しゆさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

しゆ

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EXIT(2019年製作の映画)

3.2

カットが鼻について海外ドラマを見てる気分だったのと最後に落ちて明らかに死んでるのによく分からない助かり方をしたのを除けばまぁまぁ楽しめる。他の人のレビューでヒロインが少女時代のメンバーって聞いて、さら>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

"のろま"な子がその純粋さゆえに周囲に影響を与えていくのは『フォレスト・ガンプ』を彷彿とさせた。ザックとタイラー双方ともどこか新しい地を欲していることとそれとは別に逃亡者ということは共通してるけど、最>>続きを読む

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白かった。シリーズ2作目を観て正直これ以降1を超えることはないんだろうなと勝手にたかをくくってたから、あまりの完成度に驚いた。
タイムトラベルもの特有の伏線回収はもちろんのこと、タイム"
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.7

以前の任務の手がかりを持つエージェントKを再び呼び覚ますMIBシリーズ第二弾。ニューラライザーは赤から青白くなって目に優しくなった。
MIBの世界を何も知らなかった(忘れた)KとJの関係性が前作と対比
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プロメア(2019年製作の映画)

3.7

アングルぐわんぐわんで色使いが鮮やかででいちいちカットイン入るところがザ・TRIGGERのアニメって感じ。ただ眺めるだけでも楽しい。設定は炎炎ノ消防隊に似てるって言われてもしょうがないけど、メカの殴り>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.4

1年に一度だけ12時間全ての犯罪が合法になる夜が繰り広げられるという奇抜でかなり興味深いテーマ。随分前から名前は知ってたけどようやく観れた。倫理的にはおかしいと思うけど、実際に経済の発展や犯罪率の激減>>続きを読む

世界を変えたテレビゲーム戦争(2019年製作の映画)

4.0

ATARI創業者やニンテンドー・オブ・アメリカの会長、EA創業者といった名だたる業界人たちのインタビューを交えながらPlayStation誕生までのゲームの歴史を振り返るドキュメンタリー。
アメリカの
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

メタルギアでおなじみの小島監督がTwitterで推してたので鑑賞。私は同監督のデス・ストランディングでマッツを知ったのでその流れもあって彼には一人の人間として興味があったし正直彼目当てで行きました(笑>>続きを読む

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.7

ネットのどこかで面白いと聞いて。海外のセルアニメはたぶん今までディズニーしか観たことがなかったので、20年前の海外アニメってどこもこんな感じのデザインなのかなとまず思った。一方でジャイアントのガジェッ>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.3

前作のエンディングが流れ、その直後からを描く本作。判定勝ちだったアポロは世論のロッキーが勝ったという風潮に納得できず再戦を申し込む。最初は気が乗らなかったロッキーも収入やエイドリアンとの新生活を通じて>>続きを読む

ロッキー(1976年製作の映画)

3.8

言わずと知れた名作ボクシング映画。最初から最後まで熱血ものかと思いきや、落ちぶれたボクサーの末路や彼を取り巻く人間関係などところどころに哀愁漂うムードで意外だった。Gonna Fly Nowは聴いたこ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.2

毎日1件ずつ起こる殺人が聖書の七つの大罪をモチーフにした連続猟奇というテーマ。監督と主演が同じだからか全体的に暗い世界観は『ファイト・クラブ』を彷彿とさせる。
残りが嫉妬と憤怒で、妻の独白もあって結末
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.3

個人的に第一次世界大戦には興味があったので、この映画が制作されると決まったときからずっと観るのを楽しみにしてました。
序盤は射撃訓練や更新の様子を3:2ほどの画面比のモノクロ映像のバックに実際に世界大
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.0

面白い。地球で人間に擬態している宇宙人が存在する世界で、悪事を働かないよう取り締まる謎の黒ずくめの組織が登場する。調べたところアメリカの都市伝説がモデルらしい。公開されたのが25年ほど前で小道具に若干>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

自分の寿命がわかるなんて毎日気が重くなりそうで嫌だけど、残り数日って実感するからこそやりたいことにとことん挑んでいけるというのもまた事実で考えさせられた。ストーリーは平たく言えば偶然同じ病室になった二>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

ノーカット風の長回し映画。先に観た1917も同様でリアルさや臨場感は確かにあるけど、観客の想像の先をいくインサートや画角が映画の特長の一つだと思ってるのでその勢いのまま2時間の上映は息つく暇がなくて疲>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

時間を短縮させるのがウリのFedExのエンジニアが時間の概念がない無人島に放り出される皮肉。キャスト・アウェイには漂流者とか見捨てられた人って意味があるらしいので、無人島から生還しても社会との、ケリー>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

4.2

宗教おばさんの気持ち悪さが際立ってて良かった。霧の中の化け物は恐怖心を煽るために姿は全く見せないものかと思ってたけどR15だけあってグロデスクな見た目でした。でも化け物がいても霧がなければ周りを一望で>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

映画館で観たかったけどコロナやらの事情でレンタル。終盤の走るシーンの臨場感よかったけど劇場の大画面と爆音だと臨場感はさらに凄かっただろうなと後悔。画だけじゃなくて内容も重くて、歴史の裏で人知れず活躍し>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かったつまらないの感想ですらネタバレになるので後日また観てから書きます。

ありがとうエヴァンゲリオン。お疲れ様でした。


一つ言えるのは必ずTV版、旧劇、新劇を復習してから観るべき。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

正直意味の分からないシーンがあってポカーンとしてたとこもあった。新劇場版は従来までTV版に沿ったシナリオだったがここにきて大きく路線を変えてきた。自分は本作がそういう内容だというのは事前に聞いていたし>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

序破はシンプルなので見やすくて純粋に楽しく観れると思う。TV版と基本的な流れは同じだけど登場する使徒の数を減らしてひとつひとつの戦闘を重視して時間をかけて描かれている。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.8

レビュー数200本目。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために予習。TV版と構成どころかセリフもカメラワークもほぼ同じで作画がそのまんま綺麗になったような出来栄え。TVアニメ版が面白いから特に付け加
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

TV版25,26話のもう一つのストーリー。25,26話は精神世界の話でいまいち内容が入ってこなかったし最後の有名な終わり方は初見だとなにこれ…?ってなってしまったが、これを観ると納得できるのでTV版の>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一度では理解できないとは思ってかかったけどあまりにも難しすぎる。ノーランの過去作もまとめられた満足感たっぷりのパンフレットはかなり丁寧に解説してくれてたのでまた読み返しながら鑑賞したい。
日本の広報に
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.6

ジムキャリーの演技力が光る。やりたい放題って感じで見てて楽しかった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

漫画読んでないと分からないし読んでても分からないとこあるけどカッコいいからよし。映画好きとしてこれは外せなかった。作画も設定も何もかもが時代の最先端。ただ若干のカルト化による過大評価は否めないかな。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

初めての午前十時の映画祭にて鑑賞。
邦画のモノクロ映画はもちろん初めて。評判が異常に高いから期待してたけどそれをさらに飛び越えてきてめちゃくちゃ面白かった。黒澤明だからって贔屓目なしに観てもそれでも面
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.3

次に雨の日が来たら観ようと思ってた作品。『雨に唄えば』っていう邦題も良い。ミュージカルのダンス、特にどしゃ降りの中ジーン・ケリーが踊るシーンは大好き。晴れの日に歌い踊るのは当たり前だけどあえて雨の中で>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『パラサイト』と同日に鑑賞。
初っぱなのワイティティ演じるヒトラーが想像してた以上にポップなキャラで笑っちゃった。で息も尽かせぬままビートルズのI want to hold your handにのせて
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画は新感染から興味が湧いてたけど正直ここまで面白いとは思わなかった。資本主義から生まれる格差など監督からのメッセージはたくさんあると考えられるけど、それら抜きにしても単純にシナリオが面白い。無駄>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

ジャンルはサスペンスだけど謎解きメインというより大自然の残酷さ、ネイティブアメリカンへの民族差別に重きをおいたメッセージ性の強い作品だった。事件の顛末が胸糞悪いのもそれらを際立たせるためなのかな。「裸>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

IMAXとDolby Cinemaで鑑賞。
なんといっても見所は圧倒的な臨場感!エンジンと排気の爆音、歓声、迫力!!今年一発目の劇場鑑賞からとんでもないものを観れました。車にあまり関心のない私でも夢中
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.3

ツッコミどころがとにかく多すぎて…。音を立てちゃいけない生活なのに花瓶は置くしそもそもどこまでがセーフの音量なのか分からないから緊張感もへったくれもない。釘で足怪我したなら印つけるとかペンチで曲げると>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アニメ映画は滅多に観ないけどヒロアカは結構ハマった漫画だったので鑑賞。うーん…この作品の肝でもあるクライマックスのデクが爆豪にOFAを譲渡するシーンだけど…。一緒に行った友達は興奮してたけど正直あれは>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

あんな出来の前作からよく持ちこたえれたなと思ったし同時に無難な終わらせ方をしたなというのが率直な意見。あれだけ叩かれたローズはもはや空気だし後付けサクサクのパルパティーンの登場も、それを前提とした展開>>続きを読む