大好きな「ムーンライト」と同じく、撮影も照明も美しかったし、音楽も素晴らしかった。
ただ、あくまで個人的な好みにおいての話、なのだけれども、恋人、家族、友人、黒人、白人、レイプ冤罪、妊娠、宗教、人種>>続きを読む
ノーベル賞作家ダニエルを演じたオスカル・マルティネスの、表現への哲学や矜持、そして、望郷や人間味を感じさせる演技が光っていた。
彼が40年振りに帰った、故郷の人々の癖の強さがいちいち可笑しく、その言>>続きを読む
主演ふたりの演技が良かったし、潜入捜査ものやスパイもののようなスリリングさがあって、面白かった。
試験中に主人公が閃めく場面の演出、とても好きだったので、あの場所まで届いて、指を置くところまでをひと>>続きを読む
「真実のラストシーンに、全世界の心が震えた感動作!!」
と、日本での宣伝文句のひとつにあるけれど、これを考えた人は、観てないか、才能が無いか、詐欺師か、だと思う。
全世界がどうだったかはわからない>>続きを読む
ヒトラーやナチスによる大量虐殺は事実無根だと、ホロコースト否定論を説いた、イギリス人の歴史家、デイヴィッド・アーヴィング。
己の身を以て、真実の歴史を検証すべく、第二次世界大戦勃発後のポーランドに、>>続きを読む
宮廷を舞台とした泥んこデスマッチ。
しかも臭い泥。
傷は勲章、と言わんばかりの、レイチェル・ワイズの底無し沼感、ぶれない愛、凛とした格好良さ、哲学のある生き様に一票。
どん底まで落ちた人間の逞し>>続きを読む
驚かされた。
興味を持ったきっかけは、タイトルと評価の高さ。
監督やキャストや製作国については知らず、あらすじも予告編も感想も目にせず、何ひとつ予備知識を入れずに観たのだけれど、それもきっと幸いし>>続きを読む
2011年7月22日に、ノルウェーで起こった連続テロ事件を題材とした作品。
犯人は、ノルウェーの首都オスロにある政府庁舎を爆破、その後、ウトヤ島にて銃を乱射。
政府庁舎の爆破により8人、労働党青年>>続きを読む
主演のふたりの魅力が全開。
本編映像をふんだんに使って編集された主題歌「フロントメモリー」のMVが最高でヘビロテした。
https://www.youtube.com/watch?v=EBATmX>>続きを読む
「Starlet」(スターレット)が原題。
「フロリダ・プロジェクト」「タンジェリン」を撮ったショーン・ベイカー監督の作品。
(予告編)
https://vimeo.com/159133315>>続きを読む
オープニングから、フィオナとドムがタンゴを踊った船のレストランのシーンまでがとても素晴らしく、可笑しいし、パリの街並みも夜景も綺麗だし、満足度も最高だったので、やった、これは傑作だぞ、と大いに期待した>>続きを読む
母国のパレスチナではアラビア語での「オマール」が原題とのことなので、センスの光る邦題。
主人公のオマールにとっての、まさに壁が、メタファーとして、物語の終盤で活きていた。
要所要所で裏切られて、翻>>続きを読む
幸せな気持ち。
ベイブ、健気で良い子。
頭とお腹を撫でたくなる。
他の方の感想で
「食べちゃいたいくらい可愛い」
とあって、笑った。
(動物たちの撮り方がさっぱりわからなくて素晴らしかった>>続きを読む
公開当時に映画館で観て、オープニングの時点ですでに3Dメガネが曇るほど泣いた私。