Colさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

感動の実話ということで鑑賞に至る。劇場予告見たときは女性用生理用品で感動のストーリー?とイメージがわかず敬遠していたが結果見て非常に良かった。

冒頭10分間すでに主人公ラクシュミの人柄・奥さんに対し
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.5

ドゥニ・ヴィルヌーブに近年きになる監督として新作から総ざらいでみてきている。本作も誘拐事件を題材とした重苦しいテーマを取り扱った作品。SFの作品も多いが本作のようなシリアス路線・ おふざけ要素無しの重>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.3

問1.下記の【   】にあてはまる式をすべて選択しなさい。

ジェイソンステイサム × 【   】 = 痛快アクション

①タクシー  ②巨大ザメ  ③傭兵  ④スパイ ⑤レーサー ⑥アドレナリン
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.4

公開当初あまりチェックはしていなかったも、Filmarksで評判が良い様なので観賞。
JJ・エイブライムス制作なんですね。第2次世界大戦のナチスドイツ占領下の施設地下深くマッドな実験より不死身な兵士と
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

正月帰省し、65インチ液晶TV・2.1サラウンドスピーカーで鑑賞。

近年のゴジラシリーズはみておらず。というか小さい頃ですら1作品通してみた記憶がないのでこの作品がシリーズ初鑑賞にあたる。想像以上に
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.2

展望ホテルへようこそ

幾人の心にモダンホラーの金字塔として刻み込んできた作品『シャイニング』自分も5本の指に入ろうかという大好きな作品である。

40年後の後日譚が描かれると楽しみにして映画館へ行く
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.3

あまり日本では認知度が低い人物“エドワード・スノーデン“
世界一の告発者の異名を持っているにもかかわらず、日本人は関心がない。

嘘か本当か本作では彼が日本の全電力をOn off出来るマスタースイッチ
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

ギャスパー・ノエの虜。

前々作『エンターザボイド』を劇場で鑑賞し、あの幻覚のようなトリップ感&観るもの置いていく空虚感をまた味わいたく観にいった劇場はサングリアを持ち込みOKだったので、秘薬を片手に
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あなたを、想う。(2015年製作の映画)

3.7

風鈴の音と波の音の残響が観た後に残った作品。たまたま見たトレーラーが非常に綺麗で内容を気にせず劇場に足を運んだ作品。親の愛と本当の自分を探す苦悩、未来永劫を語った本作に似合う非常に洗練された美麗なシー>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.2

ハイディメンション<高次元>ムービーとは⁉︎

トレーラーを見て、無条件で興奮ができそうで、スタイリッシュなアクションが楽しめそうな雰囲気がバリバリ伝わってきてたまにはこういう映画がみたいと思い久々の
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

その時の自分は彼女にどのように嗅ぎとられていたのだろうか。

人の形をしているが異形な者である主人公ティーナ。彼女は異常な鋭い嗅覚を持っており、匂いのみならず人の心の変化を敏感に嗅ぎつけることができる
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

1.5

池袋サインシャインシネマ 4DX with ScreenXを一度体感したく鑑賞。

シリーズ物のようで初鑑賞でしたが特にストーリーに戸惑いは感じませんでした。実在する呪いの人形”アナベル”をモチーフに
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.2

NEAR FUTURE 近い未来

という見出しから始まる本作。ブラットピット最高演技と名高い本作。池袋の新しい映画館グランドシネマサンシャインIMAXで鑑賞。

全体を通して非常に静かな作品。ブラピ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

”これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。”

この有名すぎる名言。ニール・アームストロング自伝ともいえる本作は、月面着陸に関する映画は多かれど、そのアームストロング
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.0

ドキュメントはたまに見るといいね。映画好きすぎてついつい作品をがっつり見るスタイルが癖づき、監督の思惑、演出やストリーテリングを読み取るのに肩肘張ることもある。ただドキュメントであれば情報としての入る>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.6

若きクリエーター、デザイナーは見たほうがいい。

最近お気に入りの監督ニコラス・ウェディング・レフンの作品。彼の作品はいつも洗練された色使い、カメラアングルが非常に特徴的。古き良き画角とこだわりのライ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

本当にあった年金不正受給の事件から是枝監督が着想を得て、数年かけて作り込まれたこの作品は一つの答えだけでは出すことが出来ない現代の表裏を映し出した感慨深い作品と感じた。

既に多くの人が観ているだろう
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.4

劇場作品としては7年ぶり、オリジナル脚本完全新作。監督ラース・フォン・トリアー。木村祐一ではない・・・

おもいれの監督の作品が故、この何を言いたか不明な作品を独自解釈していきたいと思う。主人公ジャッ
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野火(2014年製作の映画)

3.3

野火(のび)=野原で草木などが燃える火事

大岡昇平の原作小説「野火」の映画化。この映画は舞台こそ戦場ではあるがどこか寓話的というか、戦争体験者の視点を通して極限状態に陥った利己的な人間達がシンボリッ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

ブメーラン投げる→戻ってくる→指スパ

過去作のMADMAXの名シーンはこれだと思っている。そのシーンだけ観たくて全編みてしまう映画はいい映画の証拠。そんなシーンはこの本作にもあった。名作シリーズの2
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凶悪(2013年製作の映画)

3.5

「白石和彌監督お奨めだよ。」と会社の人に言われる。『弧狼の血』が評判だったので気にはしていたが初と彼の作品に挑んで観る。

収監されている死刑囚・須藤の取材を受けたジャーナリスト藤井は須藤の告白より余
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

サンダンス映画はアカデミー以上に注目してしまうのですが、本作も映画の見せ方が非常に新感覚な作品でした。緊急オペレーション室の一室のみでストーリーが進む本作。観る者は主人公アスガーの被害者からの対応を通>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

非常に お も し ろ か っ た

作品的にというかコメディ要素として面白かった。アカデミー作品賞に選ばれた本作ですが、賞を取る前からトレーラーをみてきっといい作品だろうかと目をつけていた次第。きっ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.8

この映画を観終わったあとに、実際のウトヤ島乱射事件の記事を読んで見る。この映画の内容も衝撃的だがこの事件の背景、また後日談にも衝撃を受ける。まさに“事実は小説より奇なり”この映画の存在価値を非常に感じ>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.3

いい話系の実話を元にした映画はなんかケチつけにくいよね・・て言うケチ。

随分、フィルマークス及び各メディアのレビューの評価が高いので気になってはいましたが、近々公開予定の『グリーン・ブック』を観る前
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

ストレートじゃない分この胸糞映画は性質が悪い…

巧ではある…だが、野球でいう”振り逃げ”的な微妙な判定。それが故ユニークではあった。素直にこの映画を褒めたくない。

劇中劇をこの映画の大半に使い、実
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複製された男(2013年製作の映画)

3.9

タイトル通り複製されたもう一人の人間がいるとSFな作品なのだが、まぁよくあるジャンル映画で一人の男の生活を描くとなれば下手こくとB級映画に成り下がる題材なんですけど、この映画はそうではなかった・・。>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

オリジナルの『サスペリア』観てたなとおもったら『サンゲリア』でした(汗)

オリジナルは未見。噂によるとリメイクというには別物らしいので機会があればオリジナルをみたいと思う。しかしどっぷり世界観を感じ
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.3

この作品を見終わって真っ先に調べ物をした。「DV加害者の心理」のこと・・・

実はこの映画をみて「なぜDV行為に走るのか?」がわからず、ストーリーで魅せられる映画ではあったがイマイチその部分が理解でき
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母の残像(2015年製作の映画)

4.0

いやこの映画、いろんな意味でお手上げだ。
・・・そしてワクワクした。

この作品を観たきっかけは、ヨアヒム・トリアー監督の最新作『テルマ』を観て、こんなすごい監督が世に出ていたなんて・・と思ったので。
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アノマリサ(2015年製作の映画)

3.2

監督は『ジョンマルコビッチの穴』、『エターナル・サンシャイン』、『脳内ニューヨーク』等に携わったチャーリー・カウフマン。この監督普通なストーリーの作品あんまりつくらないよね。それでいて見た後の余韻はど>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.4

正直冒頭の30分をみて、この映画手を出したのは間違いだと思った。

アメリカ国民の間に戦争に対する疑問や反戦の気運が高まっていたリチャード・ニクソン大統領政権下、ベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.2

こんな話だったんだ、、、と感じたラスト。と思った人も少なくないと思ってる。アプローチとしてフィルナンド・メイレレス監督の『シティ・オブ・ゴット』の様な要素が強いのかなと思ってた。スラム街をモチーフにし>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

4.0

控えめに言ってもソフィアコッポラ贔屓です。良かったです。冒頭のエイミーが森の中左右対称な森の道からのタイトルシーンで既に期待があがりまくり。次のCGで作った様な茂みのカットも何て素晴らしいことでしょう>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.8

問題提示の手法がユニークな作品でした。
好みは分かれそう。

芸術は人の想像を掻き立て、引き出しその価値は当事者に委ねる。制作側のその現実から遥か遠く飛躍したイマジネーションを作り出し、人に豊かな感情
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

過酷すぎる凍てついた大地。ネイティブ・インディアン保留地で起きた殺人事件を扱かったスリラー。ラストから語っていけば本作のような事件は多いとのこと。ネイティブに対する差別はなくらない。正直この作品をみた>>続きを読む