Renさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ミクロキッズ3(1997年製作の映画)

2.5

アニメーションのオープニング、可愛くて好きだったので無くなってて残念....。
『ホーム・アローン』と同じように、アイデア一発映画のシリーズは、相当気合を入れて褌を締めてかからないと3以降厳しい。やっ
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ジャイアントベビー /ミクロキッズ2(1992年製作の映画)

2.5

前作より好きです。前回はちっちゃくなっちゃったから今回はデカくしようぜ!っていう製作陣の脳筋さが堪りません。ただデカくなるっていうことは相対的に周りがちっちゃくなることなので実質同じことなのかも。
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ミクロキッズ(1989年製作の映画)

2.5

原題は「子どもを縮めちゃったよ、ハニー」みたいな。かつてTDLに存在し、1年限定復活と謳われた『キャプテンEO』に取って代わられグランドフィナーレを迎えることなく終了してしまった不憫なアトラクション『>>続きを読む

向かいの窓(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

しんどい。根本的に合わないとはこのこと。
あんなことになってもカーテンを買わない隣人の心境が全く理解できなくて入り込めず終いだった。大切な人が今際の際にいるのに、誰かに見られているかもしれない状況設定
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

『ラストナイト・イン・ソーホー』を受けて再観賞。なんか評価4.0ってしてるけどもう実質5.0です。面白いから観てね、って、言うことそれだけなので。

ウルトラハイスペック刑事が20年間事件の無い田舎町
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

5.0

2年ぶりくらいに再鑑賞。思い出すだに最高で大好きな映画だと確信する。好きな恋愛映画は?と聞かれたら真っ先に本作を挙げたい、オールタイムベストの一作。

恋愛地獄。私たちが無意識に(意図的に)目を背けて
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Yes-People(2020年製作の映画)

2.0

返事・応答・肯定・否定・呆れ....etc。日常のありとあらゆる “Yes“ を切り取る群像劇。
あまりにも日常すぎて。“嘘“ が無さすぎて、8分の短さの中にはっきりとした主題を見出せないまま終わって
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.5

あの伝説のUKロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーに迫ったロキュメンタリー (Rockumentary=Rock+Documentary)!真面目に観るだけ損。カルト的人気の理由は観れば分か>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.5

個人的に、短い映画好き人生におけるサスペンス・スリラーの中の最重要作品の一つ。完璧だとは思わないしもっと好きな映画はいっぱいあるけど、どうしてもこうなってしまう。『CUBE』に見せかけた『セブン』。>>続きを読む

セサミ・ストリートへ愛を込めて ~エルモに命を吹き込んだ人形師(2011年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーとしてとにかく観やすいし何より面白い!好きなことを仕事にし、成功した人の半生を追う記録簿として非常に興味深かったです。個人的には原題の “Being Elmo“ のほうが好きなのですが>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

【the power of the dog】旧約聖書の一節 “Deliver my soul from the sword, my precious life from the power of th>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.0

『ドライブ・マイ・カー』の躍進が止まらない濱口竜介監督が、ミニシアター系のミニマムさに回帰したような短編集。『寝ても覚めても』や『ドライブ ~』ほどハマってないのが正直なところだけど、好きなところもあ>>続きを読む

34丁目の奇跡(1994年製作の映画)

4.0

意外とオリジナルより好きかもしれない。モノクロならではの味も好きなんだけど、今作は90年代前半のアメリカ映画のあの雰囲気がベストマッチ。ほっこり映画。

より企業対企業の販売競争的側面も分かりやすくな
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.5

リメイクじゃない方。人生で観た中で最古の実写クリスマス映画になった。これも観られるなんてありがとうDisney+。色褪せない面白さがあって、ちゃんと地に足着いている感じがいい。

自分はサンタだと主張
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グリンチ(2000年製作の映画)

2.5

フザけてる方のジム・キャリー。誰なんだか分からない特殊メイクの凄さを感じられる一方で、ヘンな顔やヘンな動きがちゃんと面白くなる彼のエンターテイナー適正に改めて気付かされる一作でした。

クリスマスが嫌
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マペットのクリスマス・キャロル(1992年製作の映画)

4.0

そう!古典をデフォルメするってこういうことじゃない?面白いしマペットにハズレ無しですごく楽しめました。マイケル・ケインのスクルージもいいね!

今作の改変成功ポイントは主に、「人間×マペット」「ミュー
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Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

2.0

Disney+で観られるクリスマス・キャロルその2。大好きなジム・キャリーの他、ゲイリー・オールドマンやコリン・ファース等実力派イケおじ俳優が名を連ねるファンタジー....なのだが。

今作では「パフ
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ミッキーのクリスマスキャロル(1983年製作の映画)

4.0

昔狂ったように観てた気がするけど、最近久しぶりに観て、いい映画だなぁとしみじみしてしまった。

人間がそう簡単に変われるわけはないんだけど、過去を見つめ直すことで、自分を素敵に変えるきっかけを掴んだこ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

原作未読、歌だけ知ってる。『ボヘミアン・ラプソディ』『ジュディ 虹の彼方に』に代表される歴史人の憑依芸が世界的に評価された近年の流れを汲んで日本が放つ "世界のキタノ" の伝記作品。YouTubeの普>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

面白すぎた!!Netflixが製作した最高の悲喜劇。年間トップ5レベル....!コメディの真髄を見ました。誰にでも分かる気候変動と世界の終わりの寓話。イソップ童話のように語り継ぐべき。

チャップリン
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

ライト監督らしいカラッとした楽しさは鳴りを潜め、過去や憧れの負の側面を描き出した新境地といえる作品だと思う。一方で映像的快楽・音楽的快楽は通常運転!

導入の田舎の子が都会に馴染めない感じが辛い。前半
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

好みで言ったら結構好きなんだけど、めちゃくちゃプレゼンが難しいタイプの映画。あらすじは各々で調べるか実際に観るかしてもらって、推しポイントと軽い感想を纏める。

国際映画祭とかに出しても賑わせそうな質
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

なんだこれ。優しすぎる青年・町田くんは主人公たる主人公であり教祖でありキリストでありフォレスト・ガンプ。そんな彼が「分からない」感情を分かるまでを描いた日常ファンタジーでした。

高校生らしくないキャ
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

『冷たい熱帯魚』かと思いきや『レオン』だった。面白い!低予算・無名キャストのインディーズ映画ならではと言うべきか、設定と展開の妙が冴える。『カメラを止めるな!』ほどの話題性には恵まれなかったものの、観>>続きを読む

ジングル・オール・ザ・ウェイ2(2014年製作の映画)

3.0

全然悪くない!というかむしろ前作よりも全編通して楽しめました。

ノエルちゃんが大天使。こんな可愛い娘なら溺愛しちゃうよね。彼女を巡って、実父と、実母が再婚した義父が相手より好かれる父親になろうと奮闘
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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

3.0

シュワちゃんがおもちゃ買う話。『ホーム・アローン』なんて超可愛く思えてくるくらい、常識もモラルもゼロな展開のオンパレード。前半60分は星2.0だったのにラスト20分が星4.0だったからこのスコア。>>続きを読む

クロース(2019年製作の映画)

4.5

泣きました。絶対に毎年観たいクリスマス映画のラインナップに余裕で仲間入り。あまり人の感情を決めつけるような発言はしたくないのですが、今作に関しては声を大にして言いたい。「これ嫌いな人いないでしょ!」>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.0

サイダーの
ように言葉が
湧き上がる

湯浅政明みを感じる独特な手書き風デザインに、夏休みに恋に花火にと「如何にも」な要素を詰め込んだ令和の夏アニメ。諸手を挙げて絶賛絶賛!とまではいかなくとも良かった
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

2.5

スマホもドローンも使えるインディ・ジョーンズことジャッキー・チェンが世界中を飛び回る!『レッド・ノーティス』然り、こんなバカバカしいお話に大金を注ぎ込めるのがこのテの映画の楽しさですよね〜。いつにも増>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.5

死ぬほど合わないことを懸念していたが1から10まで最悪だったということはなく。ただ断じて心を揺さぶる感動作ではないとははっきり言っておく。ミュージカルであることに必然性がある点は良かったものの、最後の>>続きを読む

一本の線(2016年製作の映画)

2.5

線は変わり映えのない単調な暮らしを端的に表し、時間という単線的なものの表現としてぴったり。輪郭のないキャラクターデザインは、確固たる自我の無い人間を表すと同時に匿名性があって良かった。誰の物語でもある>>続きを読む

ツリーから離れて(2021年製作の映画)

3.0

『ひな鳥の冒険』×『ファインディング・ニモ』。
本編より良い、はさすがに過言だったけどちゃんと佳作。いつの時代も、本編が好みでなかったときにノーマークだった短編のほうを好きになってしまうのはディズニー
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

概ね楽しめた。というか、起承転結の転までは満点に近い。とにかくラストについて観た人と話したい。昨今の「家族」「血縁」物語をたくさん観ている人の中でも、かなり評価が割れそうなのは間違いないと思われる。>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

真面目な方のジム・キャリー。アカデミー賞脚本賞受賞と言われればそれも納得の構成の妙。社会的メッセージ性は希薄だが、単純に恋愛映画の一つとして歴史に名を残しているのも納得だった。

『ブルーバレンタイン
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.0

オリジナルをほぼ完コピしたリメイク。結果、ストーリーはデンマーク版のまま、ジェイク・ギレンホールのギャンギャンに目を見開いたあの顔が91分映り続ける映画になっている。なので、ジェイク目当てで観た人にと>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

まだまだ映画にはワンアイデアで作れる可能性があることを知らせてくれる作品。Netflixで配信が開始された瞬間に飛び付きました。歴史に残るのも当然で、ラジオドラマかっていうくらい音声が頼りの一作。>>続きを読む