実在の名スナイパーに焦点を当て、イラク帰還兵の問題を扱ったイーストウッド作品。愛国や正義といったマクロな大義/家族や恋人といったミクロな紐帯の葛藤という構図は戦争映画、ヒーロー映画に典型的に用いられ>>続きを読む
ちょっと前の話題作だけど、なんだかんだ観てなかったやつ。ブラムハウス製作というだけあって、サウンドを使った不安感・恐怖の演出がすごく良い。ホラー寄りのスリラーだけど、ちゃんと終盤に謎が明らかになるので>>続きを読む
高校生の頃に映画館でみて、めちゃくちゃくらって2週間ぐらいメンタルやられた作品。高校生という多感な時期に観たのもあるけど、多分自分の感受性の中のかなり軟らかい部分にめちゃくちゃヒットしていたんだろうと>>続きを読む
坂口健太郎のイカれた感じとアウトローな岡田准一は楽しめたけど、心理描写やストーリー自体の深さはなかったのは残念。同じ潜入捜査もので言えば『ディパーテッド』のような極限状況での葛藤を描こうとする系統では>>続きを読む
ここまで見続けるのがキツい作品は初めてかもしれない。映像はほぼ屋内で、音楽もなく、閉塞感が半端ない。基本的にストーリー展開を楽しみに映画を観てきたけど、それがほとんどないのもキツい。尋問シーンもグロ要>>続きを読む
前作で好演の元検事(デルトロ)を主人公に据えた続編。麻薬カルテルものという点は前作と同じだけど、序盤ではそこに「イスラーム・テロリスト」も相乗りしている点が興味深い。自爆テロを声明で非難する長官はブッ>>続きを読む
設定ゆえにコロナ禍で再注目されたパンデミック作品の一つ。映画の中身自体は変わっていないのに、観る時の状況によって怖さの質が格段に異なるのが面白い。『マーシャル・ロー』等のテロを扱った作品が2001年以>>続きを読む
『オーシャンズ13』から10年後に公開されたスピンオフ的作品だが、シリーズの軽快さ、痛快感は以前の作品にも劣らない。イエンの登場シーンを除けば全て女性メンバーによって計画が遂行されるため、見栄えがよく>>続きを読む
シリーズ一気見の最終作。ハリーvsヴォルデモートの決着に至るまでの過程の中で"チームハリー"の皆が活躍、残っていた伏線のほとんども回収されていて、かなり綺麗にまとまったなという印象。スネイプの過去が明>>続きを読む
シリーズ一気見ということで視聴。分霊箱探しというのがストーリーの本筋なのだが、これがとにかく進まない。ことある事にヴォルデモート陣営の邪魔が入り、次々に仲間が死んでいく。ハリー、ロン、ハーマイオニーの>>続きを読む
シリーズ一気見ということで視聴。「半純血のプリンス」が書いたテキストをハリーが手にし、ヴォルデモートの過去や秘密を解き明かしていく中で、最後には分霊箱探しという最終章にも接続するテーマが提示される。し>>続きを読む
シリーズ一気見ということで視聴。ヴォルデモートに対抗するべく"新 "騎士団を結成し、魔法省の介入に邪魔されながらも訓練を重ね、最後は闇の帝王と相見えるという展開。これまでは基本的にハリー、ロン、ハーマ>>続きを読む
シリーズ一気見ということで視聴。前3作を含めたここまでの4作品の中では圧倒的傑作。学校対抗戦のワクワク感、ドラゴン戦のアクション性の高さ、ハリーとセドリックとの共闘、ハリーロンハーマイオニーの関係性の>>続きを読む
シリーズ一気見ということで視聴。前2作とは変わって、ホグワーツの裏側というよりも両親の死の真相をめぐって話が進んでいく。ハリポタシリーズはスネイプしかりシリウス・ブラックしかり一見悪役のように見えて実>>続きを読む
シリーズ一気見の2作目。「賢者の石」に引き続きヴォルデモートをめぐるホグワーツの秘部をハリーたちが解き明かしていくというプロットは前作と同じ。終盤では、ハリーとロン妹の距離も近づき、ハーマイオニーとロ>>続きを読む
改めてシリーズを一気見するべく視聴。幼い頃から何度か見ている1作目はやはり名場面(記憶に残っている場面)が多いなという印象で、名シリーズの始まりという感じがたまらない。学園モノ特有の同級生、ライバル、>>続きを読む
戦闘シーンのない戦争映画としても有名な作品。では代わりにどんなシーンがあるのかといえば、アメリカ兵同士が下ネタを言い合ったりお互いを馬鹿にし合ったりするシーンが多い。「国のために」や「家族のために」と>>続きを読む
「こんな地形のところに基地つくったらそら敵の的になるやろ、、、」という本当にやばいところに実際に存在した米軍の前哨基地での激戦。アザーン(イスラームの礼拝を知らせる詠唱)が流れる度に敵襲など不穏な出来>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
卒論研究の一環で鑑賞。実際のミュンヘン五輪でのテロ事件をもとにした後日譚という感じだが、パレスチナ・イスラエル情勢の知識がなくとも典型的な「苦悩するスパイエージェント」モノとして一応は楽しめる作品にな>>続きを読む
終盤はかなり見ていてつらかった記憶がある。個人的には胸糞映画の部類に入ると思う。
ボーンシリーズで有名なポール・グリーングラス監督ということで、お馴染みのチラチラとした多数のカットが精神的にも物理的にも揺れる機内をよく描いていた。事実をほとんど忠実に再現した映画ゆえのなんとも言えな>>続きを読む
多段階のオチがあり、そして一見無垢で無気力だが隠された狂気を内側に秘めた主人公という点で『真実の行方』に近い印象。犯行に関してwhoの部分は早くも中盤で明かされるが、そこからhowとwhyの部分が徐々>>続きを読む
ある程度映画を観ていると、比較的簡単に予想できてしまうオチであり、似たオチの傑作たち(〇〇の行方、〇〇・アイランド、〇〇・クラブなど、、、)と比べてしまうと、緻密さが足りないように見える。ジョニーデッ>>続きを読む
設定が面白そうなので観てみた。瞬間移動能力使って贅沢しまくって世界中にワープしまくるシーンは気持ちが良かったし、瞬間移動×カーアクションは新鮮な感じで面白かった。話の展開自体に深さはないので、一風変わ>>続きを読む
実話に基づいているため、結局最後まで真相が確定されずモヤモヤ感は残り、映画としてのカタルシスやどんでん返しのような展開はない。しかし、真相が結局はっきりしないケースの方が現実世界では多いのだという世知>>続きを読む
MUSEのキラーチューンであるStarlightが使われた映画ということで鑑賞。中盤からオチが予想できてしまったため驚きはなかったが、MUSEーStarlightのイントロと同時に始まるエンドロールは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怪異の真相は結局最後まで分からず、ラストでどんでん返し!というわけでもなかったところは残念。少し期待しすぎてしまっていたかもしれない。NetflixではSFとされているが、SF要素はあんまりなかった。>>続きを読む
ホラー映画にはアトラクション系(お化け屋敷的感覚)の怖さと怪談系(ジワジワくる)の怖さがあると思っているが、日本に文化的に近い台湾の作品ということもあり後者に期待していたが、どちらかというと前者に近く>>続きを読む
言わずと知れた名作、初見で普通に騙されるオチだった。エドワード・ノートンは『真実の行方』でもちょっと似たような配役をこなしているが、確かになんとなく精神的に闇を抱えていそうな顔はしているなと思った。こ>>続きを読む
翌日からちょっと魚料理が食べづらくなりました。
キャストが凄くて内容自体も面白いけど、メッセージ性や深みは全くないので細かい感想は覚えていない。