miumiuさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.9

ヒュー・グラントとドリュー・バリモアでラブコメなんて安定すぎる組み合わせ。
ラブの部分は意外に控えめで、落ちぶれた元ポップスターアレックスと、書く自信をなくしたソフィー、二人三脚の歌作りがメインだっ
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オーシャンズシリーズは観てないから比較はできない…
予告を観てゆる~いクライムコメディを期待して劇場へ。期待通りだった、面白かった!
アンラッキーなローガン兄弟が汚名返上とばかりに、カーレースの陰で現
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.8

ジェーン・オースティンの原作『分別と多感 Sense And Sensibility』読んだうえで鑑賞。エマ・トンプソン脚本、アカデミー脚色賞受賞作。
原作ではブランドン大佐以外の男性は多かれ少なかれ
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

公開時に見逃し、やっと鑑賞。字幕版。
劇場の復活とか閉鎖とか、もれなく泣いちゃうテーマじゃないか。(ララランドでチラッと映る映画館閉鎖だけで泣いちゃうタイプ。)
それに加えて、主要キャストが何かしら挫
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.3

スウェーデン映画。ポップでカラフルな色彩、素敵な音楽、どこを切り取ってもCMやMVになりそう! インテリアもファッションも演出も可愛い。
内容は、アスペルガー症候群で数字や物理学や宇宙やSFには関心ア
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アメリ(2001年製作の映画)

3.9

数年前に名画座で鑑賞。
「自称オシャレな人が好きなオシャレフランス映画」というイメージで逆に避けて通ってた。
実際はなかなかにシュール、フランス映画らしくエロスなジョークやブラックなネタもあり、軽い気
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.9

一作めに続いて鑑賞。
大好きな『アーネスト式プロポーズ』や『聖トリニアンズ』シリーズを手掛けているオリヴァー・パーカー監督作。どれだけ楽しいコメディか? と思いきや、かなりスパイアクション要素強めだっ
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.6

ゆるいコメディを観たい気分で、以前観たこちらを再鑑賞。
ローワン・アトキンソンがエージェント、敵役 がジョン・マルコヴィッチという濃さクドさ(笑)
でも尺が短いからサクッと観られて笑える。
テーマソン
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.5

地上波放映見逃した… インディの中ではこれが一番好き! 感想残しておきます。

考古学アクションミステリー、冒険アドベンチャーときて、三作めで親子バディものに化けたインディ・ジョーンズ(笑)
ハリソン
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黒蜥蜴(1962年製作の映画)

3.6

過去に観た記録。
『黒蜥蜴』と言えば三島由紀夫の戯曲、黒蜥蜴役は美輪明宏が有名。
ですが、こちらの映画は京マチ子が女賊・黒蜥蜴を演じています。
調べてみたらこの映画の前年あたりに三島由紀夫の戯曲が初演
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Emma エマ(1996年製作の映画)

3.8

ケイト・ベッキンセイル主演のドラマ(テレビ映画)版に続き、グウィネス・パルトロウ主演の映画版を鑑賞。
グウィネスがめちゃめちゃ若い! 衣装がカラフルで可愛い! 髪型もキュート!
エマと恋仲になるの?
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.0

劇場で見逃した作品、やっと鑑賞できた。
大人のおとぎ話でファンタジー。
シンデレラことエラの少女時代と両親との関係、王子様と恋に落ちるまでの背景など、細部がしっかり描かれて説得力のある物語になっていた
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.1

旧作(元祖)は観てないから比較はできません。
ホラーは避けて通るジャンル、本来スルーするはずが、例のピエロがビル・スカルスガルド(『アトミック・ブロンド』でも存在感抜群だった!)、
さらにやられっぱな
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

いやー、泣けた!
実話ベースということで、時代の転換点を見せつけられた気分。そして映画とはいえ、その変化に立ち会えるのに感動。

天才的な才能を持ち、女性で尚且つ黒人。
志があって周りに貢献する仕事が
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

2D字幕で鑑賞。
面白かったーーー!!! 笑って笑って泣いて笑った。
アベンジャーズおなじみの面々が、みーんな格好良くて可愛くて笑えた!

これはネタバレしないと感想書けない、以下好きに書きまくります
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

予習はしたものの、本作そのものに関してはレビューも事前情報も入れずに鑑賞。

まず、ライアン・ゴズリング演じるKがレプリカントだということに驚いた。
えええ、ライアンめちゃめちゃ人間ぽいよ?
レプリカ
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ジェーン・オースティンのエマ(1996年製作の映画)

4.8

英国を代表する悪役イメージの強いマーク・ストロングがジェーン・オースティンものの完全なる善玉、しかも王子様役ポジション! という珍しい作品。(ということで鑑賞。当時は悪役ではなかったんですね。)テレビ>>続きを読む

Steve(2010年製作の映画)

3.8

英語は聞き取れないのでその他の印象のみ。
連日喧嘩しているカップルのもとに、階下に住んでいるコリンファース演じるスティーヴが、クレーム入れつつお茶を淹れろと押し掛けてくる話(らしい)。
インテリアや小
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ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

3.6

映像と音楽が美しい短編アニメーション。
ブラックアウト(大停電)に繋がる事件とレプリカントの哀しみを描いていた。
YouTubeで観たけど他の作品を英語音声・日本語字幕で観ていたため吹替が耳になじまず
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2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.6

『ブレードランナー2049』予習。
短編ながら、音楽や音響効果が耳に残る。従順なレプリカントが逆に怖かった。

2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

3.5

公式に出している短編ということで、本編を観る前に。
数分の短編ですが映像が美しく凝っている、
内容はタイトルがすべて。

スピード(1994年製作の映画)

4.2

昔観て好きだった映画。
これでキアヌ・リーヴスを好きになった!(はまったきっかけは『コンスタンティン』と『マトリックス』)

バスジャック犯とのかけひきと、やっと解決した…と思ってからの、犯人の暴走と
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ロビン・フッド(2010年製作の映画)

3.5

ラッセル・クロウ版ロビン・フッド鑑賞。お目当ては毎度のこと(?)悪役マーク・ストロング。

古典、名作はいろいろ読んでいるが、ロビン・フッドは詳しくないし、当時の歴史的背景も忘れてるよ…
そもそもロビ
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.8

公開時に映画館で鑑賞。
シュールで胡散臭い笑いに満ちた本格ミステリー、ドラマ版も含めて大好きです。
レギュラー陣は安定の面白さ、シャーマン(?)役の水原希子ちゃんは途中まで気づかないレベルの異国人、
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9

スパイ映画好きです。公開楽しみにしてました!

冷戦時代の終焉期を舞台にしつつ、裏切られ裏を書きながらのミッション遂行。
まず、予告のスタイリッシュさのイメージで「楽しく気軽に観られる娯楽ムービーかな
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.2

新作に向けて予習のために観た。って言うかこれもリドリー・スコットだったのか。(無知)
「SF映画の金字塔」と言われるのも納得の、クールで映像美の光る作品でした。
「その映像、最近の他のSF映画やVRの
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幕が上がる(2015年製作の映画)

3.8

公開時に映画館で。
劇作家で演出家の平田オリザの小説の映画化作品です。

えーっと…昔部活動でまさに演劇をやっていたこともあり、出てくる状況や台詞はもろもろ体験してるぞ、ドキュメントかよ。
市民劇団等
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.6

星野源さん、好きなんです。歌も作る音楽も芝居も文章も。(闘病前やSAKEROCKの頃から応援しているので、まさかこんなにブレイクするとは思わなかった…)
舞台での演技もいいし、ライヴもあったかくて楽し
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

公開時に劇場で。
「レリゴー~♪」がかなり話題になって浸透した後で鑑賞。
結果、「それを歌うエルサの場面は何も解決してないじゃないか、不憫すぎる!」と大号泣。(いま思い出しても泣ける。歌番組とかで笑顔
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.1

グロい! 血みどろ! ナンセンス!なのに笑えるし泣けるし、まさに「愛がむきだしている」映画です。
映画初出演のAAA西島隆弘くんの軽快なアクションとあり得ないほどの不遇さにやられて笑い、満島ひかりの全
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.8

公開時に映画館で鑑賞。
西島秀俊さんの演技が好き(こんなにメジャーになるとは思わなんだ)、神木隆之介くんが好き、ということで迷わずすぐ鑑賞。
神木隆之介くんが明るくポジティブな役なのが、当時は新鮮だっ
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.5

これは大きいスクリーンで観たかった!
音楽、風景、街の空気、そしてまさに絵画から飛び出てきたかのような美しい役者陣…
原作小説があるとのこと、原作へのリスペクトや舞台となった時代への配慮も感じられ、
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.6

名画座にて鑑賞。
真性ホームレスと本来お嬢様なホームレスのボーイミーツガール。
かなり重い場面もあるけれど、花火の場面とラストの船の場面(「まどろめパリ!」…邦訳合っているのか微妙ですが)は素敵でした
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.8

公開時に映画館で。
男子高校生2人が放課後にただただ喋っているだけの映画。それだけなのに妙にシュールで面白い。笑える。

まったくタイプの違う2人、瀬戸くんと内海くん。対立するわけでもないし、かと言っ
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スターダスト(2007年製作の映画)

4.8

マシュー・ヴォーン監督作品。
いくつかの映画サイトのレビュー観て「そんなにクセの強くない異世界ファンタジーぽい、気楽に観られそう」
と思って観始めたら、豪華キャストでのけ反りました…
パッケージ見て
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.2

邦画もそろそろマメにレビューしますか。
公開時に映画館で。
原作は古屋兎丸のコミック。(未読)
この映画観た後で『アナザーカントリー』を観て、
「BL色を若干薄めて、男子校の権力闘争に焦点を当てたギャ
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