inazumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.7

大卒ニートのグータラ女、タマ子が人生の一歩を踏み出すまでの日常を描く。日常風景を切り取って、ましてや"人生"を描いた映画なんて大概長尺ですけど、本作はそれを78分という僅かな時間に上手~く凝縮していま>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

1.9

麻生久美子はかわいいけど…
ウザい、ウザすぎる。。やたらとギャーギャー喚くんじゃないよ!

コメディと言いながら、残念ながら笑ったところはほぼ無し。蛇口のくだりはくだらなすぎて微笑ましかったですけど。
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.4

家出少年ふたりが盗んだパトカーで走り出す。
アメリカの静かな大平原をパトカーがちチョロチョロ走り回る光景はシュールかつかわいい。
いろいろと説明不足な点がありましたが、ケヴィン・ベーコン演じる保安官が
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

2.4

特撮エロ茶番劇!
河崎節炸裂。いい感じにしょうもない。
壇蜜のセクシーショットが中途半端(腹回りばっか笑)で、あれではファンも興ざめでは?

都知事「良純ってのは何であんな気持ち悪い顔してんだ?親譲り
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グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

3.4

戦争だぁぁぁぁぁぁ!!!💢
笹野高史、咆哮!!

前から気になってた作品で、先日観た『アカルイミライ』での笹野高史の怪演をみて本作を観たくなりました。サイコパスお姉さんにあんなことやこんなことまでされ
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極道黒社会 RAINY DOG(1997年製作の映画)

3.6

三池監督らしい、男臭~い作品。
黒社会シリーズ2作目。このシリーズは三池流悪趣味演出が比較的少ないですが、本作はほぼ皆無(トモロヲの放尿シーンぐらいか。。)な上にストーリーも分かりやすくてとても観やす
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

2.3

突っ込みどころ満載。
登場人物たちの行動に納得いかないことがたくさんありました。
特に終盤、トムがティム・ロビンスの家に隠れてからがひでぇ。あんな危険な場所に娘を一人置き去りにすな!しかも目隠しまでさ
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.0

アカルイミライ…
キラキラした青春映画かと思いきや、黒沢監督なのだからもちろんそうとはいかず、終始黒みがかった暗い世界観で物語は進行します。希望とも絶望とも取れるラストカットが印象的。アカルクなってほ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

評判が良いのでウキウキで鑑賞。
ポップなループもの映画。
怖くは、、なかったかなー。

序盤はめっちゃ嫌いだった主人公の女がループするうちにどんどん勇ましくなってきて印象がガラッと変わります。『ゾンビ
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牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-(2018年製作の映画)

3.4

くっきーのホラーっぷりを堪能したく鑑賞。
アクション頑張ってましたね。
まさか「ごまっごまっ♪」が聴けるとは笑。

牙狼作品はテレビシリーズ第1弾~第2弾、劇場版第1弾のみ鑑賞済みという、シリーズ全体
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愛の渦(2013年製作の映画)

4.0

男女が集まる序盤のあの絶妙な気まずさがたまらん!
男女が入り混じった空間で、女子だけで話が弾んで男子そっちのけ状態になったり、その空気に耐えかねた男子のとる行動とか、見ているこっちも超気まずい!このイ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

1.9

めっっっっちゃ期待はずれでした!
"移動型都市"、"都市が都市を喰う"とか言われたらそりゃ胸踊りますよ。もうストレートに大大大好きな題材。こんな題材なら、巨大都市同士がぶつかり合って車や電車がポンポン
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.4

家族からも会社からものけ者にされてる可哀想なオヤジが宇宙人(?)にキャトルミューティレーション(?)されてハイテク版鉄男みたいになる話。

監督は名作『アイアムアヒーロー』の佐藤信介。その作品群は当た
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御法度(1999年製作の映画)

4.0

松田龍平がとにかくヤバい…
男を惹き付ける、あの妖艶さたるや…
当時16歳、正直セリフ回しがぎこちなかったりするのですが、そんなのどうでもよくなるぐらい、その存在に惹き付けられてしまった。。危ねえ俺…
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

マクドナルドにこんなえげつない歴史があったとは。

マクドナルド創業者であるマクドナルド兄弟が野心家セールスマンにボコボコにされる話。セールスマン、レイ・クロック役のマイケル・キートンのいけ好かない演
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マザー(2014年製作の映画)

2.9

Amazonプライムサーフィン中に片岡愛之助の鋭い眼光にノックアウトされ、ついつい鑑賞。

なんと!楳図かずおの初監督作品!
代表作「漂流教室」で幼い日の僕に多大なトラウマを植え付けた最恐漫画家がつい
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.8

「ええケツしとるの~う♥️」
山守親分の第一声が胸に響いた笑。もうこのエロ親父のエロ名言が聴けるのも本作で最後になってしまうのか…

社会のヤクザ非難が激しくなる時代に入り、このままではいかんと武田親
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.9

面白い~。久々のこのシリーズ。前作の代理戦争を観たのがほぼ1年前という…こんな面白いシリーズをほったらかしにしてたことが悔やまれる。本作では前回までのあらすじをオープニングで分かりやすーく追ってくれる>>続きを読む

キラー・メイズ(2017年製作の映画)

2.8

ダンボールパイプ、ダンボールツインカッター、ダンボール歯車…
美術や小道具は最高!

でも話は面白くない!
テンポも悪すぎ!
ギャグがまっっったく笑えない!
もったいない!

こんなに長くする必要はま
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.8

面白い!
良い意味で裏切られるラストが最高!←映画冒頭の松坂慶子のナレーションが伏線としてよく効いてて上手い!

平田満も風間杜夫もぶっ飛んでますね。前半、平田演じるヤスが次々とスタントの仕事をこなし
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.0

アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝映画。いやー、強烈。ていうか男どもが皆ポンポン脱ぎすぎモザイクかかりすぎですごい萎えた。この監督の作品は『エル・トポ』と『ホーリー・マウンテン』(寝落ちして記憶なし)>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.8

すごい久しぶりに観ましたが、こりゃ泣きますわ。。
…これの前作が大名作『オトナ帝国の逆襲』て…今考えてもすごい並びですね。10年に一度出会えるか級の名作が立て続けに公開されてたこの頃に戻りたい…なんて
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HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)

3.2

嫌な描写満載の体感映画。

鉄と歯のギリギリ音とかマジ勘弁。鉄の味が口いっぱいに広がるよう。『鉄男』の序盤にも鉄を咥えてギリギリやるシーンありましたが、塚本監督は本当に鉄が好物なようで。
ハンマーも地
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六月の蛇(2002年製作の映画)

3.9

自慰行為を男に激写されたりん子は、写真をばらまくと脅され、男のエロ注文に仕方なく応えていく。

最初の方は退屈でしたが、りん子の夫が絡んできてからジワジワと面白くなっていきます。塚本晋也の下半身から伸
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

2.9

いい話でしたが、ありきたりな感じもしました。こういう内容の作品は男泣きするためにみるもんですが、泣くことはなかった…

問題アリなジジイと隣人の交流を描いた男泣き映画といえばなんといっても『グラン・ト
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一命(2011年製作の映画)

4.3

『十三人の刺客』に続く三池流本格時代劇!本作で原作「切腹」を知りましたが、三池崇史にピッタリな題材だと思います。肉体的にも精神的にも超痛~い作品に仕上がっていました。。

超カッコいいシンプルなタイト
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バッド・マイロ!(2013年製作の映画)

3.0

大腸ポリープをモチーフにしたモンスター・マイロ。これがまたテッドよりも100倍かわいい。

汚いお下劣コメディのようにみえて、その実態はストレス社会に追いつめられながらもたたかい続ける男の熱い物語。ケ
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

通常版に20分ほどチョイプラス。
うーん、最初っからこっちを公開してほしかった。。

ディレクターズカット版を観て強く感じたのは主人公の彼氏・クリスチャンが最高のキャラだということ。もうこいつが主人公
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ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)(2002年製作の映画)

3.0

懐かしい。『パラレル西遊記』『宇宙漂流記』に並ぶドラえもんトラウマ映画。前述の2作品と比べるとトラウマ要素は少ないものの、改造されてしまった心優しいロボットたちが元に戻る描写がないところが地味にキツく>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.8

待ってました!
三池崇史最新作!
なかなかぶっ飛んだ作品でした。
ぶっちゃけ内容はどうであれ、新たな三池作品が劇場公開したってだけでもう満足なんですわ。

MVPはここでも評判の染谷将太。
オイシイと
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.9

壮絶……

恋愛、性愛、親子愛、偽りの愛…形のない愛を具現化したような主人公・岩男。この男がいちばん愛おしい。そんな岩男を見事に体現している安田顕。この人は本当に素晴らしい役者だと本作で痛感。大げさか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

笑えて、
ワクワクして、
ハラハラして、
ゾッとして、
クライマックスはポカーーーン😮

いやー良い感じに揺さぶられました!ネタバレになるので詳しくは言えませんが、"面白くなるにきまってる"展開を、そ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.5

パラサイト前に過去ポン作をもう一丁。

だいぶ前に観て記憶が薄れてたやつ。
しっかり覚えてたのはグエムル登場シーン。真っ昼間に遠くの方からドッサドッサと近づいてくる巨体には結構ゾッとしましたが、改めて
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.1

これは、、最悪すぎる。。

最近グイグイきているアリ・アスターの初期作品(短編)です。短編といっても『ヘレディタリー/継承』と『ミッドサマー』に引けをとらない強烈な作品になってます。

父親に恋愛感情
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.8

待ちに待ったアリ・アスター監督最新作!期待を裏切らない、悪趣味まみれのキチガイ映画に仕上がってました!

上映開始早々、これからオトギ話でも始めんのかと言いたくなるようなカラフルな絵画がドーンと映し出
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

ずっと気になってたポン・ジュノ映画。パラサイトの前に予習がてら鑑賞。

冤罪で逮捕された息子を救おうと、ガムシャラに行動を起こすオカンの愛と狂気の物語!見応え十分でした。さすが韓国映画。伏線の張り方、
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