badhabitさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

初恋(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ああ〜〜〜………めっちゃ好き………
しみじみ噛み締めてしまった。昨年末から楽しみにしてきて良かった。ほぼ予告で内容はわかっていたが、期待通りの作品だった。人生ベスト入りかも知れない。
個人的に、ヤクザ
>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

想定通り、二作目は一作目を超えなかったし、正直言ってこれがよく揶揄される悪い意味での「邦画らしさ」なのだろうけれども、昔よく観たテレビドラマの映画版のような「豪華なおまけ感」があってそれほど嫌いではな>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

好きになる映画は冒頭の数分で「あ、この映画絶対好き」と決まってしまうんだけど、ひとよも例に漏れず、タイトルが出た瞬間には既に大好きな映画になっていた。
子供達が迷わないように、後悔も畏怖も絶望も飲み込
>>続きを読む

ファンシー(2019年製作の映画)

3.3

これ、駄作と評価されるかもしれないけどわたしは好きだな〜と思った。
何故かというと、自分が映画にハマるキッカケになった00年代のミニシアター系映画の空気感なのだ。
鮫肌男と桃尻女とか、party7とか
>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

3.0

題材的には「羊の木」や「友罪」、「怒り」などに少し似ていたが、あまり台詞で説明しない作品な分少し内容が難しく感じた。
予告で使われた台詞など、象徴的な言葉は多かったが、展開に大きな波がない為に今ひとつ
>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自分にはそこまでハマらなかったんだけど、青春映画がハマらないのは自分に原因があるので置いといて、この映画が大切なものになる人が多いのもうなずける素敵な映画だった。
音楽がとても良くて、サントラ欲しくな
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

綺麗な映画だったが、いまいち自分にはハマらなかった。やっぱり岩井俊二は肌に合わないようだ。
勿論嫌いではないし、鑑賞中はストーリーに入り込んで楽しめたが、あまり鑑賞後に残るものはなかった。心が汚れてい
>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

正直、予告の段階ではそれほど興味をそそられない映画だったが、影響を受けやすいのでタイムラインに感想が流れ始めると気になってしまう、僕の悪い癖。(杉下さ京)
結果、うん、これも割と好き。温かくて優しい世
>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムラインでも賛否両論だった今作、流行りのボーイズラブか、LGBT差別への問題提起か?と思って観たら、やや面食らった。
愛の物語だが、ラブストーリーではないし、安直に同性愛者だから生きにくいよね、と
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞した日の夜、眠れなくなってしまった。
凄いものを見てしまったという興奮もあったし、「目撃してしまった」というような、居心地の悪さもあった。
傑作であることには間違いない。しかし、面白いと評していい
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大傑作だった。涙がぼろぼろ出た。
2020年1本目に観た映画だけど、既にベスト入がほぼ確実な作品。
全編通して好きなシーンばかりなのだけれど、特にグッときたのは、ニコールがチャーリーの分のランチを決め
>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムリーに、殺された側に非があったから、情状酌量の余地があるのだと暗に繰り返すニュースが流れていた。命は選別されている。
凄く面白かったという感情と、難解だったという感想が並んで心に残った。
サスペ
>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

テアトルで「ひとよ」を観る予定が、直前に行った銭湯で長湯してしまい崩れてしまったので急遽予定外だったけれども時間帯の合うこちらを鑑賞することにした@新宿武蔵野館

いや、面白かった!
アクション映画や
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.0

う〜ん…………ハードルを上げすぎた。
Twitterの前情報で期待値が高くなり過ぎていたな。普通に優しくていいお話ではあったけど…元々可愛いキャラクターが好きかそうでもないかによっても感情移入できるか
>>続きを読む

大停電の夜に(2005年製作の映画)

3.0

昔観てた。田畑智子可愛かったという記憶しかない…。
多分いい映画だったけどあまり印象に残っていない。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

言葉を額面通りに受け取るところがある。
知識でも経験でも、言葉が全て本心とは限らないことは知っている。「嫌い」は「好き」で、「帰って」は「傍にいて」で、「さようなら」は「また会おう」な時があるというの
>>続きを読む

漫画誕生(2018年製作の映画)

3.5

あまり観る予定のない作品だったのだけど、さらば青春の光が舞台挨拶に出るということでミーハー心で鑑賞。
予定外ではあったけど観て良かった。適切な表現ではないけど、ジブリ映画のよう。情熱と優しさと愛の映画
>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恋愛映画を好んで観ることをしてこなかったのは、個人間の感情の往復を描いたごく小規模な世界の物語という偏見があったからだ。
でもこの映画は、テロ事件や世界的クラシック・ギター奏者という設定が効果的に物語
>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.5

?完全にMark漏れしてた🤭公開当時に確か仕事終わりレイトショーで観た気がする…。
面白かった〜ラスト後味悪くて尾を引く〜。
グロが好きなわけではないんだけど、サスペンススリラーはアナザヘブンから入っ
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これはミステリーではない、ヒューマンドラマなのだ。「真相よりも、余所者を犯人として仕立てあげてでも安心して暮らしたい村社会の恐ろしさ」を描いた作品で、人間の集団心理の愚かさがテーマなのだ、

と、わか
>>続きを読む

アナとオットー(1998年製作の映画)

2.8

えええ…………驚異的な後味の悪さ………。
これも友達に勧められて観た作品。
寒色系の画面が綺麗で、二人の運命的な出会いは幻想的ですらあるが…。
永遠にすれ違ったまま最悪の結末を迎えてしまうので、鑑賞後
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.0

友達に勧められて観た作品。
映像がお洒落で、全編ポストカードみたいだな〜と思いながら観てた。
メイン二人が初々しくてロマンチストで可愛い。お互いにだけわかるようにメッセージ送りあったり、甘酸っぱくてい
>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

山田真歩ちゃん観たさに。シネマカリテ初めて行ったけど、ほぼ満席だった。
里親として子供を育ててきた夫婦の前に、正体を隠して産みの親が現れる話。
貫地谷しほりも、山田真歩もそれぞれ違った強さと美しさを持
>>続きを読む

スウィートホーム(1989年製作の映画)

3.5

何か昔見た。ファミコンゲームが家にあったので…。

細い目(2004年製作の映画)

3.3

冒頭10分見逃してしまった😞もしかしたらそこが重要だったのかも…。
目が合った瞬間に恋に落ちたり、写真館でデートして、雨の中手を繋いで走って、ファーストフードで閉店まで話し込んで、そういうの絶対にもう
>>続きを読む

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.3

レビューの難しい作品だった。
一見意味の無いシーンの連続に見えて、みのりの苛立ちは静かに蓄積されていく。
他人の顔色を伺い、阿り、媚び、忖度し、愛想笑いし、自分より弱いものを加害し、無理にはしゃぎ、そ
>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.5

すごく良かった。
ただでさえ日頃ほとんど邦画しか観ない身、且つマレーシアの文化や宗教や生活を何も知らず、初めてのマレーシア映画に何処まで入り込めるか鑑賞前は些か心配していたが、冒頭5分の教師二人のじゃ
>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.0

複数の登場人物の視点が切り替わることに多少混乱したものの、それぞれに抱えるものが少しずつ収束していくラストには安堵感があった。ただ、重いな。瑛太の「持たざる人」の演技が上手すぎて彼のいるシーンに全て不>>続きを読む