Jayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

Jaya

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狂猿(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

プロレスラー葛西純の密着ドキュメンタリー。痛い!ひー。竹田選手のお肉でろーんは流石にキツイ。竹田選手、どうやら復帰は果たしているようですが…。

葛西純、ベストバウト賞を獲ったりして名前だけは知ってい
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャワの日本軍捕虜収容所でヨノイ大尉が移送されてきたセリアズ少佐に惚れるお話。高画質スクリーンで観れて感動でしたが、血糊袋がハッキリ分かったり、良し悪しだなと思う箇所も。

タイトルバックから尋常でな
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カリプソ・ローズ(2011年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

トリニダード・トバゴのお婆ちゃん歌手カリプソ・ローズのドキュメンタリー。カリプソは初耳でしたが即興性が強く、ヒップホップのルーツかなと思ったり。

内容以前に画質が悪すぎてゲンナリしました。画そのもの
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

空間転移装置でキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクに瞬時に飛ばされたマシコフとゲデバンのお話。ジャンプカットみたいになっていたのはフィルムの損傷…?

よく思いつくなという奇想天外さに加えて、造形も絶妙なゴ
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ブローカーに斡旋され青森で不法就労者となったベトナム人女子たちのお話。といって焦点はほぼフォン1人。

日本で搾取されるベトナム人たちの実態を告発するような内容と思いきやそうでもなく。最後にはフォンの
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相続人(1973年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

両親の事故死により財閥を相続したバートが、その死の真相に迫っていくお話。
カットの繋ぎが個性的な超正統派サスペンス。クロスカッティングが印象的。

バートことジャン=ポール・ベルモンドがかなり様になっ
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リオの男(1964年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

カタラン教授の陰謀で攫われた恋人アニェスを救うためにアドリアンがパリからリオまで追っかけてるお話。開発途上のブラジリアの映像が楽しい。

RPGみたいな謎解きで宝に辿り着いた教授は古代文明マルテックの
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海辺の家族たち(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

南仏での3兄弟の周りで色々起こるうちに移民を見つけるお話。この場所そのものが主人公の話のようにも感じました。

構図がキマっていて、それだけで説得力をもたせるような画面構成でした。加えてカットの繋ぎ方
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

認知症になった父アンソニーの一人称の世界が描かれるお話。名前がアンソニーなのは偶然なのか意図的なのか…。

構図や撮影は凡庸に感じました。キャラ付けもかなり類型的。ただしそれもどこまで意図的なのかはよ
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赤線地帯(1956年製作の映画)

3.7

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売春防止法直前の吉原の風俗店、「夢の里」での5人の娼婦の群像劇。当時の性を含めた風俗の様子が伝わるという点だけでもかなり面白かったです。

ミッキーこと京マチ子のハマりっぷりがすんごい。飄々としている
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刺青(1966年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

女郎蜘蛛の刺青ゆえかそもそもの業か、お艶の復讐(?)劇。権次こと須賀不二男が珍しく侠気のある役かと思いきややっぱり小悪党…しょうがないか。

お艶の迫真の演技が素晴らしい。他の俳優の演技も良かった。脚
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NGK(2019年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

NGKことクマーランが政界でのし上がっていくお話。ダンスと唐突なアクションが素晴らしかったです。

中身はかなり退屈。クマーランが政界に入ってからの変容ぶりが飛び飛びで連続性が感じられませんでした。諂
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.8

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兄さん姉さん同士が2組結婚しているという杏子と三郎のわちゃわちゃしたラブコメ。コメディタッチの中で、特に長男の一郎がいい味出してました。

ストーリー自体はかなりざっくりしていて深みがある訳でもなかっ
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

4.0

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男も女も手玉に取る光子のお話かと思いきや、というお話。作家たる谷崎への園子の独白?一言も喋らない作家の間抜けな気持ち悪さで笑えました。

光子と園子の配役が素晴らしく、それに応えるずば抜けた演技。のら
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ジャック・リヴェット、夜警(1990年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ジャック・リヴェットへのインタビューの一日の映像。字幕の付け方に疑問もあり、かなり頭に入って来づらい。

二部構成の前半はお昼。セルジュ・ダネーの、いかにもフランスという回りくどい言い回しの心理テスト
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Les coquillettes(原題)(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ソフィー、カミーユ、キャロルがイタリアか映画祭でそれぞれセックスする話。映画が出てくるのはセックスシーン1カットのみ。それを観て泣く3人。何で?

キャロルの部屋(たぶん)に3人集まって、映画祭に行っ
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思い出の船乗り(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ソフィーとレティシアが喋ってるだけのお話。会話に内容が無さ過ぎて辛い…。

二人のトークに被せて、時間的には先にある視点からの二人のコメンタリーが流れるという手法は面白いんですが、情報が多すぎて少し気
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バーニング・ゴースト(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

幽霊になったジュストが昔惚れたアガトを追っかけるお話。ラストシーンの橋がやたらフォトジェニックで白けました。

後半に入ると特にそうなんですが、この世界の幽霊のルールがさっぱり分からず全然付いて行けま
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涙の塩(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

女好きのリュックくんがとっかえひっかえするお話。画は一貫して美しいんですが、劇伴が今ひとつ。

演技も全員やたら上手くて、かつカメラも相当上手く、感情がとてつもなく的確に表されていたように感じましたが
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

よく分からない出張キャバ嬢のようなホリーとヒモ兼作家のポールが色々あってくっつくお話。猫が一番良い演技。

ホリーがハマッてなかった印象。演出含めて、ホリーの心の細かい機微まで描けていなかったように見
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走り来る男(1989年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

弟の罪を被って刑務所行ってたハゲ兄貴ロランが弟ジェラールのもとに帰ってきて妻アニーとキスするお話。ハゲロランの笑みが画面映えしていました。

いきなり怒り出したり笑顔を見せたり、感情表出が理解できずに
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アリス(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

少女アリスが部屋のウサギの剥製を追いかけて不思議の国に迷い込むお話。冒頭で夢だと明言されるのが面白いです。

ウサギとの追いかけっこ。ウサギがキモカワいい。歯のカチッカチッがいい味出してます。アリスの
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浮草(1959年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

旅芸人一座の座長駒十郎の内縁の妻すみ子が隠し子清に嫉妬して団員加代をけしかけ一座解散になるお話。島の話かと思っていましたが、地続きでしたか。

画面の構図がいちいち美しすぎる。雨の中、駒十郎とすみ子が
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ファウスト(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

男がファウストを演じて悪魔と契約するというシュヴァンクマイエル流ファウストのお話。元のファウストとは殆ど関係ありませんでした。

「ファウスト」が悪魔に魂を売って死に次なる者へとループするというお話は
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ルナシー(2005年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

拘束衣の悪夢に悩むジャンが知り合った侯爵に誘われ精神病院に入るも実は主客転倒というお話。冒頭にわざわざシュヴァンクマイエルのお言葉がありますが…よほど憤懣が溜まってたのかな。

お肉がやたら印象的。切
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雁の寺(1962年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

祇園にいくらもいそうな、絵に描いたような生臭坊主を不遇の小僧捨吉がヤッちまうお話。主演は若尾文子なのか…?

構図がひたすらバキバキにキマっていて素晴しかったです。モノクロのコントラストの付け方も見事
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人現場を見かけたことからピアニストのマークが殺人犯を追うサスペンス。何でこんな邦題にしちゃったのか。

異常に悪いテンポ。必要性の感じられないカットやシーンの連続でダラダラダラダラしていました。演出
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緑の牢獄(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

戦前、西表炭坑に統治下台湾からやってきた管理人の娘、橋間良子ばあちゃんに迫るドキュメンタリー。いわゆるドキュメンタリーとは、まるで違う撮り方。

バアちゃんとの距離を一切感じさせない構成が素晴らしかっ
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

したたかにタカりまくる前田一家がさらに上手な幸枝に翻弄されるお話。ピノサク・バブリスタとは思い切った名前。

舞台が全く動かないなか、構図がキマっていて、飽きさせない画作りが凄かったです。不気味すぎる
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

不妊のホラーク夫妻が作った木の人形が妖怪オテサーネクとなり人を食いまくるのを少女アルジュビェトカが庇うお話。オテサーネクが動き出すまでが長い…。

クローズアップの使い方が楽しい。特にシュタードレル夫
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悦楽共犯者(1996年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

変態たちがそれぞれ悦楽に浸るお話。セリフなし。アップやズームを謎なタイミングで多用して気持ち悪いです。やたら瑞々しいSE。ビチャビチャッジュルジュルッ。

ピヴォイネは鳥、隣の婆さんは藁人形S
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

気ままな芸者の小えん=磯部友子の男遍歴のお話。当時の女遊びの床入の描写なんかにリアリティを感じました。

小えんの人物像が巧み。底抜けに明るいわけでもなく、陰がある人物でもなく。風の向くままに何も考え
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フェノミナ(1985年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

虫を操れるという少女が殺人事件に巻き込まれて犯人を探すお話。劇伴が斬新というか頓珍漢というか。

揃いも揃って棒読みの酷い大根でした。演出も酷い。学校でイジメられるシーンなど、シーン毎の展開は滅茶苦茶
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8月のエバ(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

33歳エバの地元での夏休みの話。よく分かんないけど妊娠してましたって、どんなオチやねん。

エバが自分のお腹を確認するカット、少し膨らんでるように見えますが、何か入れてるのか単に下っ腹が出ているのか見
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Just Don't Think I'll Scream(英題)(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

既存の映画のカットをかき集めて、監督がアルザスの田舎で過ごした終盤の期間を振り返るお話。カットが使用された映画は一作品しか気付けず。

モノローグに集中しないとすぐ置いていかれそうな作品で、集中してい
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狼をさがして(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

企業連続爆破事件を起こした東アジア反日武装戦線のメンバーを扱ったドキュメンタリー。別に探してなかったです。韓題なり英題は「東アジア反日武装戦線」とシンプルなようですが。

インサート映像の風景がやたら
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