見て良かったな、と涙ぐみながら感じられる映画
観客たちは、今作中のクリストファー・ロビンほどの「思わぬ展開」は経験しない。予告で見て想像していた通りのストーリー運びとなる。それでも、大人になった彼と>>続きを読む
こんなにもポジティブにアグレッシブに勇気を湧き上がらせてくれる映画だったなんて…!!
NASAで働く黒人女性たちの実話を基にした物語ということで、だいぶ構えていた。人種差別問題を取り上げる作品を見>>続きを読む
「スピード」という名前通り、始まった瞬間からクライマックス!!これどうなるの!!?
となってる間にどんどん話は進んでいく。タイトルに嘘偽りは全くない。
内容としては、主人公の機転と度胸で次々に襲い>>続きを読む
アクション映画として満点に近い!!!
一作目のあの古めかしさから、一気にこのレベルまで引き上げたジョン・ウー監督とトム・クルーズの手腕に舌を巻く。
イーサン・ハントの身軽さを活かした足技の数々。>>続きを読む
ジェレミー・アイアンズ演じる、フランス上流社交界に出入りするユダヤ人絵画研究家の青年が、高級娼婦を狂おしいまでに愛し、生活を犠牲にするほどに心酔し、独占欲からなる嫉妬に身を焦がす物語。
画面が美し>>続きを読む
王位を継ぐのがハッピーエンドじゃない。
慣れ親しんだホーム・望む場所こそが自分にとってのハッピーエンド。
もとは怪物として忌避されていたシュレックが物語として救済されたのなら、他の悪役も同様である>>続きを読む
ティムバートン版バットマン
街の闇と恐怖が映画全体に漂っているけれど、同じくらい色とりどりで、悪役であるジョーカーも楽しそう。ティムバートン監督の「異形への愛」がちりばめられていて、見ていてとても楽>>続きを読む
始まった瞬間から好きになってしまった。
アーミー・ハマーさんの英語の発音と声音。灰色の多い背景に際立つタバコの火。夜の街で滲むように明るいレストラン。窓に映る女性の表情。どこを切り取っても映るジャコ>>続きを読む
オードリー・ヘップバーンさんの出演作を最初から最後までしっかり観るのは初めて。どのシーンを切り取っても華やかに輝く彼女の表情と演技力は、さすがの一言だった。
有名な昔の作品にありがちな、「筋が分か>>続きを読む
自分はどこにでも行ける、誰にだって会いに行ける
というよりは、「まず動け!」というメッセージに溢れた映画。
かといって、日々の生活をないがしろに扱うわけでもない。日常の積み重ねを尊重し、敬いつつ、>>続きを読む
めっっっっっちゃ良かった……!!
前作以上に胸に押し寄せ溢れ出る感情をABBAの曲がスマートに拾って先へと流していってくれるこの感じ。たまらない。
その間に挟まる「ぶふっ」と笑えるポイントも軽妙で素>>続きを読む
B級映画として観たらまあまあ面白い。なぜならイケメンと美女が変なことをしているから。
ギャグ映画として観たらテンポが若干悪く、アクション映画として観たらノリが悪い。邦画なので演技のビミョーさは脇に置>>続きを読む
すごかった……!!
ずっと待ってた"新しさ"。でもずっと知ってた"新しさ"。
ついにこんな作品が実現し、ヒットする日がやってきたんだなとワクワクする。
「無理をしてる」人間も、「足を引っ張ってしま>>続きを読む
あいも変わらず山奥で霊能者とバトルする上田山田コンビの滑稽さとシリアス加減のバランスを楽しむ作品。
今回は最後が呆気なかったが、その後発せられる筺神の子分の捨て台詞は少々ゾッとした。筺神を信じ続け>>続きを読む
今回は原点に帰り、舞台はカジノ。しかもカジノ全体を罠にして、仲間の敵討ちという義賊そのものな彼らである。
前作2作とは違い、大まかな仕掛けはほとんど全編通して複雑に繰り広げられる。頭の中で常に整理>>続きを読む
前作とは異なり、アンニュイでメランコリックな音楽から始まる今作。
敵に復讐されるのを避けるため、そして勝手に敵認定された相手を負かすため、そしてそしてラスティの元カノから逃げ回りながらの旅なため、少>>続きを読む
統一観念に支配された山奥の小さな村の、おどろおどろしさと理不尽さを余すことなく描く。奇妙な出来事には全てトリックがあるのに、人の心に巣食う残虐さには論理もなにも太刀打ちできない。その恐ろしさがまた良>>続きを読む
粋で自由で洒落た紳士な泥棒集団の、計算され尽くした犯罪映画!!何度見てもシビれるほど楽しめるコンゲームの代表作。
俳優さんたちがドリームチームなだけでなく、配役もさすがと拍手したくなる構成。そして>>続きを読む
回を重ねるごとに凄みを増すイーサンのアクションに度肝を抜かれっぱなしの2時間。
ところどころに前作までのオマージュ・小ネタがあふれていて、復習して見るとより楽しめる仕様になっているのは嬉しかった。>>続きを読む
よくある構成のパニックアクションムービーではあるけれど、可愛い顔のチャニング・テイタムが、良識ある大統領に扮する(なんと悪役じゃない)ジェイミー・フォックスを必死に守っているのは、新鮮というか奇妙な感>>続きを読む
前作以上にぶっ飛んだカーアクションに、個性的な悪役、守るべき存在。退屈しない。
MIシリーズらしい構成だった。
絶え間ないアクションと不可能なミッションの遂行。敵の逃亡と裏切りの連鎖。
ただ今回はイーサンが非常に人間らしい。任務遂行だけではない、妻ジュリアという守らなければな>>続きを読む
宇宙人との戦争映画ということで敬遠していたが、だんだん気持ち悪さよりもトムクルーズの必死さに惹かれていく
最後はホロっとくる。
「組織に追われる凄腕エージェント、トムクルーズに守られながら恋をしよう!なお君のアバターはキャメロンディアスだ!!」
が広告文句のハリウッド版乙女ゲームと考えるとしっくりくる作品。
むやみやたらに>>続きを読む
ジム・キャリーの「マスク・スタンリー」がハチャメチャにオカシイ!!CGと実写の境目がわからなくなるほどの怪演は彼しかできない。
驚いて、笑ってまた驚いて、ツッコミを入れながらケラケラ笑って見れるコメ>>続きを読む
美しく華やかな俳優さんたちに、豪華絢爛かつスタイリッシュな衣装を着せて、ものすごい大金を使って作ったコメディ、という感じ。
映像も美しく仕上がったファンタジー世界ではあるけれども、なによりも前面に>>続きを読む
運び屋のジェイソン・ステイサムが女性に振り回されて己のスキルを全開にする作品。
運び屋なのは序盤だけで、運転スキルというより戦闘スキルと不死身さが際立つというシンプルなアクション作品。序盤は渋さが漂>>続きを読む
ブラピ演じるアキレスを主軸としてトロイ戦争を描いた大スペクタクル作品。
戦場・城壁内ともに奥行きをもって描かれており、実際に行われた戦争のような錯覚を起こすほど。そして印象的なセリフ・演技が組み合>>続きを読む
心から好きで結婚した夫婦の、倦怠期から始まるオープニングは、少々生々しくも普通の夫婦像とも言える。
だが互いに重大な(もしくは瑣末な)隠し事をし続けることをやめた二人は、とても生き生きしていて美しい>>続きを読む
かいつまんで見たことは何度もあるけれど、最初から最後までしっかりと見たのは初めてだった今作。
トムクルーズが若々しく初々しく、眉毛が太くてカワイイな〜…と始終ぼんやりしてしまった。
現在の作風とはや>>続きを読む
変わらずハジけて魅力的な3人組に嬉しくなってテンションがあがる続編。
信頼しあえる仲良しの友人(同僚、仲間)がいて、職業に理解ある愛する人がいて、上司もコミカルで楽しくて、ああなんて理想郷なんだ〜〜>>続きを読む
キュートで賢くてビューティフルでワンダフルでパワフルな3人組!!三者三様の魅力も含めて、もう始まったシーンからずっっっと面白い!!!
ツッコミどころ満載なんだけど、それを横に置いておけるだけのパワフ>>続きを読む
「ピーターパン」から時は経ち、ウェンディの娘ジェーンが主人公の物語。
戦時中であり、父親も出兵して不在、「大人」の役割を任され、必死にこなそうとするジェーン。母親であるウェンディも弟を戦争の恐怖か>>続きを読む
特にひねりのない物語構成だが、トランスフォーマーたちがぬるぬる美しく戦う姿は壮観。
ハリウッドならではのクオリティとお金のかけ方でしか実現し得なかっただろう。
引退したのに現役バリバリなトンデモスパイたちの人生再スタート物語。
アクションも構成演出も安定していて見ててずっと楽しい。
ヘレン・ミレンのアクションと華麗さが大好き。昔々の恋愛も自然に絡めてきてい>>続きを読む
王道シンデレラストーリー(もしくはハッピーエンドのラプンツェルかもしれない)とは言えども、主演のお二人を含めた俳優さんたちの絶妙な演技と、美術の華麗さ・美しさで、特別なものに仕上がっている。