第34回東京国際映画祭開催中!!
【コンペティション部門】
『ヴェラは海の夢を見る』(コソボ/北マケドニア/アルバニア)カルトリナ・クラスニチ監督
コソボという複雑な国、そして男性優位な社会で闘う強い女性を描いた一本。サスペンス的な要素も強くありなかなか見応えがありました。
主人公のヴェラは手話通訳を職業とし、シングマザーの娘とともに幸せに暮らしていました。しかし、ある日夫が自殺をし、大きなトラブルに巻き込まれて...。
主人公のヴェラが手話通訳を職業としているのが一つの注目ポイントだと思います。この手話でのコミュニケーションを効果的に使ったシーンがあり非常に印象深いものでした。
また、題名が『ヴェラは海の夢を見る』となっているように、作中何度かヴェラが海の夢を見ているシーンが登場します。
直接的でない、このような抽象的な心理描写のおかげでより深くヴェラという人物の抱える苦しみを知ることができました。
さらに劇中劇のシーンもあり、物語の本筋とそれを捕捉するような抽象的なシーンをうまく混ぜ合わせたとても深みのある作品でした!
〈鑑賞者:たくみ〉
映画祭期間中も、学生応援団が見ることのできた作品をどんどんレビューしていきますので、是非ご覧ください!!
🎥第34回東京国際映画祭
|開催期間:10/30(土)〜11/8(月)
|場所:日比谷・有楽町・銀座地区
|チケット:当日でも席が空いてる作品は購入できますので是非!
また、学生応援団が運営している各種SNSでも映画祭に関する投稿を沢山していきますので、こちらも是非チェックしてみてください。
-----------------------
🔴公式サイト: https://tiffgakusei2020.wixsite.com/advt
🔵Twitter: https://twitter.com/TIFFgakusei
🟢note: https://note.com/tiffgakusei/
🟣Instagram: https://www.instagram.com/tiffgakusei
-----------------------