たけひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

たけひろ

たけひろ

映画(590)
ドラマ(30)
アニメ(0)

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

-

大好きな「ムーンライト」と同じく、撮影も照明も美しかったし、音楽も素晴らしかった。

ただ、あくまで個人的な好みにおいての話、なのだけれども、恋人、家族、友人、黒人、白人、レイプ冤罪、妊娠、宗教、人種
>>続きを読む

笑う故郷(2016年製作の映画)

-

ノーベル賞作家ダニエルを演じたオスカル・マルティネスの、表現への哲学や矜持、そして、望郷や人間味を感じさせる演技が光っていた。

彼が40年振りに帰った、故郷の人々の癖の強さがいちいち可笑しく、その言
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

-

主演ふたりの演技が良かったし、潜入捜査ものやスパイもののようなスリリングさがあって、面白かった。

試験中に主人公が閃めく場面の演出、とても好きだったので、あの場所まで届いて、指を置くところまでをひと
>>続きを読む

ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

-

「真実のラストシーンに、全世界の心が震えた感動作!!」

と、日本での宣伝文句のひとつにあるけれど、これを考えた人は、観てないか、才能が無いか、詐欺師か、だと思う。

全世界がどうだったかはわからない
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

-

ヒトラーやナチスによる大量虐殺は事実無根だと、ホロコースト否定論を説いた、イギリス人の歴史家、デイヴィッド・アーヴィング。

己の身を以て、真実の歴史を検証すべく、第二次世界大戦勃発後のポーランドに、
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

宮廷を舞台とした泥んこデスマッチ。

しかも臭い泥。

傷は勲章、と言わんばかりの、レイチェル・ワイズの底無し沼感、ぶれない愛、凛とした格好良さ、哲学のある生き様に一票。

どん底まで落ちた人間の逞し
>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

5.0

驚かされた。

興味を持ったきっかけは、タイトルと評価の高さ。

監督やキャストや製作国については知らず、あらすじも予告編も感想も目にせず、何ひとつ予備知識を入れずに観たのだけれど、それもきっと幸いし
>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

4.0

2011年7月22日に、ノルウェーで起こった連続テロ事件を題材とした作品。

犯人は、ノルウェーの首都オスロにある政府庁舎を爆破、その後、ウトヤ島にて銃を乱射。

政府庁舎の爆破により8人、労働党青年
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

-

主演のふたりの魅力が全開。

本編映像をふんだんに使って編集された主題歌「フロントメモリー」のMVが最高でヘビロテした。

https://www.youtube.com/watch?v=EBATmX
>>続きを読む

チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

5.0

「Starlet」(スターレット)が原題。

「フロリダ・プロジェクト」「タンジェリン」を撮ったショーン・ベイカー監督の作品。

(予告編)

https://vimeo.com/159133315
>>続きを読む

ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

-

オープニングから、フィオナとドムがタンゴを踊った船のレストランのシーンまでがとても素晴らしく、可笑しいし、パリの街並みも夜景も綺麗だし、満足度も最高だったので、やった、これは傑作だぞ、と大いに期待した>>続きを読む

オマールの壁(2013年製作の映画)

-

母国のパレスチナではアラビア語での「オマール」が原題とのことなので、センスの光る邦題。

主人公のオマールにとっての、まさに壁が、メタファーとして、物語の終盤で活きていた。

要所要所で裏切られて、翻
>>続きを読む

ベイブ(1995年製作の映画)

4.0

幸せな気持ち。

ベイブ、健気で良い子。

頭とお腹を撫でたくなる。

他の方の感想で

「食べちゃいたいくらい可愛い」

とあって、笑った。

(動物たちの撮り方がさっぱりわからなくて素晴らしかった
>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

公開当時に映画館で観て、オープニングの時点ですでに3Dメガネが曇るほど泣いた私。