miumiuさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.1

映画ファンの皆様の熱狂に押されて、劇場鑑賞。一作目は観ていない。が、何とかなったw
これはもう祭りだね! 神を崇めるがごとく王を称えたくなる!!

シェイクスピアばりの愛憎劇と王位争い、派手な美術に歌
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

4.0

観たい観たいと思いつつ、これまでスルー。
やっと観たマシュー・ヴォーン初監督作品。最初はガイ・リッチーが監督するはずだったのかな?
私の初マシュー・ヴォーンは『キックアス』だったので、悪趣味コメディで
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

1950年代、アイルランドからニューヨークに渡り暮らす主人公エイリシュの、成長と選択を描くドラマ。

エイリシュが徐々に自信をつけて自立していく様が、わざとらしくなく丁寧に繊細に演じられていて素敵。
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キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

3.5

観ようと思っていた矢先に地上波で放送。なかなか面白かったので、改めて字幕で鑑賞。
酷評なのもわかる、CG特撮盛りだくさんすぎてかえってB級に見える作品。
しかし!私は結構好き!
古代エジプトと言いつつ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

ひさしぶりに観た。公開時は社会現象か、というくらい人気だった記憶。
そして昔どハマりして繰り返し観たけど、もしかして完全版をきちんと観るの初めてかも。完全版、オトナだなあ。

映画デビュー作とは思えな
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

楽しみにしていたブラックパンサー! 新国王ティ・チャラの成長譚、そしてワカンダという国が政治的にどう舵を切っていくのかの物語だった。
陛下はもちろん、悪役のキルモンガーもカッコよくて切なかった!
そし
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

映画愛とクリーチャー愛に満ちた、大人のおとぎ話でラブファンタジー。
映画の中の映画館描写やTVの映像、そして音楽にグッときました。アカデミー賞最多ノミネート(でしたっけ?)納得です。
グリーンを基調と
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

ずっとずっと観たかった作品。やっと観ました!
ラブストーリーにカテゴライズされていますが、恋愛だけでなく家族愛や人を思いやること、何気ない日常の大切さや生き方について考えさせられる「愛」の映画でした。
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

4.3

昔とても好きで繰り返し観た作品。いま観たら印象違うかな、と思いきや変わらず面白かった。そしてソダーバーグ監督のデビュー作だったのね。

美しいが堅物で、精神科医のカウンセリングを受けている主人公のアン
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

4.6

観るの2度目。
コレ演出が素敵で大好き! 映画版2作あるうち、明らかにコチラが傑作。(1作目も面白いけど!)2作とも『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスが製作総指揮を担当。
特に終盤が素敵
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

ザック・エフロンのキュートでセクシーな魅力が光る青春ファンタジー!
37歳、妻にも子供にも愛想つかされ離婚危機の主人公が、何の因果か守護霊の導きか、現在の記憶はそのままに身体だけ17歳に戻ってしまう。
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.1

実話ベースの物語。
ナチスドイツがポーランド侵攻する中、ゲットーからユダヤ人を救い出して動物園に匿い逃がし続けたポーランド人夫妻の物語。
ジェシカ・チャステイン演じる、動物を心から愛し慈しむ妻アントニ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

公開日のひと月以上前に輸入版サントラ手に入れて聴いていた作品。映像ではどんな風なのか楽しみにしていて鑑賞!
以下ネタバレありの感想です。

トレイラーですべて見せすぎでは? 話の想像がつくんだけど…と
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

4.2

前編に続き、公開時に映画館で鑑賞。
将棋の戦い、いじめとの戦い、恋に家族関係にと、前作以上に人物が戦っている印象だった。自分が守りたい人やもののために戦う姿が印象的。
加瀬亮演じる宗谷名人、原作とビジ
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

4.1

公開時に映画館で鑑賞。原作未読、アニメ見てストーリーは知っている状態での鑑賞でした。(羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』大好きだから原作もいつか読みたい!)
コメディ要素は極力抑えて、棋士の戦い
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.9

9.11テロの後、アルカイダの情報とビンラディンの居場所を追い求める奮闘を、ジェシカ・チャステイン演じるCIAの情報分析官マヤを中心に描く物語。
徹底したリアリズム、テロや拷問の場面も描いていて観るの
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

娘をレイプ殺人で失った主人公が、地元警察を動かすために立てた三つの看板広告。
サスペンスでしょ、宣伝に「感動」とあるのは何? と思っていたら、いやあ心揺さぶられた。凄い映画だった。
ちょっとでも気にな
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.8

青春ボーイミーツガールものにパンクと異星人をぶち込んだ不思議な映画だった。
登場する地球人はほぼ全員がパンクだし、ヒト型異星人はカルト集団か? なヘンテコさ。
こちとら地方…というより保守的など田舎だ
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ジャスティンと勇気の騎士の物語(2013年製作の映画)

3.4

アントニオ・バンデラスが製作を務めるスペイン製アニメーション。
アントニオ・バンデラスは製作に加え、胡散臭いニセモノ疑惑のある騎士の吹替を、ノリノリで担当しています。

騎士が追放された王国で、亡
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エンド・オブ・オール・ウォーズ(2001年製作の映画)

4.6

第二次大戦中、日本軍の捕虜となった連合軍兵士たちが、タイのカンチャナブリ収容所で泰緬鉄道の建設に従事する様子、終戦を迎え解放されるまでを描く物語。スコットランド人兵士アーネスト・ゴードンの著書を実写化>>続きを読む

第九軍団のワシ(2010年製作の映画)

3.7

古代ローマが舞台の歴史冒険小説が原作。(なかなか面白そう、読んでみたい!)
ブリテン征圧に向かったまま消息を絶った第九軍団と、名誉の象徴でもあるワシの紋章を追い求め、第九軍団隊長の息子で主人公のマーカ
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E.O.D. 重爆物処理班(2000年製作の映画)

3.6

マーク・ストロング出演作をコツコツ追いかけて鑑賞、こちらはイギリスのテレビ映画。
爆発物の処理を専門とする軍人チームE.O.D.と、そのE.O.D.内部反抗とも思われる爆弾魔との攻防を描くサスペンス。
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太陽の雫(1999年製作の映画)

3.8

ハンガリー現代史に重ねてユダヤ人一族3世代の盛衰を描く物語。
マーク・ストロング出演作を追いかけて鑑賞、主演のレイフ・ファインズが一人三役で3世代を演じ分けていて、さすがの演技力! 「180分もあるの
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.3

天才少女を天才として育てるか、普通の生活を送らせるか?
あらすじにある通りのストーリーなんだけれど、ただの子育て奮闘記じゃなかった。予想以上に養育権を争う裁判所でのシーンが多く、メアリーの亡き母のエピ
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スマイル、アゲイン(2012年製作の映画)

3.6

ジェラルド・バトラー演じる元サッカー選手ジョージが、別れた妻と子供の信頼を回復すべく奮闘する物語。
息子のサッカーチームのコーチを引き受けたことから、距離が近づいたり逆に溝が深まったり。コメディ要素も
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フラッシュバック(2008年製作の映画)

3.3

ダニエル・クレイグ主演作。『ドラゴン・タトゥーの女』からダニエル・クレイグに嵌った身としては、アクションしてなくてガッツリ人間性見せるダニエル・クレイグも好き。製作も兼ねているし、ご本人はこういうドラ>>続きを読む

マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

3.4

一作目は鑑賞済み、流れで続編のこちらも鑑賞。
男性ストリップダンサーを引退したマイクが、かつての仲間に請われてストリップダンスの大会に出るために復帰。ダンス会場を目指すロードムービー、終盤のダンスがや
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スーパーファイアー(2001年製作の映画)

3.7

マーク・ストロング出演作コツコツ追ってます。シエンナ・ギロリー主演かと思ったらほぼW主演、マイナー作品だと油断していたら普通に面白かった。B級サスペンスなんだろうけど結構好き。
異国で放火・殺人罪に問
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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

3.5

マーク・ストロング出演作コツコツ追いかけてます。こちらもその一つ。
評価低くてドキドキしながら観た、ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻の出会いの映画、そんなにひどいならショックだわ。
と思
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ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)

3.8

第二次大戦中、シベリアの強制収容所から逃れ徒歩で安息の地を目指す一行を描く群像劇。
逮捕の理由が本当に些細なことで「戦争怖い…」と思った。
そして逃亡が本当に徒歩! 歩きでシベリアからモンゴル、チベッ
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アンビリーバブル(2003年製作の映画)

3.1

近未来SFに見せかけたラブストーリー。
異常現象や謎の病気? が日常の近未来、関係が冷え切っていた夫婦が逃避行の中で愛を再生させる物語。
原題『It's all about love』を念頭に置いて観
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バビロン A.D.(2008年製作の映画)

2.6

近未来SF、ヴィン・ディーゼル演じる主人公が謎めいた美少女をニューヨークに運ぶ逃亡劇。
アクションできる俳優使っているのに絵があまり美しくない、爽快感が得られない…

マーク・ストロング出演作追いかけ
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ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

3.7

邦題からラブストーリーかと思って観たら、予想以上に権力争いや政治の物語だった。ラブの進行は本当にゆっくり、ささやかでそれが素敵。衣装や美術が美しく、うっとり。
エミリー・ブラント演じるヴィクトリア、と
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オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)

3.4

チャールズ・ディケンズ原作小説をリアルに実写映画化した作品、原作は未読。
どんな苦境でも(貧しくてもいじめられても窃盗団の仲間にされても)純粋でまっすぐな主人公のオリバーが眩しい。
リアルさを追求して
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善き人(2008年製作の映画)

3.6

マーク・ストロング出演作コツコツ追っています、こちらは序盤しか登場しないけれど、尺が短い作品の中で印象に残るなかなかいい役。(悪役ではない)

ヴィゴ・モーテンセン演じる大学教授が、過去に書いた安楽死
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画で「ディザスタームービー」という言葉を知った… 普段はパニック系映画は観ない、怖いから。
なぜ観たって、ジェラルド・バトラーが主演だからだよ!
予告を見て「ジェラルド・バトラーがアルマゲドンす
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