あべきょさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あべきょ

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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

誰が味方か敵か分からない感じ、1作目の路線に回帰していて良かった。
『トップガン マーヴェリック』じゃないけどトム・クルーズの教官ポジションはなんかしっくりくるなぁーと思いながら観ていた。「マトリック
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.8

冒頭のロッククライミングのシーンからめちゃくちゃ派手で良いんだけど、最後のバイク使うところからの肉弾戦には子どもながら冷めてしまったのをよく覚えている。最後は拳で解決!とかそういうのスパイ映画にはあん>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.3

あんまり覚えてないけど、誰が敵で誰が味方か分からない展開が面白く、スパイものにはお決まりの「マスクを外す」シーンもトムクルーズとなると見栄えは最高で、分かっていても興奮した記憶がある。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.6

子ども特有の無垢な破壊衝動、危険な好奇心みたいなものが次第にスケールアップしていく怖さが堪らないスリラー。
「やめろよ?」と思ってしまうことは大体子どもたちがやってしまうので、ジャンプスケアとは違って
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

親心の切なさ、無力感、
子ども心の暴虐さ、繊細さ
学校の大人たちの汚さ、世知辛さ

複数視点で様々な人間の嫌な感情を見せつけられ、終盤まで胸がキリキリと押し付けられるような感覚があった。

この意味で
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パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

4.0

そういえば子どもの頃に観てた作品。
大雨の後の非日常感ある世界観とか、今でもかなり好き。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.8

前作より良かったと思う!
敵役一人一人の殺し方のバリエーションが豊富で「おおwww」となるシーンが多かった。(特にジムでの戦闘シーンは必見!)
『ジョン・ウィック』的なガンフー感もありつつ『イコライザ
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さらばウィリービンガム(2015年製作の映画)

3.7

SAMANTHAで視聴。
ショートフィルムだけど、これはなかなか考えさせられる。自分も常々「単純な死刑よりも重い刑があってもおかしくないのになー」と思っていたので、極めて卑劣と判断される犯罪者にはこの
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.3

クリス・ヘムズワース主演なのでアクションは申し分ない。秀逸なオチやストーリーには期待するような作品ではないからこそ軽く楽しめる。2作目も観ようかな、!

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

ずっと観たかった作品、クリスチャン・ベールの激ナルシ&サイコ振りが堪らない。

自分もこんな高級マンションに住んで、毎日身体を鍛えて、、、と一見すると男の理想だが、この異常なまでの自尊心の高さと狂気性
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

これは観る時期によってかなり思うところが変わってくる作品。
『JOKER』、それから安倍首相の銃撃事件の後で観ると、必然的にトラヴィスを凶行に駆り立てた環境や社会的背景に目が向いてしまう。
ベトナム戦
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.2

どうしても前作との比較になってしまうが、さすがにドゥニヴィルヌーヴが手掛けたVFXは35年という時代の進歩を感じさせる。『DUNE』でも驚かされたように、都市や巨大構造物からインテリアや乗り物に至るま>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃサイバーパンクやん!と思いながら観てたけど、むしろこれが後のサイバーパンクを形作る金字塔的作品と知って納得した。こういう近未来的かつ退廃的な世界観はサイバーパンク興隆当時としては目新しかっ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

前作ほどのワクワク感が感じられないのは、子どもたちが大人になってしまっているからだろうか。前作は2chの「洒落怖」がまさに映像化されたような作品だと思ったが、大人になってもある種の恐怖から解放されてい>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

好奇心は旺盛なのに、それでいて世間知らずな子どもの頃は、身の回りの世界にある様々なものが急に怖くなったりトラウマに感じてしまうものだと思う。大人になってしまった今ではもう味わえない、その独特な恐怖感を>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

冒頭から相変わらずのエスターぶり全開、精神病院でのエスターの感じは『ストレンジャーシングス』のエルとも重なった。
脱走のシーンはアメちゃん1つで、、、
警備員なんだからサシで負けんなよ笑

などとツッ
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

目黒シネマにて再鑑賞。

改めてブラピ×モーガン・フリーマンは強すぎる。バディものってやっぱりいいなと思いながら楽しんで観ていたけど、終盤が近づくにつれて、あのエンディングを思い出してしまって少しだけ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

目黒シネマにて鑑賞。

ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスがお互いにハマり役すぎて最高。顔のアップを多用したカメラワークも、両キャストの地の魅力をさらに引き立てる形でこの作品をサイコスリラー
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

少年マンガっぽい友情×共闘という激アツ展開の連続とダンスシーンの音ハメ感が最高に良かった。ストーリー自体はインド版コードギアスって感じで新鮮味は無かったけどその分アクションがとにかく楽しめた。最後の大>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

3つの物語が1つに収束していくのは面白いんだけど、史実ベースだからか、あんまりノーラン感?がない気がした。

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.8

かなり前に友達の家で観た。気持ち悪さとオチはなかなか秀逸だった記憶がある。
あんまり有名じゃないと思うけど、隠れた名作だと思う。特にどんでん返し系が好きな人にはおすすめ。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.2

割と古風でオーソドックスなミステリーだった前作と比べ、コロナ禍やポリコレといった最近の時勢も取り入れたことでエンタメとしての方向性はかなり変わった印象。こうしたシリアスなストーリーにSNSやポリコレと>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

重くなりすぎず、サクッと楽しめる系のミステリー。展開もまあオーソドックスなもの。最近は構成や展開が難しかったり、重めのミステリーをよく観ていたので、物足りなさは感じつつも、メンタルや集中力をあまり消費>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.5

精神的にそこそこ重めの展開だけど、ミステリー好きなら楽しめる。ワンシーンだけグロい所があるので、苦手な方はやや注意が必要。

北欧系の映画は全体的に暗くて陰鬱な雰囲気が特徴的だけど、デンマーク発の本作
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

普段はほとんど観ないジャンルの作品だけど、こういうハートウォーミングな作品もたまにはいいなと思わされる。デニーロの気品、スマートさがずっと心地いいし、アシュトン・カッチャーが何かの番組で言ってたように>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

序盤からメタ祭りでトリロジーと比べるとなんか本当に今っぽいというか、観客や社会に向けての皮肉の要素が強まった印象。3作目のラストがなんともスッキリしない感じだったので、その後ネオやザイオンがどうなった>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.8

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のテイストを下地に、トム・クルーズがパイロットを演じることで『トップガン』が上乗せされた感じの雰囲気。さらにメデジン・カルテルも登場し、「ナルコス」ユニバースを構成>>続きを読む

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

2作目の流れそのままに、アクションが派手になってるんだけど、宇宙船とかロボットとかの戦いが多すぎて何とも、、、『マトリックス』のスタイリッシュなアクションと世界観が良かったのであって、『トランスフォー>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

ワンカットとジャズドラムが象徴的で会話中心にテンポ感よく仕上げていて引き込まれるけど、話の中身にはちょっとついていけなかった。

自己と役、現実と虚構が混在する世界観は独特であると同時に少し難しくもあ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

こういう少年たちの冒険譚の面白いところは、ともすればトラウマにもなりかねないような、子どもでは手に負えない「これやばいよな」っていう怖さや闇みたいなものに皆で突っ込んでいく緊張感だと思っているので、こ>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

なんの専門知識もないはずのフランクがドラマで覚えたセリフを使ってみたりしながら周りを騙せてるのが普通に面白い。要所要所の機転の利き方や話術も本当にスマートで観ていて楽しい。

フランクとハンラティの敵
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.5

勝手にヴィンセント(トム・クルーズ)の物語だと思ってたらマックス(ジェイミー・フォックス)の物語。しがないタクシー運転手が偶然乗せた暗殺者を触媒にして殻を破っていくというプロット。

トム・クルーズが
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

ドイツ司法の闇に切り込んだ法廷ミステリーの傑作。重いテーマだがミステリー好きなら間違いなく楽しめる。※一部精神的にかなりキツいシーンもあるので注意。

自分がミステリーやサスペンスを好む理由の一つに、
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

60年代イギリスの世界観をフィーチャーしたサイコスリラー、世界観と推理の両面で楽しめる作品。さすがは『ベイビー・ドライバー』の監督とあって音楽の使い方が素晴らしい。

序盤は淡い夢を抱いて田舎から都会
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.8

ちょっと思ってたのと違った感。

BSの深夜帯に流れてそうなアイスランドの壮大な自然と羊人間の不気味な感じは良いんだけど、ストーリーがあまりに薄い。結局描きたかったのは自然への畏怖なのか、因果応報なの
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.2

3時間という長尺で、あらゆる薬物、淫行のオンパレード笑。ディカプリオじゃなければ最後まで見られなかった。高度な心理戦や頭脳戦、どんでん返しはないが、ディカプリオのマッド感は終始楽しめる。終盤はすこしダ>>続きを読む