Yuki2Invyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ガザを飛ぶブタ(2010年製作の映画)

4.0

再び、渋谷・ユーロスペースのイスラーム映画祭8にて。今作の舞台はイスラエルのパレスチナ自治区・ガザで、出演俳優も現地の方々(イスラエル&パレスチナ)とのコト。生き辛い地での出来事を描く映画だとも思うモ>>続きを読む

ファーティマの詩(2015年製作の映画)

3.8

今年も渋谷・ユーロスペースのイスラーム映画祭8にて。今作は、舞台はフランスだが主人公はアルジェリア移民の母親で、女手一つで二人の娘を育てている、という人物。娘は一人が18歳の大学一年生(医学部)、もう>>続きを読む

カテキョのセンセ。(2017年製作の映画)

3.2

OP映画かと思ったのですが、どうもスターボードという制作会社があってソコのピンク映画とゆーコトみたいです。で、一般的なOP映画よりも(おそらく更に)コンパクト予算…とゆーか、キャストもマジで4人だけだ>>続きを読む

リーサル・ストーム(2020年製作の映画)

2.5

メル・ギブソンがこんなB級に出てる!と思いきや、ある程度は製作費も掛けている「チャンとつくった(積りの)映画」ではあるよーですね(よく見ると主演陣も揃ってそれなりにキャリア積んでる人達みたいだし)。た>>続きを読む

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.8

ロージ監督が所謂クルディスタン地域周辺を三年間独りで旅して、そして在るが儘の彼の地の様子を唯々カメラに収めた…という作品の様である。正に文字どおり実にごく「硬派な」ドキュメンタリであって、映される映像>>続きを読む

団鬼六 薔薇地獄(1980年製作の映画)

3.2

コレも西村昭五郎・麻吹淳子のタッグSMだが、正直ラスト5分まではかな~りイマイチに思いながら観てましたよ。そもそも、肝心な濡れ場とて実質2回(吉沢由起と麻吹淳子で長いの一回ずつ)しか入らないじゃねーで>>続きを読む

天使のはらわた 赤い眩暈(1988年製作の映画)

3.4

1988年製作のロマンポルノで、正にロマンポルノ終幕間際の作品ですね。かつ、あの石井隆の初監督作品とのコトなのです。だから(ある意味)当然『天使のはらわた』シリーズの一作…ではあるのですが、中で私が観>>続きを読む

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

2.5

私はですね、比重としてはかなり映画というジャンルに寄ってはいるものの、趣味はと言えばコレは「目の前で何かをやってるのを椅子に座って観るコト」なのですよね(別に映画以外にも演劇もオペラも落語も、場合によ>>続きを読む

団鬼六 OL縄奴隷(1981年製作の映画)

3.6

コレも麻吹淳子主演作だが、直前に観た『白衣縄地獄』と比べるとストーリー展開の方にごく寄った構成となっていて、その面は(コレもシンプルながら)結構イイ感じに仕上がっていると思う。外道な男に捨てられて自暴>>続きを読む

団鬼六 白衣縄地獄(1980年製作の映画)

3.2

麻吹淳子の初主演、かつごくシンプルなSMものだが、彼女が本格的に責められ始めるのは30分過ぎからでまずちょっとテンポが悪い(少なくとも、2回に分けて呼び出す必要は感じられない)。その後もただ淳子さんと>>続きを読む

残虐女刑史(1976年製作の映画)

2.5

1976年作品と聞いてたトコロにいきなり冒頭「製作・新東宝興業」とかって出て来るので「エェェエ?」と思ったのですが、1961年の新東宝倒産後に残存したそーいう名前の会社がこの頃はピンク映画をつくってた>>続きを読む

死にたくなるよと夜泣くタニシ(2019年製作の映画)

3.4

結局ジャンルは?ってゆーならたぶん、コレもシュール・コメディ(エロ入りの)と言ってしまえば事足りるヤツだとは思うのですケド、物語の構成要素とて「庚申信仰」だの「蟲愛づる姫君」だの、んで唐突な(一見意味>>続きを読む

夫がツチノコに殺されました。(2017年製作の映画)

3.4

文字どおり「夫がツチノコに殺される」のが起承転結の「起」だとして、じゃあ「結」は(当然)そのツチノコと「落し前」を付けるしかねーモンだとするならば、結果的に本作ではその「起」も「結」も最初と最後の10>>続きを読む

VAMP(2019年製作の映画)

3.4

『ウルトラマンネクサス』は大好きだったのですよね。このタイミングで諸々と繋がってしまったので観たモノですが、その『ネクサス』から監督と主要キャストも数人、でその一人の堀内正美にせよまた木之元亮にせよウ>>続きを読む

団鬼六 女教師縄地獄(1981年製作の映画)

3.4

比較的シンプルなSMもので、全編通してもモ~麻吹淳子の魅力で横綱相撲!といった感じですかね。ただ、コレもシンプルにその麻吹淳子の魅力とゆーのはままハイレベルでしたし、彼女が脂汗を垂らしながら悶える肝心>>続きを読む

ひと夏の関係(1978年製作の映画)

3.2

信州蓼科オールロケ!んで、とにかくお外でくんずほぐれつしまくります!というヤツなのです、が……

訳アリ女(×3)の人生模様…てな内容ですが、どーにもその3人の絡ませ方からして諸々と雑で、率直にちょっ
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葵ちゃんはやらせてくれない(2021年製作の映画)

3.2

キングレコードの自社レーベルに「エロティカクイーン」という成人映画のシリーズがあって、その一作というコトのよーですね。他にも色々な作品があるようですが(そして私は今作しか観ていませんが)少なくとも今作>>続きを読む

百恵の唇 愛獣(1981年製作の映画)

3.2

『愛獣』シリーズ?としてはコッチの方が先っぽいのですが、観る順番は逆になっちゃいました(Amazonに無かったので)。かつ、コッチの方は日向明子主演…というコトでソレはソレで楽しみにしてたのですケドも>>続きを読む

団鬼六 縄炎夫人(1980年製作の映画)

4.0

志麻いづみのにっかつデビューは77年で、んで谷ナオミは79年には引退してしまっており、結果この2人の共演とゆーのは無いよーなのですよね。そもそも志麻いづみも最初っからSM作品に出てたワケでもないよーで>>続きを読む

不倫する裸体(2019年製作の映画)

3.2

コレも外国ポルノ(ロシア製)で、また結構ド直球な内容とゆーかそのぶん話の中身は無いとゆーか(セックスレス!⇒欲求不満!⇒不倫!⇒破滅!というシンプルな流れ)。だから結局見ドコロはズバリ濡れ場(≒女優の>>続きを読む

不倫する肉体(2014年製作の映画)

2.0

えっっ。。ナニコレ。。。

偶には海外のエロティック・ムービーでも…とタイトル(と雰囲気)だけで選んだモノですケド、重ねて「ナニコレ…」という感じですね。題材はモロ不倫で、だから当然エロいシーンも無い
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愛獣 赤い唇(1981年製作の映画)

3.2

『愛獣』シリーズとゆーか、コレも(他のと)似た様なコンセプトだと思いますが、今作の泉じゅんは『襲る!』よりは多少真っ当な人とゆーか、根本的には唯々男に騙されちゃって…という(また)シンプルなヤツなので>>続きを読む

愛獣 襲る!(1981年製作の映画)

3.2

私の好きな泉じゅん主演作で、相変わらずの美貌+細すぎず肥えすぎずの素晴らしいプロポーションもまた眩かったですね。加えて、ロマンポルノ常連にして(コレも私のお気に入りな)益富信孝・そして小林稔侍ご両人の>>続きを読む

堀切さん、風邪をひく(2011年製作の映画)

3.4

(たぶんワンカットで撮りたかった)惜しくも2カット約16分の定点撮影。登場人物4人の誰が誰だか判るホドにカメラは近くには寄らないのだが、女性2人は『足手』と同じ俳優さん(+役柄の関係性もたぶん同じ)な>>続きを読む

真・透明変態人間2 魔性の香水に翻弄されるオンナたち(2022年製作の映画)

3.4

前作のレビューでも書きましたが、今作も全体として再度ごくダークで、かつかなりバッド・エンドに終わってゆくサゲサゲな映画ではあります。で、重ねて主役とゆーのは美谷朱里さんなのかと思うのですが、実質的には>>続きを読む

真・透明変態人間 美女を襲う透明香水の甘い罠(2022年製作の映画)

3.2

いちおう『真・透明変態人間』を冠する作品が1(無印)と2と在って、で結局お話もガッツリ繋がってる…とゆーか同時に撮ったのを1と2に分けてるってヤツだと思いますね。かつ、ま~たタイトルに『真』が付いてる>>続きを読む

キラー・テナント(2020年製作の映画)

3.4

ピンク・ホラー・コメディ…てコトなのですケド、特に終盤のホラー面がかなりシュール(≒不可解・支離滅裂)なので、ピンク・(シュール・)ホラー・コメディと言った方が好いかも知れませんね。そのシュールなホラ>>続きを読む

スナックあけみ(2019年製作の映画)

3.6

ピンク映画大賞優秀賞(+監督賞・脚本賞)とのコトで、確かにまず(ピンク映画としては)だいぶしっかりした作品だと思いましたし、素直に面白かった・ドラマ観れた…という感じで観終われました。内容はオーソドッ>>続きを読む

私みたいな女(2016年製作の映画)

3.4

またワリと女優さん目当てなのですが、涼川絢音もみづなれいもこ~んなにムッチムチでしたっけ?

『世にも奇妙な』みたいな感じとゆーか、ちょっと不思議でブキミなお話ではあるのですが(+ちょいちょい結構グロ
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呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)

3.4

バスティロモーリーご両人としてはごく意外なマデに、超・オーソドックスでシンプルな…とまずは思ってしまいましたよね。デビュー当初からそのホラー的造詣の深さは随所で大いに醸しつつ、でも結構カタに嵌らずに色>>続きを読む

色暦女浮世絵師(1971年製作の映画)

4.0

いや~コレは凄い……曾根中生の初監督作品だそーですが、ポルノ監督としてその「色事」を撮る手腕の確かさ、という意味では多分に職人気質の監督だとも思っていたのですが、中々どーして作中に描き込むテーマ・表現>>続きを読む

色暦大奥秘話(1971年製作の映画)

3.4

『団地妻 昼下りの情事』と併映でロマンポルノの幕開けを飾った歴史的作品…とのコトですが、どちらかとゆーと私は『団地妻~』の方が好みではありますね。ただ、今作でデビューの小川節子の風格ある美貌とゆーのは>>続きを読む

晴姿 おんな絵巻(1972年製作の映画)

3.2

かなり初期のロマンポルノでしょーかね(タイトルどおりの時代劇もの)。まずその見映えの部分とゆーか、セットや家具調度といった美術面&役者の時代劇的な雰囲気の醸し方なんかはフツーにかなりチャンとしてるので>>続きを読む

後ろから前から(2010年製作の映画)

3.2

2010年に製作された「ロマンポルノ・リターンズ」の2作品のうちの片割れ、とのコト。ただ、元ネタからは名前&主題歌を借りてきてるダケで内容的にはまるで別物、というヤツではある。もう一作の『団地妻 昼下>>続きを読む

後ろから前から(1980年製作の映画)

3.6

畑中葉子さんという方は、正直存じ上げなかったのですが、1978年のデビュー・デュエット『カナダからの手紙』がいきなり大ヒットして(相方はあの名作曲家・平尾昌晃)紅白にも出場したトップ歌手とのコトなので>>続きを読む

性と愛のコリーダ(1977年製作の映画)

3.8

コレ、少なくともこの現代では皆に容易く伝わるヤツだとは決して思わないのですケドも、私自身は確実に相当に好きなヤツですね。重ねて、ロマンポルノに稀によく在るかなりシュールなヤツ…の範疇かとは思うのですケ>>続きを読む