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ニューヨークの午後、ヒロ夫妻が従兄弟のケイに訪ねられ夕飯の為に生きた鶏を買う短編。
陰影を際立たせた映像がキレイで、面白い構図も多かったです。ただ演技がイマイチ。ヒロのいけ好かなさの演出自体は良かっ>>続きを読む
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ゲイカップルが地元で結婚式をする話。何度も出てくる村の空撮は確かに凄いのですが、その他のカットでは村の美しさが全然生かされていませんでした。
さほど起伏なく話が進んでいきますが、テンポとコメディ要素>>続きを読む
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一家皆殺しにされたマチルダの復讐を殺し屋レオンが手伝うお話。スティングが歌ってたことも忘れてて「こんなだったっけ?」と思うシーンが多かったです。
前半はオシャレ感を最優先したような画作りで、鼻につい>>続きを読む
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食い物が上から降りてくる謎の建物にゴレンが閉じ込められるお話。照明が暗すぎて何が映ってるのかよく分からない箇所がちょいちょい。
ものを食うSEが大げさかつ汚すぎて不快でした。トリマガシの肉だけボカシ>>続きを読む
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全能の神サン・ラー様が敵を打ち倒し哀しき運命の米黒人たちを万物の根源たる音楽の力で救済せんとしてくださる正義の物語。鼻持ちならなさのないB級感。
どこまでもトンチキな話ですが、意外な劇伴の良さと、無>>続きを読む
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旧ソ連からイスラエルに移住したヴィクトルとラヤ夫妻のちょっとだけドタバタしたコメディ。ガスマスクとは、さすがイスラエル。
のほほんとした空気感がとても心地良かったです。特にラヤの演技がずば抜けてハマ>>続きを読む
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おじいちゃんのソール・ライターの密着ドキュメンタリー。ケラケラ笑う好々爺ぶりがたまらない。若い頃はもっと尖ってたんだろうなあ。
完全密着そのままに、ライターの魅力がストレートに伝わるつくり。13の章>>続きを読む
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映画「ネズラ」制作の様子を再現したお話。ネズラは知らずとも、永田が出てきた時点で実話ベースなのかなと思えました。キャラは余りに違いましたが…。
ナガノの家の縁側に室外機が回っていたり、袖まくってたり>>続きを読む
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祖母を筆頭にした顧一家を、開発の進む富春とそこに流れる富春河を背景に描いたお話。150分は長過ぎる内容…。
富春河の美しさが味わえると思いきや、肝心の画が全く美しいと思えず。絵葉書的な構図と色遣いば>>続きを読む
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山中で繰り広げられる、タヌキの金太とロボットの銀次の、コテコテの大阪弁でゆるーく会話するお話。肌切りそうで怖いロボット。
明るさがまちまちでところどころ飛んでたりしてストレスを感じましたが、ロボット>>続きを読む
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公共救急車の数が圧倒的に足りていないメキシコの私設無認可の救急隊の一つ、オチョアファミリーの密着ドキュメンタリー。ホスエの半ケツが愛らしい。
ナレーションと劇伴は一切なしの、本当に密着。親父、兄、弟>>続きを読む
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妻スザンヌの殺人容疑で拘束されたジャックの弁護を近しいノラが弁護士デュポン=モレッティに依頼して頑張るお話。司法の尊厳がテーマのようす。
ほぼ一直線の法廷劇ですが、その中身はドタバタと「真実」の追究>>続きを読む
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中国政府広報観光案内オムニバス。その地域ごとの名産品紹介やプロモーションがかなり鬱陶しいです。
俳優陣は全員いい演技してますし、コメディとして面白いものも多いんですが、無理矢理な広報カットにゲンナリ>>続きを読む
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移送中の刑務所から消えた死刑囚を探す密室劇。皆演技が上手いなあ。特に所長がキレキレでした。
並のサスペンスといった内容。カリミがアフマド側についていたというのも、分かりやすい伏線。お守りにしろ死刑台>>続きを読む
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警察のサマドが薬物取引の元締めナセルを遂にパクるも色々と上手く行かないサスペンス。買い手としての日本。イランの女性警官の格好に驚いたり。
殆どの時間で誰かと誰かがやり合っていて、台詞が途切れることが>>続きを読む
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俯いた赤い衣の坊さんが、ゆっっっっくり街中を歩くだけのお話。ビニール袋持ってたりするのが可笑しい。
赤い衣と街中のコントラストが凄く、構図もキマりまくり。ゲリラ的な撮影のようでしたが、夜のシーンなど>>続きを読む
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引越社による弁償費用の不当な天引きに異議申立するための労組加入に対する不当なハラスメントに西村(仮名)が対抗するドキュメンタリー。監督の友人が過労自殺した事実も時折重ねられます。
いきなり社名が思い>>続きを読む
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両親亡くした三姉妹のお話。ほぼ真ん中のアナのみに焦点。親父は母を苦しめた悪者。母のイメージの横溢。
ロサが一番存在感を出していたような。フワフワした話の現実感を担保していたように思いました。「おっぱ>>続きを読む
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スレイマンがナザレ、パリ、ニューヨークと巡るロードムービー。スレイマンはヒゲをたくわえて顔立ちが微妙にカッコよくなってしまいましたが、シュールな間合いの表情は相変わらず素晴らしい。
冒頭のキリスト教>>続きを読む
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中国建国70周年記念オムニバス映画。プロパガンダとまでは言えないでしょうが手放しの人民称賛が延々と続き、「アルマゲドン」を見せられているような。
「前夜」は建国式典の国旗掲揚機の技術者のプロジェクト>>続きを読む
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マサチューセッツ州ブリッジウォーターの、触法精神障害者向け矯正施設らしき場所の潜入ドキュメンタリー。誰一人カメラを意識していないのが、逆に不自然に感じてしまいました。
解説的要素は全くなく、淡々と収>>続きを読む
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イスラエルのパレスチナ人の日常すぎる日常を映し続けるお話。冒頭のオバちゃんの長々とした愚痴からもう面白い。アラブ系イスラエル人的あるあるなのか。
第一章はオムニバス。店の前で喧嘩する車の2人が楽しい>>続きを読む
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前科者のケルメクとエヴァが映画館つくるために逃避行するお話。カザフスタンの地平線がとても美しい。
寓話的な雰囲気ですが、感情表現が今一つ。コメディタッチも成功しているとは思えず、そもそもさほど笑えな>>続きを読む
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妻が溺死して自分も死にかけた過去をもつドM外科医パパのユハが首絞めてもらいたいお話。考えてみれば何でボンデージスタイルなんだ?
剥がれかけた爪をそのまま剥がすシーンがイタタタタタ。ヒー。逆に歯を抜く>>続きを読む
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ポルトガルの山岳地帯のトラス・オス・モンテス地方の様子を映したセミドキュメンタリー。最初の15分くらいはただの記録映画のよう。
前半は少年アルマンドらの日常が朴訥に描かれます。母が優しい。登場人物が>>続きを読む
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スペインの幼い姉妹アナとイサベルを取り巻くお話。訳の妙か「映画の缶詰だ」という台詞にはグッときました。
アナとイサベルが可愛らしく、素晴らしい配役。2人のささやき声のやりとりも心に刺さります。映画を>>続きを読む
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ESとその恋人を軸にパレスチナの日常を淡々と映し出すお話。反イスラエルがどこまで本気なのか絶妙なラインを突いているよう。
いきなり殺されるサンタをどう捉えればいいやら。ブラックな表現が多かったですが>>続きを読む
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ナゴルノ・カラバフの閉鎖空港にやってきた監査員のお話。2020年の紛争の前に撮影したのだとすれば悲しい。
空港の監査と、滑走路を通り道にする水売りの少年が淡々と描かれます。空港そのものの非日常性や異>>続きを読む
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ホームレスの人々に振付師のアオキ裕キがダンスを教えて踊る「新人Hソケリッサ!」のドキュメンタリー。バスタ新宿でよく寝られるな…。
アオキ氏の魅力が素晴らしい。独特の哲学があり、表現者としてのハラが据>>続きを読む
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デリーのトラック運転手ガーリブが家庭は上手く行かず腰痛に苦しみながら働くしかないお話。静謐なインド映画というだけでレアな体験をしている気に。
独特なシーンの構成。出来事の発端や結末をバッサリ切り落と>>続きを読む
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マフィアに追われて行く先々で女が死ぬ男ダヴドが愛を探すお話。カフカスの映画らしさなのかなあ、と感じる詩的で静謐な表現の数々。
アゼルバイジャン、カフカスの山々の風景がとんでもなく美しい。固定でスクリ>>続きを読む
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謎のヒッチハイカー、ジョン・ライダーにジムが追いかけ回されるお話。真っ昼間以外では明るさがコロコロ変わり時間の感覚が壮大に狂わされました。
そうはならねーだろというシーンが次々に襲いかかり、常に不穏>>続きを読む
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中年と青年の2人の台湾人の日常が淡々と撮されるお話。字幕は意図的につけてないそうですが、台詞はほぼなし。
何も起こらない長回しが大半。表情が分かるカットが特に印象的。2人はどこかで交差するだろうと思>>続きを読む
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謎のシークエンスが連発されるお話。セリフもなく、詩的というのかどうか…それもよく分からない、意味も脈絡も分からない映像。
「天使」というタイトルから、何かが天使なのか、とも思ってしまいましたが、おそ>>続きを読む
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40歳独身で失職したプロデューサーのチャンシルが居候して恋するお話。レスリー・チャンの幽霊はなかなかのセンス。
訴求力のある邦題でしたが、気づかぬうちに福に囲まれているのか、最終的に福に囲まれるのか>>続きを読む
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テレサが故郷の集落バクラウに帰ると市長トニー・ジュニアに雇われた傭兵軍団に襲われ返り討ちにするお話。見事なまでに狂って…はいなかったです。
焦点の人物が定まっておらず、ずっと浮ついた雰囲気。前半は町>>続きを読む