アモットさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

5.0

立て続け鑑賞、ありがとう祝日㊗️

新たに座敷神が現れて使者達の前世が知らされていく中、現世と冥界と千年前が交錯。
シナリオの素晴らしさに感服。
第一章はいろんなものてんこ盛りでゲップ状態だったのがこ
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

ゲップが出るくらい面白かった。

違うかもしれないけど鎌倉ものがたりを思い出した。
どっちもシナリオがしっかりしていてCGに惹き込まれながらも家族三者三様の想いが伝わってきたし、使者の三者三様も面白か
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.0

地球の縮図、人間社会の縮図。
希望を失った先にある人間の醜さや哀れさ、堕落する人間性を端的に表していた。
決してグロテスクにも宗教的にも寄らず淡々と年数を重ねていく進行は分かりやすかったし面白かった。
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ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

4.5

まずはタイトル、ちょっと捻り過ぎかなと。
それでもイランの現状を正直に表した映画なのかな。

富めるモノと貧するモノの対比は鮮烈なのに正義と悪の対比が非常にあいまいでこれこそ途上の国の現実。
幸い僕ら
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コンテイジョン 感・染・実・態(2020年製作の映画)

2.0

ワンシチュエーションもので原題はずばりコロナ。
このまんまでも良かったのでは?

狭いエレベーターの中で織りなす疑心、差別、嘆き、暴力、そして独白。
コロナ下の世界の縮図を表したかったのかもしれないけ
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東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)

3.5

原題はバルバラって主人公の名前。
そのまんまでも良かったと思うけどちょっと訴求力に欠けるか。

人権無視の密告と監視社会で西ドイツにいる恋人と密航を企てる。
果たして結末は。

主人公バルバラは一見ク
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おろかもの(2019年製作の映画)

4.5

とっても良い映画だった。

おそらく男性目線と女性目線では感じ方や捉え方が違うんだろう。
僕(男)の目線から言うと、男の中途半端な色男具合が腹立たしい。
気持ちと言うか欲情と言うかそんなのは分かる気が
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ミヒャエル(2011年製作の映画)

4.5

フォロワーさんのレビューで興味を覚えて鑑賞!感謝。

でもね、
これほど主人公に対して怖気と嫌悪感を感じて鑑賞した映画はないだろうな。

社交的ではないがゆえ孤独で仕事は真面目だけどコミュ障、潔癖で気
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ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

3.5

まさかのゴーストものか!
今回のドンソク兄貴は無双ぶりはちょいおとなしめ。それでも魂の一本背負い!

特に捻った展開もなくある意味予想通りに進みいい感じで終わったって感じ。
ドンソク兄貴がいなければ引
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潔白(2020年製作の映画)

3.5

またもや韓国初登場1位!
まあそれに乗せられて観る僕みたいのがいるから効果はあるんだべな。

最初に難癖から。
主演の方が上手いのか監督に無理矢理やらされてるのかが判断出来ないほど微妙な雰囲気。
綺麗
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2:22(原題)(2017年製作の映画)

4.0

あら、あんまり評価はよろしくないのね💦

どちらかと言えば仏教的な思想の、輪廻やら前世やら業だとか、序盤からそう言う観点で観てたので興味深く最後まで観ていられました。

またそれらを30年前の超新星の
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ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

4.0

正義vs正義。
どちらの正義も正義。

昇進を控えた少佐の正義と冤罪を訴える社会福祉士の正義。
重たいテーマを、消えた死刑囚を探しながら妙にオトコ前の少佐を中心に物語が進む。
そして最後の粋な結末。
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

1.5

突っ込みどころ、わざわざ突っ込んで下さいと大皿に盛り付けして出された感。

裏に隠されているのなら「おー!やるねー!」とも思えるが、これみよがしの左派映画。僕が右の翼だから余計そう思えるのかしら。まあ
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オーバー・スピード 時空を超えた目撃者(2020年製作の映画)

3.0

物足りなさ満載。
特にラスト。
脈拍を上げれば誰でもタイムリープできるん?

全部取ってつけたような設定だし全部に詰めが甘い気がするんだよなぁ。
最後の落とし所は納得です。
でもそれでしか解決できない
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

4.0

まさに無双!
ドンソク兄貴カッコよすぎ!
それよりも韓国初登場1位!とか、観客動員がなんちゃらとか多すぎない?

ドンソク兄貴の魅力のひとつはあの三白眼。あの眼差しで睨まれたらなんにもしてなくても間違
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星屑の町(2020年製作の映画)

2.0

戸田恵子さん歌お上手。とても雰囲気出てて素敵。
のんさんはムード歌謡合ってないかなぁ。
下手ではないけど合ってないってだけ。
てか、のんさんの穢れのない処女性、そこまで大げさじゃなくても透明感は元々持
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

テーマはカッコウか。
カッコウを例にした托卵SFってやつか。
まあそんなところ。

ジャケ写にやられて内容も見ずに借りてきた。

あまりにも不条理で気の毒としか言いようがない。
しっかりと真相を明かさ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

世の中捨てたもんじゃないって反面、神も仏もないこの世は地獄かって常に表裏一体。
処世術を身につけた八方美人が生きやすい世の中。

どこのどの部分を取っても現実的で、だとすれば自分の回りでも繰り広げられ
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.0

デスメタルが大好物のおじさんとしてこれは是非観たいと思ってた伝説のメイヘムの物語。

ひと言で言うなら、高度な厨ニ病、超高度な若気の至り。
ファッションやスタイルとしての悪魔崇拝、誰が一番邪悪かって競
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.5

全くおんなじ内容で邦画にしてたら面白かったんだろうかって考えた時に、全部が軽くてきっと厳しい点数つけちゃうんだろうなぁって思った。
てことはやっぱりこれもドンソク兄貴だからの面白さだったんだろうなぁ。
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

前半後半でガラリと変わってしまう展開が上手いなー。
ガラリと変わった瞬間、なんだーって思ったんだけどそこからの流れが秀逸だったなー。

わかりやすいタネ明かしがラストまで。
なるほどI SEE YOU
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

ズッシリと重たくもなく、軽くもない、だけど淡々ともしていない。

実話ベースで現在も進行している物語。
起承転結の転に当たるリングの発見から結までの、クライマックスなのにさほど盛り上がらない展開。
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シンクロニック(2019年製作の映画)

3.0

合法ドラッグで7分間だけ過去へ行ける。
それも脳内の出来事ではなく実際に!
突拍子無さすぎるけど真面目に演技する役者陣。

いや、脳の様々なことは解明されてないのだろうし、今現実に見ている世界ももしか
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

2.5

前評判、映画会社の煽り、監督の覚悟、まさしく観る人を置き去りにするような映画。

エロ描写で結合部分まで見せる必然性はあるのか、酔っぱらいの与太話を延々と見せる必然性はあるのか。

無駄に全部が長く感
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

強烈!
犯人のサイコっぷりも、
刑事のクソっぷりも、
そしてマブちゃんの・・・
や、マブちゃんが一番まともに見えた!
普通に見ればとんでもない極悪人なんだけどね。

カーアクションも乱闘シーンも一級品
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(1960年製作の映画)

5.0

フォロワーさんの満点を見てしまうと観なくちゃという使命感が湧いてくる。
僕みたいに高得点乱発する方でなければ余計観たくなる!

そしてまんまと僕も満点です。
参りました。
こんなに面白いなんて!

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食われる家族(2019年製作の映画)

4.0

パラサイト的な家族乗っ取りサイコ映画。
最初っから不穏なBGMで怪しさを煽ってる。
主人公のお父さんは映画の設定ではかなりアルアルの、仕事が超忙しくて奥さんや家のことは二の次って人。
物語的には都合の
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PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

5.0

フォロワーさんの絶賛レビューでGEOに走って借りて観たぞ!

な、なんだすげー面白いぞ!
最初っから最後まで2時間クライマックス!
2時間もイキっぱなしで死んじゃいました。

それもあり得ないシチュエ
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

5.0

前半部のファンタジーな親子の交流でエンドでも充分に感動できるのにそこからのサスペンスが凄い。
そしてもっと大きな感動へ!

きっとこれはアメリカで言うところの理想の親子と家族なのかもな。
それがとても
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.5

また韓国のなだぎ武さんにお会いできました。
なんか味のある方ですねー。
名前覚えられないのが特技なんでなんですが、今まで見たことある俳優さんもちらほら。
皆さんいいお味です。
特に脇役の刺青ヘビ男!
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執行者(2009年製作の映画)

4.0

死をもって償わなければならないほどの罪人には情けはいらないと思ってる。
でも刑を執行する側に立つと我々一般人には図り知れない苦悩と覚悟があるんだろうと想像する。
だからと言って僕は死刑反対ではないし、
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

2.0

死ぬ死ぬって簡単に劇中で言うもんだからなんか変なのぉって思ってたら原作者が太宰だったからなのね。
主人公のエゴ丸出しの厭世観なんて吐き気がする。

コメディとしては何か浅いと言うか薄いと言うか振り切れ
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モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

3.5

堂々とモンスターズ!って言ってる割にはモンスターの出現頻度はほとんどナシ。
だからがっかりってんじゃなくむしろ好感度大。

どこにモンスターがいるか分からない危険地帯を舟と車と徒歩で安全地帯と言われて
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サムライせんせい(2017年製作の映画)

3.0

auやらDAMやら高知銀行やらJALやらスポンサーがなんだかいやらしい。
そして何気なく高知観光案内。
そーゆーのが目につく映画はなんだかなー

でもとってもハートウォーミングでウォーミングでウォーミ
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ソウ(2004年製作の映画)

3.5

ずっと観たかったんだけどようやく観れた。てか見放題で見つけた!

最初は脱出ゲームのような謎解きが興味深く引き込まれた。
そして続きへの持って行き方がうまいなー
これは絶対2を観ないといけない終わり方
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.0

低予算映画とのことだが思い返せばCGとかそんな感じ?
でもそんなの吹き飛ばすくらいにとても良い映画だった。

4人目の登場でどんどんと物語は加速して最後のデジャヴからの食品店での不思議な金庫、そして浜
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