バンさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

バン

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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

原題のミュールはラバの意味だけど、俗語として麻薬などの運び屋という意味とともに頑固者という意味もあるので、見る前からなんとなく「時代遅れで偏屈な爺さんのちょっといい話」だろうなと思って見ていた。
まあ
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バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

3.0

娯楽サスペンス映画として見るとごく普通だが実話だと知っているので見る方も緊張感を持って見てしまう。いろんな見方が出来るかなと思うけど、まず感じたのは主人公の様な融通の効かない正義漢(一方的な見方だけど>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.0

主人公は褒められたり感謝されたりする事なく育ったのかなと思いながら見ていた。褒められたり「ありがとう」と言われて戸惑ったりする様子や箸の持ち方とか普段まともなものを食べてなさそうな感じとか細かいところ>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

百田尚樹、政治的な立場はアレだがストーリーテラーとしては上手だと思う。主人公の様に優しすぎるとすごく辛いだろうなと思う反面、有村架純の方が強いと言うかしたたかだったのかなと考えると、結果的に生き残った>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.0

映像表現に関しては今まで見た事のない次元にまで高められた映画でアニメを超えて最高水準の美しさを堪能できた。センスだけでなく、たぶん気の遠くなるような手間をかけられた労作だろうと思う。コロンビア映画の自>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

村上春樹が訳してからキャッチャー・イン・ザ・ライと呼ばれることも多くなった「ライ麦畑でつかまえて」。映画にも出てくるように、まるで自分の事のようだと感じた若者が世界中に出現したらしい。村上訳も含めて少>>続きを読む

ISOLA 多重人格少女(2000年製作の映画)

1.0

個人的には佳乃より文乃の方がいいです。

揃いも揃ってオーラのない俳優さんばかり。石黒賢にマッドサイエンティストはそもそも無理。雨月物語も磯良も単なるこじつけだし、多重人格少女もただの入れ物扱いで「多
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

2.0

だいたいこんなだろうなと思って見て、その通りだったという映画がたまにあるけどこの映画がまさにそうです。驚きも意外性もないけどある意味安全安心な映画。
こういうのが好きな方にはおすすめ。
でも電車(じゃ
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ゴースト・ヴィレッジ 憑依村/ゴースト・ヴィレッジ 隠された殺人(2018年製作の映画)

1.0

これもアーミッシュの商業利用でしょうか。本人達が文句を言わないのをいいことにやりたい放題でいいのかなとちょっと思う。ハリソン・フォードの刑事ジョンブック 目撃者はまだまともだったけど。
この映画はよく
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.0

政治家の立場で見るかフェミニズム的な立場から見るか、あるいはマスコミの方から見るかで様々な見方ができる映画で、そのためにエンタメとしては中途半端にうつって評価がそれほど高くない原因になったかなと思うけ>>続きを読む

アルファ 帰還(かえ)りし者たち(2018年製作の映画)

2.0

主人公の少年、足長くて細くてサラサラヘアー。原始人こんなんじゃなかっただろ感満載。お父さんの顔は結構原始人ぽかった。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

「日本」の会社エンターテインメントの池井戸潤原作の映画版。「空飛ぶタイヤ」ほどシリアスにならないのは実際に重大な事故が起きていないからだけど、安定して楽しめます。狂言、歌舞伎役者をはじめ濃ゆい顔のおじ>>続きを読む

ワイルドクラッシュ(2018年製作の映画)

1.0

近未来=マッドマックスorブレードランナー。このイメージを覆すような映画を誰か作ってください。
この映画はやめた方がいいです。

アクアマン(2018年製作の映画)

2.0

長かった。映像表現はすごいしウィレム・デフォーの若返った顔もすごいと思ったが話は誰でも知ってるアーサー王伝説でスカスカの予定調和そのものでした。DCならバットマンの「ダークナイト」のような文字どうりダ>>続きを読む

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

1.5

もののけとかあやかしとか割と好きなんだけどちっとも琴線に触れずふわっと終わってしまった。基本、映画しか見ないのでよく分からなかったけど、そのせいかな。

ミッシング ID(2011年製作の映画)

2.0

前提となる設定自体がちょっと無理があるような気がしたけど、無難にまとまってて普通に面白かったです。
次回作も作りたかったけど実現しなかった風に見えたけど気のせいかな。

赤い雪 Red Snow(2019年製作の映画)

2.0

暗い。ストーリーも演技も演出も映像も暗い。久しぶりに本格的に重くて暗い映画だった。唯一華があるのが夏川結衣っていう救われなさ。
ストーリー自体はすっきり腑に落ちたけど、全体に拙さが目についた。漆の朱と
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.5

原作は気になっていてそのうちと思ってるうちに映画化されてた。想像してたのとはかなり違っていたけど。

地方都市と言う名の日本の中途半端な田舎。撮影されたのは富山みたいだけど日本中どこにでもあってほとん
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.5

バトルロワイヤル系なのかと勝手に思っていたけど、集団自殺が何故かグループセラピーに変わるミステリー映画でした。確かに死を扱うには不遜な態度だけど自分にとっては映画はすべからく娯楽なのであまり他にはない>>続きを読む

コンフェッション(1998年製作の映画)

2.0

確かに最後が説明不足。というか何か大人の事情でもあってバッサリとカットされたんじゃないかと思うくらい呆気なく終わってます。漫画雑誌の連載で人気がないので打ち切られた漫画みたいな終わり方で思わず笑っちゃ>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.0

ヘンテコな映画でした。往年の映画に対する偏愛は充分に感じられたけど、ヒッチコックの「裏窓」以外の元ネタがよく分からないので全体のストーリーも掴めず。どなたか解説してください。
もう少し上手くまとめられ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

東野圭吾なので安定感あって娯楽映画とした充分楽しめた。ただ美術はフジテレビのドラマクォリティで日本の映画の個人的に嫌いな所が目立ってしまった。こういう高級感を出さなきゃならない映画で感心した覚えがほと>>続きを読む

名前(2018年製作の映画)

2.0

いくつも名前を使い分けてても別に逃亡犯でもなく言わば単なる自己逃避。逆に新鮮だったけど、分かるような分からないような。
時系列バラバラにして描く手法は「桐島...」みたいだと思ったけど、あの映画みたい
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

劇場版しか見てないので色々わからない所はあるけど、短めで普通に面白かったです。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

世界観もキャラも設定自体ありきたりだけど、手慣れた感じで充分楽しめました。自分にすればこの世界はディストピアそのものだけど、それほど否定的に描かれていない事にびっくり&新鮮に感じた。100年後にしては>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

2.5

長いけど退屈はしなかった。大正時代は映画でもあまり描かれない地味なイメージなのである意味新鮮。このご時世に朝鮮半島出身者に対する迫害を真正面から扱っていて勇気あると思うが、ちょっと尻すぼみっぽくなって>>続きを読む

ソルジャー(1998年製作の映画)

2.5

ブレードランナーのスタッフが参加したらしい映画。なんとなく SF版ランボーっぽくなってしまった。ブレードランナーみたいな哲学性はゼロだけど十分楽しめます。この頃のカート・ラッセル渋かったね。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

3部作の3作目。一本の映画としてアンブレイカブルは好きな映画だけど、自分は連作でも其々一本の映画として見てしまうので、オタクだった(たぶん)監督の社会に対する復讐劇として見てしまった。ミスターガラスは>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

シックスセンスで有名なこの監督、かなり当たり外れが激しいけどこれはあたりの方だと思う。
この監督の唯一無二の世界観がうまくサスペンスとしてまとまっていて当時見たかどうか覚えていないのが不思議。続編作る
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

1.5

前作観てなかったです。
ディズニー満載の映画だけど個人的には...
いろんなサイトが実名で出てきたのは楽しかったかな。楽天もあったね。

ダークサイド(2018年製作の映画)

1.5

結局謎は謎のまま。保安官殺してそのまま逃げる夫婦。意味不明。

恋のしずく(2018年製作の映画)

2.0

大杉漣の(映画の)遺作にこの役は....
真面目に考えたら本人が嫌がってるところに無理やり研修に行かせるのはパワハラ、アカハラになりかねないし、かと言って全体のトーンはコメディでもないし、色々エピソー
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

1.5

ヒロインすごい美形だけど演技どうなんだろう。キーラ・ナイトレイ最後まで認識できなかった。
たぶん明日には忘れてる映画。

コールド・アンド・ファイヤー 凍土を覆う戦火(2014年製作の映画)

2.0

北欧の小国デンマークとプロイセン(現ドイツの元になった国)との第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争(デンマーク戦争)を描いた戦争ラブロマンス映画。
この辺の世界史には疎いけど、戦争の悲劇を真面目
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