした。
青春の煌めき、もどかしさ、などを感じる恋愛映画でした。