miumiuさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.7

変な邦題…と思ったら原題も内容もそのまんまだった。イエメンで鮭釣りを実現させようと奮闘するストーリー。原作小説あり。
コンサルタントのハリエットに相談を持ちかけられ「中東でそんなことできるわけない!」
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

アメリカ先住民が追いやられた土地「ウインド・リバー」で見つかった少女の遺体から端を発する事件捜査の物語。

評判の高さから楽しみにしていた作品。
元妻と家族がネイティブアメリカンで、ハンターを生業とす
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

日本のライトノベルが原作のSF映画。
タイムリープ能力を身につけてしまった主人公ケイジが、宇宙からやって来た生命体「ギタイ」殲滅のために死闘を繰り広げる物語。
これは思った以上に見応えあった。満足!
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.4

ポール・ベタニー出演作を追いかけて鑑賞。ジョニー・デップとの共演作3作あるうちの1つ。

天才科学者の意識をインストールしたスーパーコンピュータ。
設定からしてSFエンタメなのかと思いきや、ドキュメン
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つぐない(2007年製作の映画)

4.2

幼い少女の恋心と嫉妬と、嘘に端を発して離ればなれになった男女の、切ない恋の行方。第二次大戦の頃の英国が舞台。

最近観た『追想』と同じイアン・マキューアン原作。監督・スタッフインタビューによると、原作
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

ノーマークだったこの作品、評判の良さから映画館で観ることに。合わせて前作もチェック。

1作目が弱者を守る! 悪者と戦う! 殺す! とシンプルだったのに対し、2作目は複数の殺人事件がからむミステリース
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

シリアスでハードボイルドな懲悪アクション。
続編作られていなければ自分ではなかなか観ないジャンル、新鮮だった。

ホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)、実は元CIAでかなりの凄腕。
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.2

クリストファー・ノーラン監督の自主製作映画。
尾行が趣味の主人公が、ある男との出会いをきっかけに巻き込まれる事件の顛末。
現代が舞台なのに全編モノクロなのが新鮮。フィルムノワールの雰囲気たっぷり。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

思った以上にしっかりロック! 本当にロックしか教えない教師(笑 )そしてリチャード・リンクレイター監督作だったのか。

ロック一筋なのにバンドをクビになった主人公デューン、お金のために私立小学校の臨時
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.7

1950年代、TV業界に押されて衰退気味のハリウッド映画業界を舞台に、大作『ヘイル、シーザー!』の主演俳優誘拐事件をはじめとするトラブル対応に紛争するプロデューサー(ジョシュ・ブローリン)の物語。>>続きを読む

グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

3.6

評価ビミョーだけど私は好き!
世間の評判がすこぶる良い父親(息子にはかなり厳しい)が急死し、新聞社を継いだ主人公。
慣れない新聞社の経営をしつつ、相棒カトーの力を借りて、悪のフリして悪党を捕まえる「グ
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.1

クリス・ヘムズワースのムダ遣い(褒めてる)が面白すぎてスコアアップ笑

元祖ゴーストバスターズは有名な場面をチラ見したことがあるくらい。
クリヘム目当てとコメディ作品を観たくて初鑑賞。
これは映画館
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.8

19世紀に生きる英国貴族のレオポルドがタイムスリップ、現代ニューヨークのキャリアウーマンのケイトと恋する物語。

ほぼヒュー・ジャックマンのPV。貴族の扮装似合いすぎ、そして中身も誠実でめっちゃイケメ
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.8

有名な作品、初鑑賞。
元カレで親友の男性が、数日後に若い恋人と結婚してしまう。「やっぱり彼が好き!」と、あの手この手で奪い返そうとするラブコメディ。

ジュリア・ロバーツ主演は知っていたけれど、ライバ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.2

ホラーは苦手でほとんど観ない…が、こちらは大好きなエミリー・ブラント出演ということで映画館で鑑賞。
母性、美しさ、緊迫感と、完璧な演技で大満足! 他の役者も素晴らしい、スコアはほぼ役者の演技に向けて。
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

4.8

スタンリー・トゥッチ監督・脚本作品。
1960年代のパリ。アメリカ人作家のジェームズ・ロードが、友人でもある彫刻家ジャコメッティに頼まれ、肖像画のモデルをすることに。
すぐに終わるはずが、ジャコメッテ
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ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ(2010年製作の映画)

4.0

前作に続き、ナニー・マクフィー役エマ・トンプソンの脚本。
二作目の舞台は第一次? 二次? 大戦中。
農場で暮らす子供達と、疎開してきた親戚の子供の躾をナニー・マクフィーが担当。
前作と違うのは、子供た
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追想(2018年製作の映画)

3.8

原作小説があるらしい、作者自身が本作の脚本も担当。(『つぐない』と同じ方とのことですが、そちらは未見)
シアーシャ・ローナン目当てで鑑賞。相手役かつ主演のビリー・ホールも素晴らしかった。シアーシャちゃ
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.8

スカーレット・ヨハンソンじゃなきゃ観ようと思わないような謎の邦題、最後まで観たら意味がわかったし納得。

大学で人類学を専攻した主人公アニー、就職活動に挫折し、やりたいことが見つかるまでアッパーイース
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.7

高校での女子同士のバトルを描くガールズムービー。
意地悪なライバルに仕返しするうちに主人公自身が嫌な奴になっていったり、捻りのある脚本で面白かった。

レイチェル・マクアダムスが他の出演作とは真逆のサ
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デッドベイビーズ(2000年製作の映画)

3.2

ポール・ベタニー出演作追いかけてます。
映像はポップ、音楽もキレのあるドラッグ体験ムービー。
10人の若者が豪邸に集ってドラッグパーティーを開催。が、そのなかに殺人鬼が紛れているらしい?
サスペンスか
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幸せの始まりは(2010年製作の映画)

3.4

ポール・ラッド出演作を観たくて鑑賞。
キャスト見てラブコメかな? と思ったら結構しっかりラブストーリーだった。

年齢を理由に解雇されたソフトボール選手のリサ(リース・ウィザースプーン)と、経営する会
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

ゾンビもホラーも苦手… だけど大好きなエマ・ストーンが出演してるし! と鑑賞。
今年『スリー・ビルボード』『ハンソロ』と出演作を立て続けに観たウディ・ハレルソンもいる!
主演はジェシー・アイゼンバーグ
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

エドガー・ライト監督作品。
原作コミックがあるらしい、カナダはトロントを舞台に、バンドでベースを務めるスコット・ピルグリムが、一目惚れした女性ラモーナと付き合うために、ラモーナの元カレ軍団と戦う羽目に
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.4

後方支援担当だった内勤のおばさんが現場エージェントになっちゃうスパイコメディ。
アメリカのコメディだけあって結構シモネタあり、そしてグロい。
おばさん設定を生かしまくった潜入中のIDとか衣装とか、めち
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.4

めちゃめちゃ泣いた… そして何とも可愛らしく愛おしい映画。
冒頭、クリストファー・ロビンとプーの、少年時代の別れからスタート。そりゃもう泣くわ。
この場面はアニメ版? 原作? とリンクしてるらしい。(
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マイ・ライフ・ソー・ファー(原題)(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

コリン・ファース出演作を追って鑑賞。字幕なし、英語音声で観ました。(残念ながら英語は得意じゃない)

実話ベースらしい、もとになったエッセイとかがあるのかな?
1920年代のスコットランドが舞台、主人
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.8

白雪姫と継母のバトルアクションコメディ。

衣装や美術が豪華絢爛、特に石岡瑛子さんの手がけた衣装は素敵すぎる、100点!
が、思った以上にコメディ寄りなのに、その割に絵が微妙に暗いのが個人的には残念だ
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.5

映画館で観たかったのに見逃して、ずっと観たかった作品。やっと観ることができた、嬉しい!
冒頭でアメリっぽい? と思ったけれどアメリほどの毒はなく、現実に軸足を置いた物語。

植物が怖くて、借りている家
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.6

直球な邦題だなあと思ったら原題もそのままだった笑
ポール・ラッドの出演作を観たくて鑑賞。最近になってカメレオンっぷりに気づいたスティーヴ・カレル、この作品では私にとっておなじみのコメディなスティーヴ・
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.4

ハリポタ全作は観てないから…、という理由で公開時迷いつつ観に行かなかったやつ。
続編公開迫っているし、初めて鑑賞。

あー、これはやっぱり映画館で観るべき作品だった。
ブルーレイで観たけれど、魔法シー
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

閉塞的な炭鉱の町で、親が習わせているボクシングに代わって、偶然目にしたバレエに魅せられていくビリー・エリオット。

英国の炭鉱が舞台の映画何本か観ましたが、歴史的背景わかればもっと感動するんだろうなあ
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戦火の馬(2011年製作の映画)

4.2

主演のジェレミー・アーヴァイン目当てで以前から観たかった作品。
戦争映画で140分超…ハードル高い… と観るタイミング見計らっていた作品。映像も音楽も演出も素晴らしい傑作だった! もっと早く観れば良か
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

5.0

アントマンは主人公スコットのキャラクターが大好き!
予告で「情けなさすぎるヒーロー」とか言ってるけれど、娘思いで仲間を(コソ泥でも蟻でも)大切にする、本当は秀才なヒーローだから。(ただし運はない)
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

通える距離の映画館にきた!ということで早速鑑賞。ネタバレなしで観ようというアドバイスを忠実に守ってきました、これでやっと感想・レビューしっかり読めるー!

観ていない方は、やはりネタバレなしで観ること
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.9

はみ出し者の青春。
欧米の高校って自由なようでいて、ナード、弱者に容赦ないイメージ。
そんな虐げられていた壁の花状態の主人公チャーリー(ローガン・ラーマン)が、はみ出し者仲間を見つけて生き生きと高校生
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