岸井ゆきのだけでなく三浦友和も最高で途中から二人が一緒に映し出されるだけで泣ける。
『葛城事件』で日本一不味そうな蕎麦の食べ方をしてたのを思い出すとこの人に泣かされる日が来るとは…。
ジムの会長と所>>続きを読む
ロマンスカーのアテンダントの大島優子、乗りあわせた中年客の大倉孝二とひょんなことから旅に出る…
全人類が一度は観ているのでは？と思うプロットたが演出、脚本、演者最高。
ひょんなことから旅に出る系映画>>続きを読む
航空パニックものとしての迫力は凄かったし、パンデミック系あるあるも詰め込んでてそれを映画館で体験するとおもしろい。
しかし思った以上にツッコミながら観るタイプの映画だった。
特に後半は真面目に観てるの>>続きを読む
この映画を観ても感動や驚きもないし、正直くだらないとは思う。
しかし全部の映画で価値観を揺さぶられたり自分の人生を見つめ直すようなことがしたいわけではないので「何これ」と面白がって観るのには良いのかも>>続きを読む
大物プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン。
彼が手掛けた作品の一覧などを見ると普通に映画を観る人なら何かしら必ず観ている作品がある。
そんな彼が行った最低最悪の悪事には吐き気がするが、しかし本作は>>続きを読む
この映画を観て思い出した遠い記憶を…
高校生の頃クラスメイトにいつも二人でいる女子二人組がいた。
ある日片方の子に彼氏ができ、そのことをもう片方の子は人づてに聞いたらしく「仲良いのに彼氏ができたこと>>続きを読む
黒沢清の『散歩する侵略者』の雰囲気に似てると思ったら同じく劇団イキウメの舞台を映画化しているそうな。
韓国にある親の遺した別荘で暮らす岡田将生兄ちゃんの所に結婚生活が上手くいかなくなった妹の川口春奈>>続きを読む
懐かしく温かみのあるフィルムの映像ながら観賞後感は最近の傑作とされているシスターフッド映画に通ずるものがある。
2001年の作品だったとは。
ペ・ドゥナはやっぱ良いなと思ったけれど他の子と比べてかな>>続きを読む
学校に行けずにいる中学生のこころ。
突然光りだした部屋の鏡の中に吸い込まれる様に入っていくと、そこには城があり同年代と思われる中学生達6人と狼の仮面を被った女の子がいた。
原作は未読。自分には少し>>続きを読む
容疑者家族に振りかかる日本社会の闇を見事に描き出すフリをした作り手の悪意と偏見に満ちた作品！
監督、脚本を手掛けるのは君塚良一。
名前を見てそりゃそうでしょうよと思う人も多数。
目が覚めるくらいに酷>>続きを読む
『少年の君』のテレク・ツァン監督の過去作。
幼馴染み女性二人の絆を描いた物語は珍しくないけれど観せ方、語り方が尋常じゃないくらいに上手。
ややトリッキーな構成もいやらしくないし2時間足らずの尺ながら>>続きを読む
観る人を選ぶし途中本当に嫌な気持ちになる。
基本不快。
心が慣れない様に何分かごとに不快成分足してくる。
韓国お得意の復讐映画かと予想していたけれどジャンルを超えて豊かな映画を観たという印象。
男尊>>続きを読む
短所よりも長所を誉めて伸ばしてあげたいと思わされる映画と優秀が故に厳しく育てた方がこの子の為になるんじゃないかしら…と思う映画がある。
この映画は個人的に後者かもしれない。
社会的な問題を作品に落と>>続きを読む
大学生の優実は劇団サークル所属の直哉という彼氏がいるが、ある日優実は妊娠していることに気付く。
しかし直哉は自分の劇団を持ちたいという夢なのかノリなのか分からない将来の目標を持っている…
グリンピ>>続きを読む
壮絶な出来事を経験してしまった女性が心の傷の癒しになればとイギリスの田舎街を訪れる。
オシャレなハウスに気さくな管理人のおじさん、緑のある美しい自然。
しかし彼女を待ち受けていたものとは…！
『エク>>続きを読む
「考えさせられた」という我ながら本当に観た？と思うような感想が一番正直な所。
あらすじや予告だけ観て“あなたは本当は誰だったの映画”は当たり外れありそうだなーと思いつつも石川慶監督作品だから楽しみにし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
永野芽郁の演技力への依存が強すぎるなと思った。
泣く人の気持ちは分かる。
しかし作品のテーマが子供=天使、その天使のお世話をすることこそ人生最大の喜びである！かのように感じてしまった。
そこが良いと>>続きを読む
サッカーのワールドカップに臨む日本代表26名が発表された。
毎回、何故あの選手を選ばないだの何であの選手を選ぶんだなどの議論はつきない。
映画でも年末に色んな人の今年のベスト10の発表やもっと大きな>>続きを読む
1995年、天才科学者の宗一郎くん、罠に陥り冷凍冬眠させられる…
猫のピートと自分を慕ってくれる璃子ちゃんを家族同然に大切にしていたが璃子は30年後の2025年では謎の死を遂げていた。
宗一郎は再び1>>続きを読む
92年の黒沢清監督作品。若かりし頃の松重豊が元力士の殺人マシーンを演じている。
絵画の買い付けの専門知識を活かし総合商社で働くことになった秋子さんだったが働くビル内では新人警備員で元力士の富士丸さん>>続きを読む
“テクノ”と呼ばれるAIロボットが一般家庭に普及している近未来のお話。
ジェイクとカイラ、中国系の養女ミカの元で一緒に暮らしているテクノのヤンが突然故障し動かなくなる。
修理の方法を模索するジェイクだ>>続きを読む
親友マリコの自殺をテレビのニュースで知るシイノ。
今からでも何かできることはないのか…とシイノはマリコの遺骨をマリコを虐待していた父親から奪い旅に出る。
まずやさぐれた主人公シイノを演じた永野芽郁>>続きを読む
当時劇場行けずに配信でもずっと寝かせていた本作。
新海誠IMAX映画祭なるものが最寄りのシネコンでやっていたので鑑賞。
ご丁寧に連日雨だったこともこの映画を観に行くのにぴったりでございました。
よく>>続きを読む
確か面白かったよなと思ってもう一度観てみたらめちゃくちゃ好みの映画だった。
映画は年齢や観るタイミングで感じ方が変わるのが面白いけど、これは定期的に観て感じ方の変化を確かめたくなる。
「別の人生への渇>>続きを読む
深田晃司監督の映画を観て無傷で住んだことはない。
今回は観終わったら1キロ痩せてました。
計ったので間違いないです。
監督が矢野顕子の楽曲『LOVE LIFE』から着想を得た物語。
木村文乃演じる>>続きを読む
自分が観た劇場では『ミッドサマー』みたいな感じかと思ったら全然違ったーと残念そうに言ってる若い子がいたので、やっぱりあの映画人気だったんだなと再確認。
監督は長編デビュー作のバルディミール・ヨハンソ>>続きを読む
主人公が家に帰ると仲良く暮らしていた彼女の茉莉(奈緒)がいない。
代わりに家にいたのは同じくマリと名乗る別人の女の子。
「家がなくてここに住む」と言い出した彼女に対して「ここは茉莉と俺の家だ
から出て>>続きを読む
原作者が脚本・監督ということでどんな風に仕上がるのか楽しみだった。
久々に原作小説を先に読んでからの劇場観賞。
自分には認知症疑似体験のような要素と母と子の物語、どちらも中途半端に感じてしまった。>>続きを読む
気弱なトリマーの男マルチェロが町一番の不良シモーネに良いように利用され、そのせいで近所の友人達の信頼すらなくしてしまう超不条理な話。
まず触れずにはいられない不良すぎる不良シモーネ。
イタリアが舞>>続きを読む
私事で恐縮なのですが、先週末にぎっくり腰をやってしまい泣きそうでした。
良かった映画のレビューも全部中断して、少し回復してきた今こんなゲテモノ映画のレビューを投稿する自分もまた愚かな人間であります。>>続きを読む
『空白』『ヒメアノ～ル』の吉田恵輔監督が本作で選んだ題材はYouTuber。
底辺YouTuberのゆりちゃんは合コンで知り合った優しい田母神さんの献身的な協力のおかげで少しずつ再生回数を伸ばす。
「>>続きを読む
大学進学を夢観て進学校に通う高校3年生の少女チェン・ニェンは成績優秀だが母親がインチキ化粧品販売の仕事に従事してしまったことで借金取りが家に来たりと過酷な日々を送っている。
自分と母親の為にもチェン・>>続きを読む
お母さんを喜ばせてあげたことがないと感じている明るさと元気だけが取り柄の女の子ジア。
ある日、母と二人乗りで自転車で仲良く帰っている所をトラックに轢かれてしまう。
病院で意識のない母を見て涙を流してい>>続きを読む
自分がレビューしている作品の中では『脳男』が唯一スコアも1.0でワースト1位の座を暫くキープするものだと思っていた。
レビューしていないものを含めてもそこに迫れそうなのは『インシテミル』などのトンデモ>>続きを読む
マーゴは夫ルーと結婚して5年目。
二人は仲が良く親友同士のようなノリで端から見れば幸せそう。
しかしマーゴは夫ルーが時々自分と向き合ってくれていない様に感じ不満や物足りなさを抱えている様子。
そんな中>>続きを読む
ゲイであることを隠している男の子とBL好きを隠して学生生活を送っている女の子が急接近する。
ゲイであることに悩み、自分も“普通”に女性を好きになりたい、彼女となら“普通”に付き合えるのではないかと交際>>続きを読む
