FATMAX夜食のデブロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

シャーク・ショック(2017年製作の映画)

2.5

電気ウナギが居るんだから電気ザメが居ても良いじゃないか!

という事で《サメ映画》である。

もちろん弩級のBタイプだ!

S/A級からZ級までよりどりみどりとなったこのジャンルにおいてコイツは間違
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.1

スゲェ簡単に言えば【エイリアン】のファンから文句喰らうぐらい『上等じゃワレェ!』と腹を括(くく)ってたと思うのよ、【エイリアン2】を作ってる時のキャメロンって。

まぁソレぐらいに方向性ギューン!…い
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

根本は結構王道なゾンビ映画だと思うわけですよ。ヒューマンドラマの重要性とかしっかりしてるし。

ソレに本国ならではの企業体質等へのアンチテーゼみたいなモノも入れ込んでて。

ゴア描写は、あるにはあるけ
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.5

コレはもうケレン味爆発エンタメアクションの類(たぐ)いなのでリアリティがうんぬん言うタイプではなく、二枚看板の役者が

『ド派手にカッコ良く決める』

パターンのヤーツなので、ソレであれば多少のトンデ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

2.1

絵本未見。
本当は観終わってから見ようと思ったが、そのテンションは観賞後に速攻消えた。
内容自体が悪いとは言わない。子供向けでありながら大人も楽しめる作品として作りたかった意図は分かる。

ワシはもう
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.0

アメリカ発信にしては随分とフラットな描き方をしているし、何よりラストのメッセージがその意思表示であると思う。
昨今イマイチ評価が宜しくなかったエメリッヒだが、個人的には久々ヒット。
それもかなりのドン
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.4

正直に言えば主軸のスリラーとしてはツッコミ所がそれなりに多く、良質な物語を求めるならば この作品はその位置には来ない。

ただし!
コレは重きがソコにある作品ではない!

ズバリ、

《ブッ飛びボルタ
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

1.5

福田雄一のダメな部分が凝縮された正に

《勘違いのオンパレード》

の長時間垂れ流し遊戯会。

個人的にミュージカルが苦手とはいえ もうソレ以前の問題である。

ビジュアルは原作に忠実と言う話だが原作
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.6

現在の世界状況において確実にタイムリーなテーマ性。
差別や分断等 現実社会とオーバーラップする怖さである。
ジャンル的にはヒューマンドラマが首軸の異色作だろう。

ゾンビ映画はゾンビ自体の設定も大事だ
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.0

アイデアが秀逸だったスリラーとしての1作目に続編登場。

続編という物は繋がりの有無とは別に、更に上を行く面白い同ジャンルのテイストを追求するか、しがらみに囚われず振り切って攻めるかという選択が訪れる
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海底47m(2017年製作の映画)

2.8

いわゆるブッ飛び系でもマニアでもそれなりに身構えるZ級でもない、それなりに

〈しっかり映画なタイプのサメムービー〉

…と言いたいが、チョイと違う。

コレは深海+ケージ(檻)の中というワンシチュエ
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複製された男(2013年製作の映画)

2.2

好きな人には申し訳ない。



良い事は書かない。





















ジャンル 《意味不明》


結局サッパリ分からないのに作り手のドヤ感だけがプンプン臭っ
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.5

「配信 即観たのに、まだ書いてなかったのか!?」

と言われれば

『ええ!書いてませんでしたよ!!』

と逆ギレで返します。

とりあえずジャンル自体が大好物な上に何度観てもオモロ過ぎて"最高"以外
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.3

ストーリー的ネタバレじゃないけど、法廷モノとしての〈勝敗〉だけには触れるので、ソレも知りたくない人は読まないで下さいな。















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ネバー・ダイ(2018年製作の映画)

2.5

ルックから かなり湿度高めで臭いすら漂いそうな画のシンプルプロットなフィリピン製バイオレンスアクション。

序盤の展開が少しダルいが事が始まればとにかくアクションで走り切れる〈勢い押し〉上等なパターン
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.4

で、結局 日本版表記は"バックリー"なんですか?"バックレイ"なんですか?

とかまぁどうでも良いっちゃ良いんですがw

作品として良くまとまってるという事は分かったんだけど、だからこそストーリーに飛
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

もう色々な人が書いているであろう案件を劇場で2回観たにも関わらず書かなかったのは、どう書けば良いのか考えに考えた挙げ句

「ナンかメンドい!!」

なっちゃったからでw

もうソフト販売/レンタル開始
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ディア・スナイパー(2020年製作の映画)

2.7

【山猫は眠らない】シリーズを知ってる人ならトム・ベレンジャーがライフル持ってるだけでハイパースキルスナイプ父ちゃん〈トーマス・ベケット〉が脳内に出て来るのは当然というかアクション映画やミリタリー系映画>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

コレは技法がてんこ盛りで、ストーリーや仕掛けは わりとシンプルって事ですかね?
観てて物語自体に「おおぉぉぉっ!」となるよりも、映像作品としての技や仕掛けで「ほほ〜っ!」って感じになったんですわ。
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.0

相当 頭の良い映画だ!
イヤ、相当苦労しながら試行錯誤を重ねて作り上げたというのは特典映像を観て承知している。

でも根本的に相当頭が良く無けりゃこんな映画作れねぇだろ!と。

あのぶっ飛んだ展開だっ
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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

2.2

ナルホドそういう事か。
確かに没頭出来ればビックリ展開に「おぉ〜っ!」となるだろうし、人の命という物を重く考えていればいる程ソレに比例して「はぁ〜!??」ともなるだろうなぁ、と。


実は観終わった時
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ナイト・サバイバー(2020年製作の映画)

2.5

(この感想は2021/3/31の引退発表以前に書いた物です)








そんなこんなで【 THE LAW 】からそれほど間を空けずに登場した"絶対死なない男の小遣い稼ぎ"

《片手間マクレーン案
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.0

「…スゲェなぁ〜、コレ。」
観終わった第一声はコレ。
ただ、感情のまま好き嫌いで判断するならば〈あまり好きじゃない〉ってのがホンネで、

《考えちゃう映画を考えたくない時に観るのは良くないやね。》
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⼭猫は眠らない8 暗殺者の終幕(2020年製作の映画)

3.0

完全にアクションスリラーというジャンル物に振り切って気がつけばもう8作目。

正直プロットは良くあるタイプ。

コレはもう完全にハイスペックスナイパー親子の活躍を楽しむシリーズである。

今回は過去作
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.3

完全なる最終作はイップマン(ドニー)の時を重ねた佇まい(たたずまい)の上に"いきなり一発告知"でシリーズを愛して来た人ほど あの表情で一撃喰らって涙腺が緩むスタート。

やっぱりね、ドニー・イェンは演
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追龍(2017年製作の映画)

3.5

設定から往年の香港ノワールをイメージして観てみたら「…おやおやおや??」と何か違う匂いを撒きながら話が進む。

まぁ簡単に言えばスコセッシが描くギャング系映画的なテイストを軽めに羽織った史実に基づく香
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レガシー・オブ・ライズ(2020年製作の映画)

2.7

スコット・アドキンス案件。
アドキンスにしては珍しく〈アクションありき〉な無双系ストーリーではない。

こういうスリラーとなるとサスガに全力パワープレイは相当な役者のカリスマ性を必要とするのであるが、
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リズム・セクション(2019年製作の映画)

3.2

ブレイク・ライヴリー主演。
日本未公開(DVDスルー/現在配信有り)


ダンナが"俺ちゃんは俺ちゃんだ!"という路線で遂にブレイクした一方で、嫁さんは多種多様な役に挑戦し幅を広げようとしているのが
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

2.5

凄い映画なのは分かる。
全方位で絶賛されている理由も理解は出来る。
だがココは個人の感想を書く場所なので正直に記す事にする。

「 ワシはこの作品、嫌いだ。」

つまらないのではない。
むしろ食い入る
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

やっぱりガル・ガドット美しいやぁ〜ねぇ〜!

もうね、終始ガル・ガドット見てました!

…そりゃ主演なんだから終始観てるわな、というツッコミは受け付けておりません。

もうガル・ガドット見たさに鑑賞料
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恋のしずく(2018年製作の映画)

1.8

よゐこ濱口と共に割り箸を口と鼻穴に刺して「しゅっくえ〜る!しゅっくえ〜る!」やっていた

TOP of BKA48"ウソだろうが"川栄

も演技にシフトしてからメキメキ頭角を表し、今では"役者"川栄李
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

小難しいあ〜だこ〜だは書けないオッサンなのでスゲェ上っ面で書きますけどね…

『ラストのエモーショナル-パイクスピーク、これナンすか!!??』

"史実に基づく"なのでネタバレではないと思うし かなり
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

2.0

相当ハイテンションでありながら押さえるべき所は押さえて なおかつしっかりブッ壊れている和製バットマンアニメは相当なパンクである。

コレは確信犯であろうと思い調べてみたらやはりそうだった。

アメリカ
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内なる獣性(2020年製作の映画)

2.5

Netflixにて。
イタリア映画なので「先ずはオリジナル!」という人やリップシンクが気になってしまう人は言語設定お忘れなく。

概ね皆さんがおっしゃる通り【96時間】的な内容の作品なのは間違いない。
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スペクトル(2016年製作の映画)

4.0

ストーリーを超ザックリ説明すると…

笑い無しの【ゴーストバスターズ】だ。

イヤ、エイリアン2並みに

『(いきなり)今度は戦争だ!』


…まぁ冗談だ。
だがある意味冗談ではない。


近未来設定
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.3

なんともヘヴィな話である。

今ノッてる若い役者達の演技合戦として観ると非常に濃厚で観入る事が出来る胸糞悪めな作品。

ただし濃厚ゆえに丁寧、言い換えれば流れはゆっくり。
その遅いスピードを補うのが"
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