bluetokyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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(1974年製作の映画)

2.6

これ、読んだことがある。でも、冒頭だけだ。最後はこういう終わり方なのかな。
映画では、主人公が腹上死で終わっている。ということは、この映画は主人公のおっさんの作り上げた世界ということになる。
小説では
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.2

ああ、そういえばそうだった、と懐かしく日本版を見たときことを思い出した。ただ、日本版はいい出来ではなかった。有名俳優を使ったためなのかバラバラな感じでまとまりがない。とくに、ジョゼのばさん役が妙に張り>>続きを読む

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

1.5

びっくりなのは、前作の銀河鉄道999とストーリーはほぼいっしょなのだ。だとすると、もし、銀河鉄道999をこれから見たいと思う人がいるなら、こちらの方を見るべきである。同じストーリーなので完成度はこちら>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

1.4

うーむ、こんなにあっさりとした旅程だったのか。宇宙戦艦ヤマトとだぶっているのかもしれない。リアルタイムでは途中までしか見ていない。鉄郎がネジにされるために連れてこられたのは知っていたが、そもそも、連れ>>続きを読む

伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)

2.4

富野由悠季は監督ではなくて原作だったのか。展開が幼稚で稚拙なんだけど、富野由悠季は創作においては身近な事柄をテーマにすると聞いたことがある。コミュニケーション不全により、溝が深くなっていき、どつぼには>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.5

原題の、let him goは「解放させる」ということで、孫のことなのだろうか。見どころは多いし、丁寧な作りで緊迫感に満ちているけど、結局、まとまっていない。アメリカ先住民の人はなんのために出てきたの>>続きを読む

伝説巨神イデオン 接触篇(1982年製作の映画)

1.9

宇宙的に種族は違うのに、まあ、妊娠はするから、生物的には、近いのだろうけど、そうした、種族同士ではあるが、なぜか、言葉は通じる。最初の方に、さらっと、翻訳機がどうのこうのと、出てくるので、たぶん、そう>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

2.8

PG-12なのはハッパのシーンが出てくるからだろう。
ALSにかかり安楽死を選択する話。安楽死をテーマにしている。日本なら犯罪だが、映画の中でも犯罪らしい。途中、実は、夫が愛人と再婚するためにウソの病
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

見たときから時間が経っているので細部は忘れてしまった。同性カップルの方が、社会的に孤立していたり、子どもがいなかったりで、もし、その一方がなくなってしまった場合、心の傷は、いっそう深いのかもしれないと>>続きを読む

魔女の宅急便(2014年製作の映画)

1.4

つまらないこと、というのに付け加えるとすれば、長いということだ。ただ、面白くしようとして、実力及ばず、つまらなくなったということでもない。つまらなくてもいい、ということでつまらないのかもしれない。それ>>続きを読む

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

1.7

時間があり過ぎて困ってしまい、どうしようかと思ったら、あるいは、高島礼子さんファンならいいかも。四分の一ぐらいのところで見るのを止めた。でも、意外と面白い。うっかり、全部、見るところだった。かなり長い>>続きを読む

11人いる!(1986年製作の映画)

1.2

史料的な価値のみ。リアルタイムでは名前は知っていたが、ネタはまったく知らなかった(wikiにすら載っているが)。知る必要もない、それだけの作品ということだけど。今回は、そのまま、ネタバレなしの状態で見>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

2.5

今泉監督初観賞作品。
センシブルで繊細でとてもいい感じだが、総じて、ザツだ。たぶん、一年で三作品も作るのは無理があると思う。
台詞が立ち過ぎている。台詞でストーリーを説明しないで欲しい。シーンが変わる
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源氏物語(1987年製作の映画)

2.0

原作が超有名であるが内容が知られていない。自分も源氏しかわからない。実際見ても、登場人物がまったく誰が誰だかわからない。銀河鉄道の夜みたいに青空文庫でぱらっと見ればわかるような内容ではない。それでも、>>続きを読む

天使のはらわた 赤い淫画(1981年製作の映画)

2.9

石井隆はぶれない。のちの傑作映画を生み出す下積み。この作品はフィギュアなあなたのもとになったのかな。
すべては村木の妄想説。
土屋名美と女子高生の自慰には誰も登場しないのに、村木の自慰には土屋名美が登
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.5

原作が誰もが知っている有名な作品をどう映画化するのだろう。子どものころに読んだような記憶はあるがまったく忘れていた。覚えているのは登場人物の名前だけ。青空文庫でちらっと読んでみると、やや、気になるとこ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

後半の怒涛の伏線の回収はすばらしい。こんな方法があるんだと、目を見張るほどだ。それだけに、前半の凡庸なコメディタッチは残念な気がする。おそらく、R18を避けたのだろうと思う。アメリカにも悪質なヤリサー>>続きを読む

サイボーグ009 超銀河伝説(1980年製作の映画)

1.0

限りなく、宇宙戦艦ヤマト、その他のまるパクリにしか見えない。ストーリーも行き当たりばったり。009と003って、ああいう仲なのか。最後まで見るのが辛い作品。キャラはいいのでオリジナルの作品を期待する。

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

3.9

脚本が石井隆、曽根中生の名義になっている。他の評価でその経緯を詳細に記述してくれたので興味深く読ませてもらった。おそらく、石井隆が脚本を書き、それに曽根中生が手を入れたのだろう。まだ、石井隆に自信はな>>続きを読む

火の鳥2772 愛のコスモゾーン(1980年製作の映画)

1.2

内容そのものよりもデフォルメされた描写を長時間見続けるのはつらい。たぶん、デザイン上のことではなく、いかに、アニメを省力化して製作するかという目的でなされていると思う。たとえば、サイコロの宇宙人。サイ>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

傑作である。傑作には意図した傑作と意図せざる傑作というのがあるように思う。キル・ビル1に関しては後者の割合が高いのかもしれない。監督の特徴かどうかわからないがかなり複雑で目まぐるしいカット割りはそれな>>続きを読む

「エロ事師たち」より 人類学入門(1966年製作の映画)

1.6

エロはまったく出てこない。エロの仕事に携わる人々の話である。いわゆる、お仕事フィクションだ。映画で言えば、おくりびと、舟を編む、あたりが似ている。そのお仕事だけを描写したなら、ドキュメンタリになってし>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.5

原題はnever rarely sometimes alwaysである。「ない、まれに、時々、いつも」で、たしか、中絶する前に医師が主人公に質問した言葉だったような。たぶん、望まぬ妊娠というのが、女性>>続きを読む

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

1.2

最後まで我慢して見たと思うが、まったく、頭に入らない。そもそも、なんでスペースコロニーみたいなところにアイドルがいるのだろう。おそらく、それは、逆の発想なのだ。アイドルの世界があって、実は、それがスペ>>続きを読む

メガゾーン23(1985年製作の映画)

1.2

23は23区のことらしい。マクロスと同じ仕掛けである。ただ、表面的には受け取れるかもしれないが、すぐに底が割れる。たとえば、大きな河川はどうするのだろう、とか、東京湾、鉄道はどうするの、とか。さらに、>>続きを読む

メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(1986年製作の映画)

1.0

三作品のうちでももっとも質が悪い。点は音楽がかっこいいのと、史料的な価値である。通してみるのはつらいので早送りで見るしかない。

ゴルゴ13(1983年製作の映画)

3.0

拾い物の面白さ、というのはこういう作品のことだろうか。この勺でどういう話になるのか心配ではあったけど、それなりに、話しを繋いでいって、破綻はしていない。止め絵の多さは時間稼ぎなんだろうな。あとセックス>>続きを読む

曼陀羅(1971年製作の映画)

2.5

実相寺監督っぽいですね、実相寺監督ですから、当たり前か。人物が誰が誰だかわからない、そう撮ってあるからと初めて気付いた。わかるのは、岸田森だけ。あとは、女性二人、茶髪と黒髪の桜井さん。ひげの草野大悟さ>>続きを読む

メガゾーン23 PART III(1989年製作の映画)

1.0

見続けるのが辛くなるほどつまらないです。要するに人類はダメだから滅ぶしかないけど捨てたもんでもないよ、という話なのかな。とってつけたような筋なので、さっぱり、わからない。高岡早紀が声優らしい。当時とし>>続きを読む

戦後猟奇犯罪史(1976年製作の映画)

2.5

泉ピン子さんがコメンテーターみたいになって登場するが、実は主役なのだ。泉ピン子さんの非凡な才能が垣間見れる。三つの実際の事件を取り上げるのだが、たとえば、一番目の西口彰事件は「復讐するは我にあり」とは>>続きを読む

女はバス停で服を着替えた(2002年製作の映画)

1.5

鹿追町の観光映画という側面がある。そうした制約があるのが、悪いばかりでもない。制約が多い方が味わいがあったりするから不思議だ。ただ、エロ要素はまったくない。あってもいいとは思うがないのだが、ないのは、>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

唯一の難点は大波くらったあと、お誂え向きに業務日誌が出てきて、期待通り、新人、ウィンズローは怠け者で自慰ばかりしているクズなので給料はやらんでもいいと書いてあったりする。もっともらしくベテラン、ウェイ>>続きを読む