コウさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

『悪は存在しない』
タイトルからするに 鑑賞前に想像してたのは 人に対する多面的な見え方を前提にした人間愛を提示した作品だった
でも実際は人の中の『悪』の存在の有無やそれに対する見解を視聴者自身に投げ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

繰り返される規則的な日常の中で起きる些細な変化こそが 主人公ヒラヤマの心を豊かにしてくれる

孤独に生きる彼の姿は
穏やかな生活やその中での些細な変化に幸せを噛み締めつつも
どこか寂しそうにも見える
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.8

大切なものは失って初めて気付く

サチは息子に亡き夫の姿を重ねてしまっていて 親子との関係も憎しみ合いの記憶が多い

彼女は息子自身に目を向けずに 淡々とした日々を送る中で ある日突然彼を亡してしまっ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.7

劇中のリーの過失はあまりにも大きく
彼が自分を赦すことは決して無いだろうし
彼の心の深い傷が癒えることもないとおもう

話せば誰しもが同情するような理由ではないからこそ
リーは事件のことを誰かに話し
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

LGBTを題材にした作品は多いけど 本作みたいにアセクシャルの葛藤を題材にきた作品は珍しくて かなり関心がもてた

自身の性に対する悩みについて 一番身近な家族にも理解されずに むしろ誤解され衝突して
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

世間一般がイメージする『自由奔放で刺激的な生活を謳歌するノマドワーカー』とはかけはなれていて

劇中の人物は 皆 心の傷を抱えながら 孤独にそして精神的な救済を求めて暮らしている

かなり好みが別れる
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

久々に観た映画だったのだろうけど
なんだろう。。今年『怪物』を観た後の感覚に似たものがあった。。

社会通念上『幸せ』や『常識』 と見なされている価値観を強要されることへの憤り
それでも表面的には相手
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

作品構成や展開方法テーマ設定等何から何まで 視聴者によって 評価が大きくっ変わる作品とただけど
個人的にはかなりの良作で 何度か見返したいと感じた

なにより 蒲田舞台でかつレトロな町中華や銭湯に行く
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

2.8

『記憶のリセット』っていう使い古された設定の恋愛映画で 評価があんまりにも高いから観たけど。。
正直 終始 観ていて退屈だった。。

たぶん10年前くらいに見ていたら感動したのかもしれない。。

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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.7

高度経済成長時代の いわゆる『古き良き時代の日本』を描いた作品

出てくる人物皆が感情的で ストレートに自己主張をするのが 今の時代からすると とても新鮮に感じた

劇中のセットも今や 町中で見かけな
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転々(2007年製作の映画)

3.8

晩酌しながら肩の力を抜いて観れる作品

借金を抱えた学生と借金取りの異色のコンビが 都内を転々と歩き回るんだけど

こういう散策系の映像って普段は意識しない街の良さを知れるから かなり好みだった

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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メッチャ面白かったー

韓国映画原作らしい ぶっ飛んだ展開に終始目が離せない

やや雑味のある展開
(あの後本部長どうなったんだよとか
どうやってクレーン動かしたんだよとか)
もストーリーの勢いのせ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感情が乏しいことや変化に無頓着になる主人公(茂巳)と周りの人間との関係を描いて作品


今泉監督独特の会話劇は本作でも随所に見られるけど その中でも
『君は他人を見下しているから誰にも相談できないんだ
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

4.0

これは非常によい推し活!

原作やアニメ未視聴でも楽しめる内容になってるし ファンとアイドルの理想の関係性を描いていて刺さり過ぎて 自分の推しのことをずっと頭に思い浮かべながら観てました。。

推し活
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

視聴者側の視点そのものが 作品の一部であるかのようなとても不思議な感覚だった

作品のタイトルから最初は怪物探しがテーマのサスペンス的な作品かと思っていたけど そういった偏見や好奇心 固定観念こそが
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.2

久々の満足できるコナン作品!

灰原ファンはもちろんのこと コナン世代なら誰でも楽しめる作品

原作ファンが大好きな黒の組織との抗争だけども テンポがよくて無駄なシーンも一切なくて あっという間に時間
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サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

3.3

乃木坂46の齋藤飛鳥ちゃんの よさが際立った映画でした

彼女のもつ危うさや少女性 儚さ が余すことなく
凝縮されていて 本人が自然の形で演じていることが想像できる

飛鳥ちゃん以外の登場人物もかなり
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.8

灰原ファンなら必見の原作屈指のお話

古典的ながらも魅力的なトリックは原作の初期の頃を彷彿させるし 人気キャラも総出演で メチャクチャテンション上がる

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

とにかく熱いジャズ作品

自分の不勉強もあり もっと大人しくてある意味上品な(?)イメージがあったジャズの印象がガラッと変わった

普段 聞いている 耳心地のよい音楽とは打って変わって 彼らのジャズに
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

『自身のアイデンティティとは何か?』ということをテーマにした作品

戸籍を変えて過去を捨てることで他人の人生を生きようとする窪田正孝の過去の話が物語の中心かとおもいきや

その事件の真相を調査すること
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想通りの映像美

災厄をもたらす各地の扉を閉じるって設定からか 主人公が全国各地を旅する中で触れる 自然豊かな風景や各地の人の温かさがとてもよい

場面がテンポよく変わるので 自分までもが劇中を旅し
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.5

ボロボロ泣いた
作品の設定や絵柄的にも 抵抗ある人もいるだろうけど
個人的には キャラも作画も作品のテーマも音楽も何をとっても メチャクチャ気に入って
レンタル880円はちょっと高いなとおもった挙
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

今年1番 痛快な映画祭だった
なんと言っても その勢いたるや 流石 インド映画だわ

初対面とは思えないロープアクション
大松vsホースの炎と水の対決
ラーマの劇的なイメチェン&弓矢使い化

ビー
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