SHINさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

宇宙にて船外作業中、他船の爆発事故に巻き込まれて宇宙空間に放り出される。果たして無事に帰還できるのか。

映像がキレイで、映画館で見たらもっと臨場感を感じられたかな。

極限状態でも冷静さと、自己犠牲
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.8

幕末、幕府と薩長、どちらにつくか決めかねる小藩に、3人の黒人が漂着する。扱いに困る家臣達だが、好奇心旺盛な城主は彼らに会いたくて仕方ない。ようやく会えた時、彼らの奏でるジャズに、領主のみならず家臣も熱>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

弁護士の裏切りで14年を刑務所で過ごした男が、出所後に復讐を企む。

1962年の作品のリメイクという事なんだけど、リメイク元作品にグレゴリーペックが出てるようなので、観てみたい。

前半の不気味なト
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

イコライザー続編。仮の姿をホームセンター店員からタクシードライバーに転職?して、人助けに勤しむマッコール。知人女性が殺害され、違和感を感じたマッコールは、秘密裏に調査する。

2回目の視聴だけど、正義
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.8

白人至上主義者のデレクは、父の形見の車を盗もうとした黒人を殺害し、収監される。刑務所で過ごす中で、自分の過ちを自覚し、考えを改めるが、出所すると弟のダニーが自分以上に白人至上主義に傾倒していた。

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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.6

ラスベガスの警備コンサルタント、ニック・ワイルドは、暴行された女友達の依頼で、相手の身元を特定。話し合いで解決を試みるも、話が通じないのでボコボコにする。ただ、相手が大物マフィアの息子だったため、話が>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.4

大学生のキョヌは、駅のホームで泥酔した女性を見かけて助けるが、電車の中でも危なっかしい彼女を介抱するも、お陰で散々な目に遭う。翌日は彼女に呼び出され詰問されるも、徐々に2人の関係は近づいていく。

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マーシュランド(2014年製作の映画)

3.6

民主化したての1980年代スペイン。マドリードから左遷されたペドロ刑事と、ベテラン刑事のフアンは、少女失踪事件を担当。少女は遺体で見つかるが、2人は過去にも同様の事件が起こっている事に着目し、事件解決>>続きを読む

柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

3.6

主君の警護を命じられるも、主君を討ち取られ、切腹も許されず、仇討ちのみに生きる武士の話。

仇討ちを果たしきれないうちに時代が代わり、武士の意味が変わっていく流れがうまく描けていたと思う。

中井貴一
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

1950年代イギリス、ロビンとダイアナは運命の恋をして結婚。子どもも授かり幸せの絶頂だったが、ロビンがポリオ感染で首から下が麻痺し、呼吸すら機械に頼らざるを得なくなる。死ぬ事を望むロビンに対し、ダイア>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

麻薬取引で大金を得たワイアットとビリーは、大金をバイクのタンクに隠し、念願の謝肉祭「マルディ・グラ」見物に向けて旅立つ。

子どもが生まれるまでバイクが趣味の1つだったので、有名なこの作品の名前は知っ
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

強引な事業で資金繰りに苦しむチャーリーの元に、絶縁状態の父の訃報が。遺産に期待するも、彼に残されたのは車とバラの花だけ。詳細を突き止めると、遺産のほとんどは、自閉症の兄、レイモンドの信託財産となってい>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.9

息子に同居を提案されるも、頑なに拒否する、半盲の独居老人エルネスト。ある日手紙が届くが、仲の良い人ほど、内容を知られるのが嫌で頼めず、偶然知り合った若い女性ビアに代読と代筆を頼む。

ブラジル映画はた
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

クライムサスペンスかと思いきや、まさかの不気味な作品。

結末がはっきりせず、考察や解説をいくつか読んだけど、その「?」こそが監督の狙いで、視聴者自身が納得できれば、それが正解なのだそうだ。

監督が
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.9

数年ぶりに再視聴。5次元の世界とか、その後なぜ生還できたのかなどは2回目でもわからなかったけど、それでも充分楽しめた。

特に映像がリアルでキレイで、映画館で観たかったな。また観る機会があれば、大画面
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

序盤の展開は民放の2時間サスペンスっぽかったけど、途中から流れが変わって、上手いミスリードからの意外な結末。

要素がいくつかあって、ちょっとややこしかったけど、理解できないというほどではなくちょうど
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

自由奔放に生きる男が、過去に関係した女性から「あなたの子よ」と赤ちゃんを押しつけられ、最初は返そうと試みるも、観念して育ててたら最高の父親になってたという話。

すごく良い映画だったなー。テーマは重い
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

高齢者の身体で生まれ、歳を重ねるごとに若返る男の人生を描いた作品。

ファンタジーなんだけど「若返る」という事以外はリアルで、なんだか本当にあってもおかしくない事のような錯覚におちいった。

ほんの少
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タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.6

娘の手術のために、大金を強奪するが、逃走車のドライバーがびびって逃げたので、バスジャックして逃走して…という話。

B級っぽさはあったけど、結構面白かった。ただ、前に観た事あるはずなんだけど、ほとんど
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レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.3

クリス・ヘムズワース目当てで視聴。

アメリカが、ある日突然北朝鮮に侵略され、兵士1人を含む逃げ延びた者達が、兵士の指導の元、ゲリラ戦を展開し、祖国を取り戻そうとする話。

戦い以外にも、家族の絆とか
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

リーアムニーソン主演。勘違いで麻薬組織に息子を殺された模範市民の復讐が軸だが、麻薬組織も対抗組織の仕業と勘違いして報復して、こんがらがっていく内容。

面白かったんだけど、惜しいとかもったいないという
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

金持ちの娘と結婚した、元テニスプレーヤーの男が、浮気した妻を殺害するために、周到な計画を用意する話。

ヒッチコックの作品の中でも、突出して面白い。前半の伏線が、後半に鮮やかに回収され、終盤で全てが明
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.7

前から気になっていて、ようやく視聴。邦画観るのもしばらくぶり。

工藤阿須加演じる青山が、ブラック企業から抜け出せるのか?と、福士蒼汰演じるヤマモトの正体は?という2本の軸で話が展開していく。ブラック
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ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.6

数年前に観た記憶があったけど、BSで録画したのが残ってたので、ながら見で再視聴。

ケネディ暗殺を防げなかった事を悔いる、初老のシークレットサービス員が、大統領暗殺を予告する犯人と対峙する話。

クリ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

インドで迷子から孤児となり、オーストラリアの里親に引き取られた少年の話。

実話ベース。少年というか幼児時代のサルー、とても可愛らしくて、初めてのおつかいみたいだが、迷子になってからの展開はハラハラす
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スタンピード(1965年製作の映画)

3.5

スタンピート

ジェームズ・スチュアート主演。イギリスから「角の無い牛」を連れてきて、アメリカに広めようとする母娘。アメリカには根付かないと笑われるが…という話。

しばらくぶりの西部劇。派手なガンア
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

最高機密文書に関する映画で、難しそうだな…と思って見始めたが、難しいテーマをわかりやすく描いていて、エンターテイメント性も高かった。

トム・ハンクス、メリル・ストリープといった、レジェンドクラスの演
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

有名な作品だけど、初視聴。

気楽に観れるラブコメなんだけど、レネー・ゼルウィガーが演じるブリジットが何ともチャーミングで、ストーリーや映像、音楽も良く、売れた理由に納得。

ヒュー・グラントも、だら
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.7

20年以上ぶりの視聴。ほとんど忘れてたけど、カポネのバットのシーンだけは鮮明に覚えてたな…。

贅沢なキャスティングで、レジェンド俳優の若かりし頃が観れて満足。

バラ色の選択(1993年製作の映画)

3.5

夢見るホテルマンのドタバタコメディ。すごく重たい作品を観た後だったので、お気楽な感じがちょうど良かった。

90年代の空気感もいい感じで懐かしかった。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

評価が高かったので観てみたが、かなり陰鬱な内容だった。しかも事実を基にしているので、より重たく感じる。

見て見ぬふりをせずに、告発した人がいた事、そしてこの事実を映画化して、国を動かしたという事実に
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.2

最近同じ役者の系統で作品を選ぶのが続いていたので、一度リセットしようと、全然違うジャンルっぽい本作を選んでみたが…。

衝撃的な映像が撮りたかったのか、グロい映像てんこ盛りで、もはやスプラッター映画。
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.4

それなりに面白かったけど、何かイマイチだった。ポリス系サスペンスとして目新しいものは特に無く、安っぽく感じた。

そもそも汚職刑事ではないアンドレ刑事が捜査担当になるのも疑問だし、ストーリーの細部が雑
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

ジャケットからハートフルな父娘の絆的な内容を想像していたが、認知症になった人の視点で日常を描いた内容。

予備知識が無かったので、序盤で混乱し、中盤で何となくテーマに気付き、終盤で納得した。

登場人
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.0

「博士と彼女のセオリー」で共演したエディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズが、サイド共演という事で、これは観ないとなと思い視聴。

エディ出演作はこれで3本目。前はトランスジェンダー、ホーキング
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

「リリーのすべて」で素晴らしい演技だったエディ・レッドメイン。彼がアカデミー賞主演男優賞を取った本作には期待していたが、期待を大きく上回る熱演だった。

「リリーのすべて」でも、男性から女性への変化を
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