タッくん弐さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

タッくん弐

タッくん弐

映画(509)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.5

ディズニーランドではハロウィンが近くなると毎年

ファンタジーランド内アトラクション

『ホーンテッドマンション』にて内装をこの映画模様にし

ゲストを飽きさせない楽しませる演出を致しますが

「セー
>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.9

郷愁の本当の意味とは何ですか

小生は所詮若輩の身

古き良き当時の日本の雰囲気は到底理解らず

或る意味では劣等感にも似た感情

または羨望、いま現在高校生のボクには知り得ない

しかし大人が昔を懐
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

配給会社がディズニーになってからというものなかなか良い感想が聞かれなくなってしまい

表現自体も制限されて少々悲しい思いをしておりましたがやはりこの新3部作ラストのカタルシス

世代交代を告げる今作は
>>続きを読む

ザ・タウン(2010年製作の映画)

2.9

以前悪いお友達とのお付き合いを親から咎められ強めの反発を

此方の作品はそんな悲しみを表していると

小生の中では観賞後、感じ取った訳です

全てを知らない内から批判ともとれる親の叱り方に

反発はす
>>続きを読む

シン・シティ(2005年製作の映画)

3.5

男として生まれたからには

愛する者を守り抜いてこそ本懐を遂げよう

凶悪とも云える敵達を千切っては投げ千切っては投げ

だがそんな毎日に疲弊を感じるであろう事実

又は守り通す為、悪にでも染まる覚悟
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.8

「ファンタジーは今難しい」

と少し前に巨匠宮崎駿氏は述べました

言わずもがな未曽有の想像だに及ばない時代

空想を遥かに凌駕する現実

強大な力で人々を混乱に陥れ

後世に於いても其の爪痕を残すの
>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.4

聖人ではないのだ

誰も一度や二度、道を踏み外すことは有るだろう

だが其の悔いや失敗を繰り返し積み重ねる事で

人は他人に優しくなっていくのでは

小生は幾度となく過ちを犯してきたが

人間的に成長
>>続きを読む

私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.5

生きるテーマを探して幾数年

死後については誰しも一度は想像を

けれど本作は決して悲観的になる事なく

純粋に受容し、あるがままを只生きる姿を描きます

小生は幸いこの年齢まで比較的健康体

過去小
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.2

家族とは

其の言葉の真意を決して説教等で無く

優しく自然に画面上へ表している作品

個人的に小生も以前は家庭に於いて

依頼もされず自宅警備員を長年務めていた身

故に親兄弟と軋轢・衝突を繰り返し
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.1

まあ遂に正統な続編が公開される予定ということで(2019年現在)

幼き頃ゴーストバスターズに就職を企み

自宅に有ったリュックサックに様々な自作部品を装着

背負って街を探検すれば簡単な仕事でないの
>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

4.0

見慣れぬ青い肌

だが余程人道的

此の作品を観覧し左様な感想を抱いたのです

記憶から呼び起こされたのは小学校時代

ファミコンソフト、ファイナルファンタジー内の風景がオーバーラップ

所謂レアルマ
>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.6

外国の映画監督が真面目に日本の素晴らしさを捉えた作品で或ります

其れは風土で或り、文化で或り、人々で或るのです

矢張り何と云っても圧倒的な存在感のKEN-WATANABE氏

現実人生に於いて数多
>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.9

「マンはマンでも二コール・キドマン!」

そう元気よく発言したのはレッド吉田氏

夜の世界を華美に描いたこの作品を観て

愉快で滑稽で恐ろしい印象を覚えた次第

一見煌びやかで憧れがちな光景の中

>>続きを読む

14の夜(2016年製作の映画)

2.8

題材的に大好きなジャンルなだけあって漸く鑑賞出来て至極恐悦

モラトリアムな日々を悶々と過ごす様子を再現するには相当な個性が必要であります

だもんで演者の少年たちにも演技力が要求される訳で難ジャンル
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

録画していたものの初見であります

是枝作品には常に寂しさがつきまとう

優しい人が傷付いていく様は辛く苦しいものでありますが

見せかけだけでも幸せな思い出があればそれを糧に生きていけることもある
>>続きを読む

デイライト(1996年製作の映画)

4.0

極限の状態で人の真価というのは問われるものであると常日頃信じて生きております

ですのでいざ何かあった際に臆病になること、それを非常に恐れて暮らしている次第ですが

ほぼ普段は呑気に過ごしている身とし
>>続きを読む

M/村西とおる狂熱の日々 完全版(2019年製作の映画)

3.7

個人的に絶対に劇場で観なくてはいけなかった作品でした

開演前劇場の空気は普段の映画鑑賞と違う独特の共犯者意識で彩られ

各世代のエロ事師達が平日昼間から集結し、まさにそれぞれの人生を投影した狂熱の予
>>続きを読む

地獄少女(2019年製作の映画)

1.7

普通の人が撮るとこうなるという典型例

素材の良さを活かしきれず内容を理解しないままヴィジュアル重視で挑んだ結果

おどろおどろしいだけの、普段あまり映画を観ない中高生がネットで暇つぶしに観るコンテン
>>続きを読む

生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.7

カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき日本の女子高生に生理が来る

短い上映時間でもしっかりとお話がまとまっていて好感を持ちました

主演の二階堂フミフミもすっかり器用な役者さんになられて素敵な
>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.1

何が良いかというと問題の一問一問に過去が投影されていて正に今までの人生を賭して挑んでいること

過酷な環境や運命に負けず生きようとする子供達の成長する姿

度胸とハッタリと悪知恵で逞しく育つ様はヒップ
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

もうオリエント急行に乗ってどこか遠くへ行ってしまいたい

さすが名優ばかりを揃えて制作しただけあり、見応えのある内容でありました

ケネス・ブラナーで続編ポワロは今回で終わりなのでしょうか、とか思って
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

とりあえずDCはもうジャスティスリーグとかやってもMARVELには敵わないんだから多少暗くてもティム・バートン版のバットマン作風に回帰して真面目に作れ

無理なんだもうなんかワンダーウーマンだのスーパ
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

先ずは怒りの代償を怒りで贖おうとすること自体が間違っているのですと神発言

憎しみの連鎖反応で大変なことになってしまうのは人の業

炎の見せ方が今作では非常に有効的に使われ、作品の象徴とも言えるもので
>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.6

ティナたんのブルマ姿が観たい

ティナたんが制服姿ではしゃいで遊ぶところが観たい

そのために1900円払って映画館に赴いた次第でありますが

劇場用ポスターのダサさといい、主演のあんまシコんなさそう
>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

2.8

そういえば観てなかったランキングで上位に食い込む今作は

テレビ初放送のをずっとHDDに保存してたもののあまり積極的に鑑賞する気になれず

前作「おおかみこどもの雨と雪」を劇場鑑賞し、がっかりした記憶
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.9

クリーム・ブリュレじゃなくてクレーム・ブリュレが正しいらしい

人との器用な接し方が苦手なフランス娘の物語は日本でリメイクしても違和感ないと

無論主演はコミュ障全盛期しょこたん、とか夢想していたとこ
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.7

前作があまりに高いハードル過ぎてそれ以上の作品は作れないと

個人的にも思っていましたがまず何より、製作陣が決してそれ目的でなく

登場するおもちゃたちがどんなことを考え、なにが一番幸せか追求した結果
>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.1

満を持して父である故蜷川幸雄氏と親交の深かった藤原竜也さんを主演に据え

遂に自らの監督映画での起用に成功した意欲作である今作

写真家出身監督の持ち味である独特の色彩鮮やかな映像美は健在

しかしそ
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.8

原作漫画を何かのきっかけで読んで印象深かったのですが今回映画化

しかも岡田くんが圧倒的な体術を駆使して演じているとあって楽しみにしておりました

原作漫画は所謂ひとつのヤンキー絵柄でバリバリ伝説な感
>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

うつ病や双極性障害など精神疾患が年々増加し国民皆メンタル受診の必要性を感じる昨今

主演のブラッドリー・クーパー氏は屈強な肉体の持ち主であるとともに

メンタルやられる役柄が多いのは繊細さがどことなく
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.4

外人が作った怪獣映画という大味感で例えるならば肉のハナマサ

各々のルーツ紹介もそこそこにどんどん登場しては消費されていく怪獣達

そんな大いなる自然の驚異に人間達はただ呆然と犠牲になるだけ

全く共
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

Gibson製SGギターが劇中に出てきます

特に関連性は在りませんが小生の兄も所持
以前は演奏会の際お借りした事も御座居ました

一年程経過した後、兄から突如連絡が小生のリンリンに
ギターを
>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.6

先日ディズニーアニメ映画版『不思議の国のアリス』を
幼少期以来しっかり観直した次第なのですが

なかなかどうしてドラッグムービー

子供が観れば或る意味ではトラウマ状態に陥る予感

トラウマと
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.3

とても良い映画で或ります

小生が初めて観賞したのは未だ中学生時分
ですが心の中に何時までも残るのは其れだけ共感を覚えたり

此の派手派手しい世の中で真に大切な事柄を作品内で訴えているからでは
>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

火星人が地球に攻めてくる

世の中にこんな恐ろしい事は無い
しかもお脳が露出している姿は最早悪夢

過去に東京都は北区において突如出現した未確認飛行物体を

YouTubeにて拝見した小生にとっ
>>続きを読む

ラブリーボーン(2009年製作の映画)

2.8

映像と音楽が秀逸

題名『ラブリーボーン』は観賞後にどのような意味合いか理解致しましたが

書生は個人的に直訳して愛すべき骨

つまり骨折してこそ本来のテーマが伝わるのではと考えたり考えなかったり
>>続きを読む