カーウァイおじさんがアメリカで撮ったガーエー。どうやらカーウァイおじさん、当時ノラ・ジョーンズにインスピレーションを受けており、彼女ありきで本作を作ったそうです。
確かに、本作のノラはめちゃ可愛か>>続きを読む
ゴダールの代表作のひとつ。本作を作った時期はアンナ・カリーナと結婚していましたが、ブリジット・バルドーを主役に起用したところから、すでに関係はヤバかった印象です。そして、おそらくそのヤバい夫婦関係が>>続きを読む
2番目の妻であるアンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝を元にした、60年代後半〜70年代前半のゴダールを描いたガーエー。
作品の出来としては普通のまおも映画でしたが、ゴダールという人間を理解するには格好の>>続きを読む
Pleased to meet you,
Hope you guess my name!
本ガーエーは偉大なるローリングストーンズが誇る稀代の名曲『悪魔を憐れむ歌』(Sympathy for t>>続きを読む
少し前にジェット師匠のドキュメンタリー『バッド・レピュテーション』観たため、本作を再鑑賞しました。
正直、つまらないガーエーですが、ジェット師匠の本格的なファンになったので新しい発見もあり楽しめる>>続きを読む
アルモドバルらしい詰め込みまくりガーエー。女性讃歌も含めて『ボルベール』に近い。息子の死、母子葛藤、病、孤独、LGBTQ、その他様々なものがこってりとてんこ盛りになってました。しかもテンポが良くスタス>>続きを読む
母娘の葛藤物語。『ジュリエッタ』に近いテーマでしょうか。ただ、本作は殺人事件という派手な展開があり、判事の奇異なキャラクターも相まってかなり粗っぽい作りでした。『オールアバウト・マイ・マザー』以降がお>>続きを読む
う〜ん、パッとしないガーエーでした。まおもよりやや下。割とベタな昼メロ映画で、後半に三角関係ではなく四角である等、サスペンス風の展開がありますが、何にしろ関心を抱ける話ではなかった。
いかにもアルモド>>続きを読む
相変わらず考察しづらいアルモドバル。本作はジュリエッタという女性が娘との関係を軸に半生を振り返る作品でした。
非常に面白かったです。泣けるとか感動するとかではなく、ジワ〜っと沁み入ってくる感じのガーエ>>続きを読む
これは良かった!凄いガーエーです。めちゃくちゃハマりました。アルモドバルの複雑で繊細な視点が外ではなく内に向いた1本で、稀有な豊かさを内包した作品だったと思います。
ベニグノは小さい頃から母親>>続きを読む
アルモドバルのガーエーはおそらく自分は考察できないなぁ〜と思ってましたが、予測はドンピシャ!
サスペンスタッチで物語が進むので、割と苦手なタイプの映画だったというのもありますが、ほとんど消化できてない>>続きを読む
『七人の侍』と並ぶ黒澤の代表作。再鑑賞で、以前観たときは好きな主題にもかかわらずあまりピンと来なかったが、再鑑賞にてその理由が判明。
本作、とにかく長尺。この内容で2時間半は長い。冗長で飽きてしま>>続きを読む
本作は自分にとって両価的な気持ちが生じるガーエーです。
演出面が尺の問題も含めてかなり合わず、批判的な気持ちが生じてしまう一方で、主題は完全に自分にフィットし支持したくなる内容なのです。最終的に好>>続きを読む
三十郎シリーズ(といっても2作しかないけど)の1作目。
宿場町にやってきた凄腕の浪人。町は2つの博徒一家が抗争していた。浪人は居酒屋で一杯やると、酒代の代わりに町を平和にしてやる、と言って抗争に>>続きを読む
ア、ハッピーニューイヤ〜!(ミフネ声で)
正月なので景気の良い黒澤映画を観ようと思い、本作と『用心棒』を観賞しました。
この2作は黒澤映画の中でもポップでキャッチーなシングル曲みたいなポジショ>>続きを読む
黒澤映画の中ではマイナーで評価も割れているガーエーですが、死と再生を描いた晴れやかな作品です。おそらく名作『生きる』のプロトタイプになった作品だと思われます。
そして、年末に観たくなる作品でもあり>>続きを読む
長尺嫌いの自分でも3時間半飽きずに観られる歴史的大傑作ガーエー。
突如観たくなり久々に再鑑賞しました。相変わらず激烈に面白かっただけでなく、以前気が付かなかったところにも注意が向き、新鮮な体験にな>>続きを読む
アピチャッポン作品ながら、あまり自分には合わない作品でした。
とにかく本作は政治色が強い。アピチャッポンは明らかに軍に対して嫌悪と怒りの感情を持ってますね。作風はのんびりしてますが、ケン・ローチ的なス>>続きを読む
アピチャッポン監督の作品はたいへん抽象的でして、本作もストーリーと呼べるものもない、非常にボヤッとしたガーエーでした。
好きか嫌いかと問われれば、好きです。
本作は2部構成で、前半はのどかな田舎の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
青春期の終わりを描き、俺の好物である死と再生をテーマとした、とても真摯でシリアスなガーエーでした。もっとアッパーな作品と思いきや、むしろ苦悩が滲み曇り空が似合う作風です。男子感が強すぎるきらいはある>>続きを読む
予想していた以上に面白かったです。不寛容にNoを突きつける勇敢なミュージカルでした。
ベテランのミュージカルスターのディーディーやバリーは、新作のミュージカルをボロクソに言われており、起死回生のチ>>続きを読む
初アルモドバル。なかなか複雑な作りでありつつ静かな物語で、じんわりと来る善きガーエーでした。
老境に入った映画監督がスランプに陥り、それから抜け出すために過去を振り返るという内容で、『8 1/2』を>>続きを読む
劇場でブルース・リーを観る機会があったのでスクリーンで鑑賞しました。
主人公ブルース・リーが単身敵のアジトに乗り込み、拳法を使って悪いヤツらをブチ殺す…というストーリー。
俺がこれまでアプって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
胸キュン青春映画かと思いきや、その一言では終わらない深みのあるガーエーでした。なかなかの秀作です。
クーロウとユエチェンは仲良しJK。ユエチェンは水泳部のイケメン・シーハオを好きになり、クーロウに>>続きを読む
ミンリャン3作目。いや本作もマジでイカれているなぁ〜!かなりの鬱映画なのに惨めすぎて爆笑しながら鑑賞しました。悲惨すぎると逆にギャグだね!
昔馴染みのかわい子ちゃんに誘われて、河に浮かぶ死体のエ>>続きを読む
こりゃまたすげぇガーエーでした。劇伴ゼロ、セリフも極限まで排して画で見せる。長回し多用で登場人物の背景とか説明ゼロ。
ひょんからことからマンションの空室に入り込み、リスカする納骨用品のセールスマ>>続きを読む
初ツァイ・ミンリャン、キター!これはハマった!あまり語らない演出が逆に雄弁に感じました。
主人公たちの孤独や行き詰まった感じは伝わるものの、ダサい辛気臭さがなかったので、『台北ストーリー』とは違い>>続きを読む
加入しているサブスク『ザ・シネマメンバーズ』で台湾映画をたくさん取り扱っているため、この際だから観てみることにしました。
そこで、よく耳にするエドワード・ヤン監督の本作を試しに鑑賞。有名な『クーリンチ>>続きを読む
これはヤバいガーエーでした。本作は原作付きで、元ネタはメルヴィルの作品だそうです。原作は『狂気の書』と呼ばれていたとのこと。
ストーリーはそこまでハマらなかったのですが、演出面を含めたドライブ感が>>続きを読む
先日『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』を鑑賞したため、本作を観たくなりました。本作はザ・バンドの解散ライブであり、ゆかりのあるさまざまなミュージシャンをゲストに呼んだ豪華なものであります。
>>続きを読む
世界で一番カッコいい名前だと思っているバンド『ザ・バンド』のギタリスト、ロビー・ロバートソン視点のドキュメンタリー。彼の自伝がベースになっているためフラットなバンド・ドキュメンタリーではないです。>>続きを読む
本来俺が得意とする死と再生モノのガーエー。過去の栄光から抜け出せない、自分しか見ていない老境に入ろうとする落ち目の俳優リーガンがブロードウェイで再起をかけるという内容で、そこに父と娘の話やエンタメ批>>続きを読む
おなじみタルちゃんの長尺難解ガーエーをパワハラで有名な映画館で観てきましたよ。今回は特に前半がかったるかったですねぇ。
相変わらず小難しいことを小難しく表現しておりますが、この頃まだまだタルちゃ>>続きを読む
ジャームッシュ初期3部作のトリを飾る本作は、スタイリッシュさとオフビートギャグが最高のポイントで交錯した大傑作です。
前作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』と同じく3人のロードムービー(?)な>>続きを読む
ジャームッシュが放った、問答無用のエポックメイキング・ガーエー。ロックで言えばピストルズの1st(1stしかないけど)とか、ニルヴァーナのネヴァーマインドとか、レディオヘッドのOKコンピューターとか>>続きを読む
先日、地元に戻る用事があり、実家に寄って昔購入したジム・ジャームッシュの初期3部作DVDボックスを持ってきました。
良い機会なので、ジムジャーの初期3部作の中で唯一苦手だった本作を改めて鑑賞して>>続きを読む