前作がそれなりに良かったので、今作は、格段に作画がきれいになった。製作サイドが、カネをかけようという気になったのだろう。
王印というのを仰々しく行列を仕立てて運んでいる。それを警護する十番隊。楽勝な仕>>続きを読む
一週間、この映画を見るために働いてきたが、昨晩は帰りが遅くて、もう、眠たくて眠たくて、前半は、二回も寝てしまった。あと、最近なんだけど、欧米人、とくに若い男性の顏の区別が、まったくつかなくて、誰が誰だ>>続きを読む
前半はまどろっこしい感じがしたり、主人公の圭子が上から目線的で、ああ、こういうそつのない人、いるなあ、と思う程度。
ところが、後半は急転直下、まさに、映画の醍醐味である。本当に面白い。
圭子は銀座の雇>>続きを読む
男女三人パリエロ物語、といったところだろうか。男女三人、男一人に女二人で、さらに、男が中心という、まあ、その時点で話的にはくだらない男目線妄想になってしまう。(本当は女性がもう一人登場する(ポルノチャ>>続きを読む
飛車角の最後は、たしか、奈良平一味にたった一人で切り込む飛車角の姿で終わっていた。
その後、どうしたのか。という続きかどうかはわからない。辻褄を合わせているわけでもなさそうだからだ。
若旦那、と呼ばれ>>続きを読む
展開がスピーディーだ。このスピード感は、車のスピードと無関係ではないだろう。
新車のテストドライブから始まる。その車を追尾する怪しいバイク。三角峠に差し掛かると、ダンプが飛び出し、新車は崖下に転落。>>続きを読む
恋愛があれば妊娠して子供ができる、という話です。最後のオチがくだらなさすぎです。なくてもいいのかも、と今なら思ってしまいます。映画世界がスマートで、まあ、こういうこともあるわな、という感じです。
国会>>続きを読む
複雑のストーリーと固有名詞の乱用は果たして見る者の興味を惹くものだろうか。
謎解きの興味は生まれるかもしれいない。ただ、そこになんらのテーマ性も本質もなければ、中途で飽きてくる気もする。
物語は二つあ>>続きを読む
うーん、忖度なしで言うと、全体的にあんまし面白くもなかった。というよりも、ピンとこなかったです(前半は寝てしまいました)。
たぶん、自分は欧米人ではないし、まったく、郷愁が湧かなかったからではないかと>>続きを読む
殺陣シーンがものすごく迫力があって、というより、いままで見たこともないほど素晴らしい。
だが、残念ながらストーリーは魅力に乏しく、はっきり言って面白味はない。その理由ははっきりしている。女性が出てこな>>続きを読む
結局、すみれって、何者? さっぱりわからない。だけど、それがむしろ率直でいいのかも。つまり、この映画は徹頭徹尾、湖谷真奈目線で描かれている。湖谷真奈の構築した世界である。だから、すみれがやたらと美人な>>続きを読む
ディテールとしては興味深い。さらしはああいう風に腹に巻くのだと初めて知った。さらしをぐるぐる巻くのではなく、さらしを伸ばしておいて、自分がくるくると回転して巻き付けるのだ。そうした方が早いのには違いな>>続きを読む
テーマは「愛」であろうと思われる。広い意味での「愛」について、考えたい人には興味深いと思う。
以下は、あらかじめ内容を知りたくない人は見ないでください。
思いっきり十分以上遅刻してしまったので、最>>続きを読む
面白いと言えば面白く、それなりに見てしまう。映画というのはやはりシナリオなのかなと思う。
ただ、やはり映像が劣化しているのか見づらい部分も多い。
その当時としてはもちろんいい作品なんだろうけど、それを>>続きを読む
降旗康男監督の初期の映画だ。
長崎の競艇場に山崎組がいる。権藤組を見張っている。そのとき、権藤組の殺し屋に健太が殺される。
報復のため滝田は、権藤組を狙撃する。その帰りに眩暈がして車である女性にぶつか>>続きを読む
全編、独白である。それでも映画として成立している。なぜ、ドキュメンタリーにならないかというと、単純にミュージカルみたいだったり、アニメが挟まっていたり、まあ、映画っぽいからである。
それに、第一、奥さ>>続きを読む
ほぼ、独白と会話のみで進行する。この映画でいう卓球とボーリングだ。さらに俳優の演技で映画世界を構築していく。
その世界とは、特定の月日で死亡すると言うものだ。その日、たとえば、部屋に立てこもっていれば>>続きを読む
イタリア・ネオリアリズムのデ・シーカ監督の名作、ひまわり。ロケ地が多くて本当に臨場感に溢れている。
冒頭、夫のアントニオの消息を探すジョバンナと母親。冷たい役所の建物の中に小さく二人の姿。ロッセリーニ>>続きを読む
知る人ぞ知るマイナーな作品というので、傑作は滅多にない。傑作ではないから、誰も知らないだけなのだろうけど。この映画もその例に漏れていない。チープ以前にいったいどうしてこんな作品になってしまったのか、そ>>続きを読む
沖縄、島袋一家に所属するやくざ、海燕ジョーは琉球連合にリンチで弟分を殺され、復讐を誓った。琉球連合の理事長の金城を射殺し、恋人の陽子の世話で安ホテルに身を隠した。母親に会い行くと、フィリピンにいる父親>>続きを読む
またCGか。でも、どっかにはそれを示唆するのが載っていたような気がする。とはいえ、表パッケージのCGではない。
CGのどこが変なのか、わかった。人の動きというのは、緩急、リズム、ときにぎこちなさがあり>>続きを読む
うーむ、いかんなあ。最近、映画に限らないが、いろんな媒体で国際的になってしまい、そもそも、たとえば、映画に関して、昔は、洋画と邦画しかなかったんだけど。だから、欧米人の区別がまったくつかない。とくに男>>続きを読む
やたらと早い展開で痛快である。三船敏郎演じる藤丘刑事の繰り出す超高速ビンタみたいだ。
暴力団の牛耳る荒神市に不良刑事、藤丘が左遷されてくる。さっそく、大岡組のキャバレーで騒ぎを起こす。
敵対する小塚組>>続きを読む
のっけから敵ロボットに苦戦する正太郎と鉄人28号。そこに颯爽と現れた正太郎とよく似たショウタロウ兄貴、あっという間に敵ロボットを粉砕する。
この男、父親の金田博士の養子だったそうで、十年ぶりに戦地から>>続きを読む
映画作品であってドキュメンタリーではない。したがって、どこまで、津山事件と関わっているのかは不明だ。なお、津山事件は5月21日に発生しており、映画では冬から初夏の時期であるとすると、そういうところは参>>続きを読む
この映画はゴジラ系の映画である。ゴジラの代わりに液体人間が襲い掛かってくる。では、美女はなにを指しているのだろう。美女というのは、まあ、主人公なのだが、彼女が勤めているキャバレーそのもののことだろう。>>続きを読む
うーむ、始まる前から寝てしまった。だから、この映画が面白くなくて寝たのではない。だいぶ疲れているようだ。
もっと単純な映画だったら、途中から見てもわかるのだけど。
この映画は相当、たくらみに満ち満ちて>>続きを読む
結局、なんの話なんだろう? さっぱり、である。無理やり、大きなストーリーを持ってきて、収拾がつかなくなったのかな。
銀河鉄道999が忘れられた時の惑星に墜落する。そこは、かつて、駅があったのだが、現在>>続きを読む
実は、ここに出てくるような、行き止まりだが、そこで漂えてしまう感覚というのがよくわからない。焦燥感があるが、暮らせてしまうので、居心地がいいのかもしれない、という感覚である。
大田区の町工場の事務員と>>続きを読む
実は、独立愚連隊というタイトルなのに、独立愚連隊は主役ではない。とくに活躍もしない。主役は従軍記者、荒木である。
映画にはこうした新聞記者や刑事、探偵がよく登場する。存在そのものが映画のカメラになるか>>続きを読む
絵柄がマンガチックなのでこれはダメかなと思ったが、意外と引き込まれた。
コミックも読んでいないので前知識はゼロだが、なんとなく異世界ものだとはわかる。
最初のシーンは、どこかの郊外の公園。風が吹き抜け>>続きを読む
この映画のタイトル、実は、「偶然は、しばしば、想像の産物である」ではないだろうか。
どういうことかというと、人は宝籤を買うが、もちろん、儲けようなどと思って買うわけではない。確率的に無理である。宝籤が>>続きを読む
これはもう普通の映画だ。ポルノではない。しかもいい映画だ。
たとえば、ポルノだったら、この映画の場合、主人公は冤罪に加担してしまうわけだが、それをネタにして、なんていう展開になる。この映画では、そんな>>続きを読む
そうか、この映画はブラックバードの監督さんだったのか。そうと知っていたら見なかったなあ。
ひょっとして七割ぐらい寝ていたかもしれない。
のべつ台詞が入り、台詞がないときはテロップが入る。とにかく、やか>>続きを読む
遡っていく話。それにしても、ナイト・オン・ザ・プラネットは見たかったなあ。ついこのあいだ、リバイバル上映していたのだ。まさか、それを込みで映画を作ったわけではないだろうけど。見ていないので、ナイト・オ>>続きを読む
このタイトルでロマンポルノだったら、金子修介監督でなかったら見なかったろうな。
日活ロマンポルノの中では最高傑作といっていい。のちに「空気人形」、「フィギュアなあなた」等フォロワー作品を生み出している>>続きを読む