「ベルリン・天使の詩」の続編。
一度観てるのだが全くと言っていいほど忘れていて新鮮な映画体験だった。
これねぇ、今観ると味わい深いわ。
前作が「アート系映画」の金字塔である分、当時の本作への戸惑い>>続きを読む
久しぶりに再見した。
もうこの映画は天下を獲っており、今語るべくもないが、もうホント80年代ど真ん中であり「単館系」という言葉を知る昔かたぎのアート映画ファンには伝説のような作品の一つだ。それはすな>>続きを読む
映画の日に劇場で。
「サリーポッターのパーティー」が中毒性高く新作を追った。若年性痴呆症を患った父と娘の24時間モノだ。
(なおジャンルとして「24時間モノ」というのは列記としたイチジャンルだからね>>続きを読む
WOWOWにて。
ふいに見出し、いや、これが面白かった。
キリアンマーフィーがなんでテンパってるのか? という冒頭のハテナが明らかになるストーリーもさることながら、
こんなパーティー、つまらねー>>続きを読む
「こんなことってあるんですね」
まで積み上げる、男たちのポートレート。
それはやや戯画的だが、レストランの前で靴紐を結ぶ男ふくめ、その後の高良健吾の登場にワタクシも華子ちゃんのキモチとなってたいへん共>>続きを読む
wikiるとオレはどうやら88年日曜洋画劇場で目撃したのだ、とわかる。
それ以来の鑑賞となった。
(なんたってDVD化されてないからな)
こんなにつまらなかったっけ・・
大抵の80sコメディと>>続きを読む
ケーブルにて。
ほぼ幻の(DVD化されていない)映画を鑑賞した。八甲田山の森谷司郎作品。
どっぷり、かつ見応えある、2時間半。
撮影も凄く、傑作、と言っていい映画。
ただし(他の方も言及している、て>>続きを読む
いい映画だ。
何気に見始めて最後はどっぷり見てしまった。
所々でセリフに知性もある。
「全ての者に氷は配られる。だが、金持ちは夏にもらえる」ーーなんてすごく粋だ。
そしてフランクルの引用が深い。
「>>続きを読む
デイヴの実直さがクル。
デニス・クエイドの挫折も。
あの石切場の水泳レース。
これがこの映画のヘソだ。効きまくってる。
父は言う「この建物も建てた。始めは愛着あるが、彼らが暮らし始めるとそれもなくな>>続きを読む
2008年作。
マシューマコノヒーが小物に見えるのがなんとも時代だ。
そしてこの頃から最高のロバートダウニー。トムクルーズもタブー破り愉しんでいる。この二人、なによりうめぇ・・
今見るとホント得する>>続きを読む
IMAX。
何回目だろうな。
時代が経てば経つほど、セル画の貴重さが身に沁みる。
声優の配役は的確にしてオールスター。伊藤和典が用意する台詞はソークール。空白を埋めるのは観客自身。
豊かな作品。
ドライブ・マイ・カーを観た。
コンテキストのとても豊かな映画。これほどアバンタイトルの長い映画にも出会った試しはない。劇中劇にゴドーとワーニャ伯父さんが多言語で出てくる。本読みは(当然だが)「コールド>>続きを読む
「部屋を見せるなと言ったのに!」
父の痛切が響く。
やっちまったな、ポリス。
なんとなく3分の2辺りきて「こっちかもな」という察しはついたが、だからなんでーい!と自分にツッコむわ。
こういった創意>>続きを読む
クリムトの絵が好きなので観た。
なおよく並列されるエゴンシーレだが、私は断然クリムト派。
(エゴンシーレの死因はあの「スペイン風邪」。100年前のパンデミックだった。)
世紀末から世紀明けウィーンの>>続きを読む
映画の日に孤狼の血2。以下敬称略にて。
誰もが言うはずだが、鈴木亮平が本当に素晴らしい。冷たい熱帯魚のでんでん以来の日本原産シリアルキラー。その怖さと闇の衝撃度はヒメアノールの森田剛以来、とも言えるだ>>続きを読む
アマプラ鑑賞。
いろいろあるなぁ。どこから語ろう・・
小学校の時のヒーローの一人がファイロ・ヴァンスだった。「グリーン家殺人事件」が好きすぎてね。
今回このケンネル殺人事件は本も映画も初見。で、懐か>>続きを読む
カルトというか、一時期幻だったウルマー監督のフィルムノワール、45年産。
こんな代物がAmazon primeでサクッと観れんだから、ホントいい時代ですよ。
ちなみにオレの初見は10年程前、誰かが>>続きを読む
久しぶりに再見。
伝説として誉高い吹替版、ではなく字幕にて。
この映画は軽いコメディだがかなり《映画IQ》は高い。保釈金融、壊れた腕時計など「お膳立て」は完璧。ストーリーの骨格はオーソドックスだが次>>続きを読む
連続鑑賞3作目。
そうか沢口靖子のデビュー作か。
それよりも星由里子が浜木綿子かと思った。
導入から中盤はダレるが民宿海の子では安定する。くどいようだが「1」が良すぎる上、シリーズが進むほど《素の武>>続きを読む
「どうして素敵な人って悲しげなんでしょう」
「それはあなたが哀しい人だからよ」
2の傑出セリフ。倍賞千恵子とのやりとり。
作品の出来は断然ファースト。
若干パワーダウン、小慣れてしまった。が、それは>>続きを読む
歌は歌って初めて歌であり
鐘は叩いて初めて鐘であり
愛は 愛は与えて初めて愛であり
最後の美しすぎる台詞。
ラストシークエンスが泣けるってもんじゃない。くそー。昔は2りんごの詩や5の賀来千香子が記>>続きを読む
むちゃくちゃ面白い。
なんだこのタイトすぎる無駄のなさは。
近年の説明過多でクソのような媚びは一切なし。それでいてちゃんと回収するこの手腕。いい映画とは何かを改めて確認させてくれる。
ハードボイル>>続きを読む
封切り時映画館以来の再鑑賞。
力強い。マークライランスは改めて絶品。
東ベルリンのソ連大使館での「偽家族」の描写も強烈。
クライマックスの橋の上は映画的にして最高。そしてほぼ「利用されて」終わる東ベ>>続きを読む
やってると見てしまう。
そして20年経っても色褪せるどころか時代の方が近づくような感覚をもつ。ゼメキスのなかでも最もエモーショナルな作品だ。
ウィルソンに泣け。
ラストの十字路が好きすぎる。
野球少年
「でもさ、
レッドソックスが君を愛してくれた?」
普遍的なテーマの現代劇。
かなり身につまされる。主人公にとっては野球、それもレッドソックスってだけで人それぞれ置き換えて考えられるだ>>続きを読む
ゾーイ
「原子は観測される限り、主催者の思う壺」
二重スリット実験、量子の世界。
たしかに粒(個)になったり波(集団)になるのがこの世の中かもしれないし、映画も粒と波のようなもの。
しっかし
一万>>続きを読む
何度見てもいいねぇ。
文部省選定映画。良心が詰まってる。
これと「リトルダンサー」「マーヴェリックス」でキマりだ。
ローラダーンがまた良い。
これも全国の教師協会の必須科目にすべき。
クリスクーパ>>続きを読む
ダニエルクレイグ好きにはたまらない映画。
ところどころ入る下らないユーモアも最高。
「盛り上がってるところすみませんが」
笑。
これはクラシックな推理劇、という外套で包んだ移民問題への痛切な風刺であ>>続きを読む
突っ込みどころは多々あるが
力強い秀作だ。ようやく見た。
様々な往年のSFホラー(ザ・フライやバタリアン)をも継承してマナーを感じる作品だ。
ヨハネスブルクであることも必然。
差別・偏見・種の違いを>>続きを読む
二本立て。ファイナルからみて正解。
これは有村架純の映画だった。
一転アダルトなエピソード0、前日譚。
冒頭の「口咥え」殺陣振り付けは常に新しさを求める谷垣アクションだな、と感じ、沖田総司と抜刀斎の>>続きを読む
とにかく新田真剣佑の映画だった。
これに尽きる。彼の映画。
冒頭の列車からビンビンきてた。
脱いだ二の腕がまたいい。彼に代表作ができたことを素直に祝福したい。
102分でも緩慢で、手製の編集で82分にしたバージョン、本日鑑賞。(だいぶ前に編集した物。今日久しぶりに再鑑賞の意味)
自分で再編集してしまう位「惜しすぎる」魅力がこの映画にはある。
要するにこの映>>続きを読む
良い映画でした。
10年前本国で大ヒットし日本でも熱狂的ファンができたことも頷ける。これ、ハマる人めちゃくちゃハマるだろうなぁ。
今では「新聞記者」のシムウンギョン。10年前の彼女、すごく良くて釘付け>>続きを読む