Jayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

Jaya

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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

少年院を仮退所したダニエルが村でトマシュ神父になりすまして交通事故の蟠りを解くお話。ポーランドでの実話が元らしいですが、どこまでが実話だろう。

ダニエルのハマり方、俳優としての個性が凄まじかったです
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DUMB TYPE 高谷史郎 自然とテクノロジーのはざま(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ダムタイプの舞台、インスタレーションを振り返りながらのインタビュー。かなりざっくり振り返ってました。

高谷が演出の意図を直接的に語っている場面がありましたが、種明かしをされているようで聞きたくなかっ
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甦る三大テノール 永遠の歌声(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

三大テノールの1990年と1994年のコンサートを振り返るドキュメンタリー。オペラも観たことなくパヴァロッティだけ辛うじて知ってるくらいで観ました。

編集がやたらに上手かった印象。歌唱をたっぷり聴か
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

テレビディレクター田部井一真がムヒカを取材するドキュメンタリー。喋ってる途中に劇伴入れるお寒いテレビ的編集だけは本当にいい加減にして欲しい。

ナレーションでいい年した男の一人称が僕というのにはゲンナ
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大コメ騒動(2019年製作の映画)

1.6

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いとたち「おかか」らが富山で米騒動を起こすに至るお話。志の輔がやってたのは結局誰だったの…?

富山県出身者を揃えているらしいですがチョイ役で無理矢理入れてたり、標準語の役だったり、ブレブレでした。
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Rain Town(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

雨の止まない街での女の子とロボットらしきものとの交流。とても絵がキレイ。かなりクオリティ高いです。

出会いと別れの流れはよくあるものでしたが、きっちりウルッとさせられるような丁寧さ。かなりしっかりし
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ホリデイ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

男と女とイモリ?みたいな動物のお話。実写を交えたり、表現の方法がとても独特で面白かったです。

3人とも描き方が違っていて面白い。そしてなぜか耳だけになってしまう女。男とイモリはそれを嘆き耳から女を取
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かまくら(2013年製作の映画)

3.1

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ふわふわもちもちのものが形を変えていくお話。

どこがかまくらなのかも分からない!でも劇伴は心地良く、ふんわりと見ていられました。

針を通すところが妙にリアルで痛そう。最後の球体も何だかよく分からな
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.3

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死んだ新聞成金ケーンの過去を記者トムソンが再構築しようとするお話。大昔には良さが分からず、今見るともしや、と思ったんですが…。

ケーンの配役が素晴らしいです。映像の技法も凝っていて面白い。当時として
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.9

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ゴミ回収職員のニカンデルとスーパー店員のイロナの愛の物語。腰に手を当てて給油するニカンデルが堪らない。

独特の画作りと台詞回しが楽しい。起伏を抑えた、諧謔のある表現にグッときたりクスリとしたり。劇伴
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

遠い惑星の中世欧州みたいなアルカナル国を調査しつつ神様扱いのドン・ルマータがドン・レバらの内戦に巻き込まれるお話。どろんと垂れたロバのチンポコからカットが明ける映画他にあるかな…。

とにかく泥だか糞
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青春神話(1992年製作の映画)

3.9

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鬱屈した予備校生シャオカンとコソ泥アザーの、全く交わらない物語。繰り返される不穏な劇伴がカッコよかったです。

イメージの連続のような展開。泥棒、浸水、ゲーセン、脈絡がハッキリしている訳ではないですが
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熱帯魚(1995年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

誘拐された中学生と男の子、誘拐犯とのロードムービーのようなお話。ラストの街を泳ぐ巨大熱帯魚の美しさが凄かったので、観終わった後は良い気分でした。

コメディタッチながら間や台詞回しが今一つで、笑いどこ
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実在の謎の孤児カスパー・ハウザーが見つかって殺されるまでのお話。カスパーことブルーノ・Sが尋常でないハマり方でしたが、実際に似たような環境にあった人物だと知って愕然。

かなり淡々とした描き方で、つな
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

マンションの空き物件の一室を舞台にシャオカンとメイとアーロンが擦れ違うお話。劇伴一切なしセリフもほぼなし、3人が名乗ることすら一度ずつ。

孤独に溢れていながら、シャオカンが手首切ってセックスを覗く姿
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

元野球エリートのアリョンと恋人のアジンが互いに鬱々として管を巻くお話。まさか僅かとはいえ広島−阪急の日シリの映像が見れるとは思いませんでした。

アジンの人物描写が頓珍漢。いい年して若いのと何してんだ
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火の馬(1964年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

カルパチア山中のイワンが敵対する家のマリーチカと婚約するけも出稼ぎ中に死んで絶望するお話。傘だけ現代風…?

イワンを立て続けに不幸が襲いますが、兄と父の死はそれほど心に影を落とすことはなく、悲恋の相
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父の初七日(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

父が死んで火葬までの7日間にアメイがあたふたするお話。「恨み節」と台湾版「酒よ」。海外の冠婚葬祭のシーンを観ると、貴重なものを見ている気が。

お供えにエロ本乗っけたとこからコメディ一色でガンガン来る
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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

94歳の小学生おばあちゃんゴゴのドキュメンタリー。ドキュメンタリーで車の外と中のカット繋がれるとゲンナリ。

カットを割り過ぎていて、やらされてる感が凄かったです。他にも何回か撮り直してるような箇所や
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アシク・ケリブ(1988年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

吟遊詩人アシク・ケリブが出稼ぎの旅に出て帰ってきて婚約者と結婚するお話。タルコフスキーに捧げるの文字に驚き。

比較的分かりやすいお話の展開。旅の途上で色々とありますが、そこも分かりやすかったです。
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

イギー・ポップが語るイギー・ポップとThe Stoogesのドキュメンタリー。人当たりの良さそうな語り口に驚きました。

当時の映像や画像を効果的にコラージュ的に入れ込んだ飽きさせない作りで、編集の上
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

1.4

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19世紀末ら弁護士ジョナサンが婚約者のミナを御年400余歳のドラキュラ伯爵に寝取られるお話。ディズニーランドじゃないんだからというようなセット。

冒頭の鎧からどえらいダサさ。アメコミヒーローじゃん。
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スラム砦の伝説(1984年製作の映画)

4.1

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解放奴隷ドゥルミシハンが旅で商人と出会い儲けてヴァルドーを裏切って結婚したら息子ズラブがトビリシのスラム砦の人柱になるお話。ロシア語同時音声つきを鑑賞。余計に分かりにくかったです。

冒頭の水滴(?)
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(1997年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

シャオカンが首が痛くなって親父とハッテン場で出くわすお話。サウナがハッテン場というのは万国共通なのか。

首が痛いという契機から、独特の表現力で2時間もたせてしまう技量が素晴らしい。劇伴が一切ないのも
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スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

オーティスとベイビーがフォクシーのおかげで脱獄してメキシコに行くお話。クソダサいオープニングタイトルに、これは面白そうだ、と思った自分がマヌケだったと思い知らされました。

プロットの酷さもありますが
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

デザイナーのジーンがリフォームのために頑張って断捨離していくお話。演技は今一つでしたが、キャラクターにピッタリな配役が多かったと感じました。

前半はかなりテンポがよく、コメディタッチでクスリとするシ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アダムとイブの吸血鬼夫婦が汚染されたゾンビだらけの現代で久々に会ってデトロイトからタンジールに行くお話。アダムはレトロ趣味のミュージシャンで、劇伴がカッコいいです。

人物の撮り方がキレキレでカッコい
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バナナ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

得勝と門栓の凸凹兄弟とともに台湾の近代史を駆け抜けるロードムービー。民衆目線のノスタルジーを主題にしたようなつくりでした。

2人のキャラクターに寓話感が上手く醸し出されていました。兄の得勝がいいキャ
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FORMA(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

由香里が父と寝ていたことの怨みを綾子が晴らそうとして返り討ちに遭うお話。ソフト化されないのは勿体無いですが、その意図は分からなくもない。

くすんだ色合いはイマイチでしたし、画の美しさも感じなかったの
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

2.9

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サーカス団のフリークのハンスがブランコのクレオパトラに惚れるけど騙されて婚約者フリーダの元へ戻るサルカニ合戦的お話。見世物的な撮影で複雑な気分。

ハンスが恋に溺れすぎてただのマヌケで特に感情移入でき
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知られぬ人(1927年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

病的に手を怖がるナノンと、両腕がないフリをしているアロンソ、ナノンに恋するマラバールの、サーカスを舞台にしたお話。馬の足元が回転してたら何の意味もない気がするが…。

アロンソの顔芸は見物でした。特に
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ざくろの色(1971年製作の映画)

4.2

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緒言曰く、詩人サヤト=ノヴァの叙情詩を映画によって表したお話。当然ながらストーリーは測り難く、開始10分でイビキが聞こえてきたのもむべなるかな…。

独特の中世宗教画のような平面的な画面構成。宗教画か
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盜命師(原題)(2017年製作の映画)

2.4

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死んだ男の鳩レース賭博の借金返済の為にバービーが男の臓器売買を決断という訳分かんないお話。鳩の治療に使う吊るす器具は「へー」という気持ちに。

終盤の畳み掛けるようなイメージ映像の連発には少々辟易しま
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

教授レイモンがガソリンスタンドでサスキアを攫って埋めて3年後にその恋人レックスも埋めるお話。クロロホルムじゃ無理なんですよそんなこと。

一応は謎解きですが、かなりしょぼい謎でした。そんだけ?いくらな
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永遠の人(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

阿蘇の小作人隆と恋人のさだ子とそこに岡惚れして手籠にした地主平兵衛の戦前から戦後にかけての30年の因縁のお話。守人が「アカになって暴れてる」というのは笑えました。

阿蘇の山並みがとても美しい。何故か
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血観音(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フィクサー兼古物商の母、佘月影と長女寧寧と次女だけど実は孫の真真の母系棠一家がスキャンダルに絡んでドロドロのお話。エンドロールにはネコの名前も。みどりとRuby、かわいい。

最初はかわいらしい娘程度
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