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若き孤独のmingoのレビュー・感想・評価

若き孤独(2018年製作の映画)
4.0
やってることはジャンルーシュの再考。新たな世代の対話は内と外に何をもたらすのか。パリ郊外と登校風景。家庭環境や家族との仲、過去やこれからのこと、愛がなくなったらどうする? 愛とは?など話題が少しずつ入れ替わりながら学生それぞれが思いを語る。「恋はパラシュートみたいなもの」「嫌なことも人生の一部」「過去から今は作られる」思春期を通過した人なら誰しもが共感する学生たちの体験、その経験が内から外へ向けられたとき周りはどう耳を傾け身体的言語として相手に伝える(受けとる)のか。コミュニケーションの発達時期にある若者の自由な発言が物語に彩りを加える。この作品を恣意的・陳腐と見なす友人はやばいと思った。
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