自由は、あまりに弱く、おそろしく脆く、
あやふやで、儚い。
だが人が生きる上で不可欠である。
善い悪いの話ではない。
意識が高い低いの話をしているのではない。
人を人たらしめるものが自由なのだ。
誰でも撮影が出来る時代
充満する催涙ガスの中
命懸けで世界に届けられた映像の世紀。
2時間40分、涙が何度も頬を濡らした。
警察がヤクザを雇って、非武装の市民に暴力を振るい
文化を破壊し、占領する一部始終。
デモというより最早市街戦に近い。
女性記者に、妊婦、老人、子供に対する非道。
催涙ガスのせいだけではない、若者達の血と涙。
これは全くの願望に過ぎないが、陳おじさんのような
若者に恥じない大人になりたいと思った。
Everywhere I hear the sound
Of marching, charging feet, boy
‘Cause summer’s here and the time is right
For fighting in the street, boy.
今後、配信やソフト化も難しいかもわからないので
劇場で今観れて良かった。
かなり辛い映像の連続で胸が締めつけられる。
「怖いね」「ひどいよね」と
TVのチャンネルを変えれば済む。
映画は最後まで伝える。
この映画が2022年配給されたことが
なかったことにならないよう。
Hey, think the time is right
For a palace revolution.
光復香港 時代革命
加油🇭🇰
