このレビューはネタバレを含みます
謎のヒッチハイカー、ジョン・ライダーにジムが追いかけ回されるお話。真っ昼間以外では明るさがコロコロ変わり時間の感覚が壮大に狂わされました。
そうはならねーだろというシーンが次々に襲いかかり、常に不穏な撮り方していることもあって、ストレスが溜まりました。カット割もおかしかったりして、シーンが成立してない気がするところも。
ジムの意味不明な行動に加えて、明後日の方向を向いてるような演出の数々。ジョン・ライダーも扱いをどうしたいのかよく分からない演出ばかりでウンザリ。
ライダー一人でもたせるような内容にしたかったようですが、ライダーの存在感はギャグにしか見えず、結局何がしたいか伝わってきませんでした。
終わってみるとじわじわとB級的ハズレ映画としての魅力が湧き上がるようで、もう一度観てみたくもなる不思議さを感じた映画でした。