まさなつさんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

3.5

なるほどタルコフスキーか!

雨、風、炎、川の流れ、木々の揺らぎ、鳥のさえずり、犬の遠吠え、、自然の中の音を取り込んで映像を紡ぐ監督。そういう音楽の紡ぎ方もあるんですね。音楽のこと分からないですが「レ
>>続きを読む

逆光の頃(2017年製作の映画)

3.3

この映画、京都が舞台と言うことで観たかったやつ。監督の「ももいろそらを」も結構好きでした。ようやく観られました。

私も高校までは京都でした。だから青春ゆうたら京都なんです^_^

いや〜噂には聞いて
>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

2.8

まあ、漏れなく付いてくるので有り難く観たけど、、中国マーケット狙いかなぁ?

肉まんのことを、豚まんと言うのは関西だけですかね〜?551蓬莱あるからなぁ^_^

あ、でもこれ小籠包?^^;

まあ、ど
>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.8

前作からもう14年も経つのですね〜。

いやぁ〜アクション派手になってます。そんだけ経ってたらあたりまえか。あのバイクアクション、トムさん思い出しました^_^久しぶりに子供と映画館。子供はまあシンプル
>>続きを読む

ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.7

開拓時代のアメリカ。小さな村に赴任してきた神父。神の使いである彼がもしも悪魔だったら、、。

不穏な空気の中始まった映画は、西部劇なのか?ホラーなのか?サイコパスなのか?復讐劇なのか?っていろいろな可
>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.9

ニーノ・ロータの軽妙でノスタルジックな音楽で幕を上げるフェリーニ劇場。

人生は祭りだ、、を自身の子供の頃の記憶で再現したイメージの世界はとても豊潤。

これクストリッツァ好きだろうなってくらい映画中
>>続きを読む

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.3

マリリンを演じられるのはモンローだけ。

って思ってるから、これは観てはいけないやつ。でも、GYAOにあって、ちょっと覗いてみたら、最後まで観てしまった^^;

ミッシェル・ウィリアムスは、見た目もキ
>>続きを読む

五人の斥候兵(1938年製作の映画)

3.4

夏休みの宿題=戦争を考える4

太平洋戦争前に国策として作られた戦意高揚映画の一作。

GYAOでは今、日本の古い戦争映画を特集している。こんな作品まで、、気概あるなぁ〜思わず観てしまったがな。

>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

この映画の予告編を浴びるほど観たり聴いたりしてきたので、すっかり観た気でいたけど初見。

メキシコが舞台のアニメというのは珍しいですね。ご先祖様との繋がりと王道の音楽、そして美しく煌びやかな映像。
>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

わちゃ〜やってもうた!

こんなゲームしたら、そら修羅場になるわな、、。

これは面白い、、人ごとやからやけど、、(^^;;

一幕ものの演劇みたい。脚本、上手いなぁ〜よく出来てます。

イタリアやか
>>続きを読む

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.3

夏休みの宿題=戦争を考える3

原一男監督は、Filmarksにもユーザー登録されているようなのですが、レビューの投稿はないのだけれど、観たい映画としてのClip!に、
「ジャスティスリーグ」
「IT
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

某東のはずれの島国では、トムクルーズ法なるものがあるとか、、?

確かに、ファンというわけでもないのにいつのまにかこの方の作品は観てる^^;日本にもあんなにちょくちょく来てるのはその為か!

というわ
>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.9

久しぶりに再鑑賞。もう16年も前の作品なんですね〜。

韓国の青春映画も好きですが、台湾もいいやん、、ってなったのはこの映画からでした。より日本に近いんですよね。

ああ、やっぱりウズウズする^_^
>>続きを読む

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.5

題名がネタバレだし、副題にわざわざ「奇跡」とか「実話」とか付けるから、どうしても観るな、、と言わんばかりなのに、なぜ観たのかというと、自宅療養中に朝ドラの「半分、青い」を観ていて、佐藤健がちょっと気に>>続きを読む

コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~(2016年製作の映画)

-

夏休みの宿題=戦争を考える2

コスタリカは1948年に常備軍を撤廃。憲法にも規定された。以来、条約や国際法、そして国際機関との関係を強化しながら国際的な関係性の中で独自の安全保障体制を構築していきま
>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

これは何とも味わい深い映画。劇場で観たかった、、。

ゴッホが描く絵の雰囲気のままのアニメ?っていうのは、ありそうでなかった?その想像を超える根気と丁寧さに脱帽。

それだけでも十分なんですが、ゴッホ
>>続きを読む

レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー(原題)(2017年製作の映画)

-

「ラブアクチュアリー」の14年後。英国BBCのチャリティ番組らしい。

10数分の短編なんでガッツリとした続編ではないけれど、あのメンバーが、少し歳取って帰ってきただけで嬉しくなります。楽しませていた
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

クリスマスシーズンでもないのに、何で今これを、、なんですが、この作品の17分の後日談(レッドノーズデイアクチャリー)があると知ったので、それ観るために再鑑賞しました。

群像劇なラブコメと言ったら、今
>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.7

なんてポジティブなんやろ!

ネガティヴ結構入ってる自分にはとてもこんなに前向きにはなれない、、^^;

障害があることを隠すのは、やはり何か致命的なことが起こってからではどうにもならないんで、もちろ
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

この監督で、この題名ってだけでなんとなく嫌な予感はするんだが、、(^_^;)

工事現場の地盤が崩れるように、静かに崩壊してゆく家族。

不穏な感じの映画、最近、癖になってる気がする、、、大丈夫か、自
>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.9

ゾワゾワゾワゾワフラン「ゾワ」ーズ・オゾン!

「17歳」のマリーヌ・ヴァクト嬢が、少し歳を重ね、相変わらずクールで、CGで作成したような整った美貌と共に帰ってきた😃今回は髪切ってショートにして、より
>>続きを読む

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

-

夏休みの宿題=戦争を考える。

この時期、心ある映画館は毎年戦争に関する映画を上映する。今年はフォローしている方々のレビューから、まずはこの作品を選択しました。

戦争を考えることは、沖縄を考えること
>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

今日は淀川花火大会を会社(29F)から観ました。綺麗ですね。

ウォン・カーウァイ+ノラ・ジョーンズなのに、何で今まで観なかったんたわろう?

いや〜思ったとおりお洒落ですね〜映像も音楽も。

でも、
>>続きを読む

ゼンマイシキ夫婦(2014年製作の映画)

3.1

「おじいちゃん、死んじゃったって。」の森ガキ監督の短編。

ちょっとシュールな設定だけど、描いているのは、夫婦って、、ということ。

今は何でもデジタルな時代に、ゼンマイというアナログな響きがいい。夫
>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.6

テニス🎾は、やるのも見るのも好きなのに、中々タイミングがあわず、ようやく観られました^_^

でも、ビリー・ジーンは名前ぐらいは知ってましたが、ボビーは知らなかったですし、こういう試合があったことも知
>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.2

何とも捉えどころないね〜。

ミスリードしまくりで、いったいどこへ連れてってくれるのか〜?

ああ、そういう話なのか、、。あまり乗り切れず、、(^_^;)

少し神経質そうな顔のクリステン・スチュアー
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

保護区という名の監獄。

そこは紛れもない無法地帯。弱肉強食の世界。弱い者は生き残れない。強さを見せないと、戦わないと生きてはいけない土地。大事な人からは1時も目を離してはいけない。例え奪われてもそれ
>>続きを読む

わが友イワン・ラプシン(1984年製作の映画)

3.6

アレクセイ・ゲルマン三作目。

三作のジャケ並べて見ると、中々お洒落です^_^

題名にある、イワン・ラプシンは刑事で、彼を中心に描かれるけれど、いわゆる刑事ものとはちょっと印象が違います。

ドイツ
>>続きを読む

道中の点検(1971年製作の映画)

4.0

アレクセイ・ゲルマン2作目。

今回観た三作の中では、これが一番好き。

当時、ソ連もナチスドイツと戦っていて、結構侵略を受けていたわけで、侵略された地域では、ドイツに(仕方なく?)協力していた者や地
>>続きを読む

戦争のない20日間(1976年製作の映画)

3.8

数年前、凄い映画?と評判だった「神々のたそがれ」を見逃して以来、観る機会のないアレクセイ・ゲルマン。久しぶりにGEOに寄ったら、この監督の初期3作が何気に置いてあった。

とりあえず題名が気になったこ
>>続きを読む

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

4.3

ベルイマン生誕100年映画祭

5時間11分、まんまベルイマンの世界にどっぷり浸れる至福の時間。

プロローグに始まり第1部は、20世紀初頭のスウェーデンの裕福な一家のクリスマスパーティーが延々と続い
>>続きを読む

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.7

命の期限を知ったら、人は何を優先的に取り組むんだろうか。

主人公のフリアンは、延命治療をやめ、まず犬の里親探しをします。そして息子に会いにオランダへ、、。

実際に命の期限を言われたとき、こんな風に
>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

「ザ・スクエア」見逃したので、こちらを。

なんで公開時観なかったんやろか。めっちゃオモロイやん!

でも、居心地は最高に悪い(^_^;)
この暑いのに、もうヒヤヒヤして観てました。

キッカケは些細
>>続きを読む

質屋(1964年製作の映画)

3.9

発掘良品で出たので、久しぶりに再鑑賞。

ニューヨークのダウンタウン。質屋を営む男。彼は無口で感情を出さない。客は金に困り自分の都合ばかりよくしゃべるが、彼は愛想なく淡々と対応する。そもそも人を信じて
>>続きを読む

ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.6

金(Gold)と金(Money)。

何でマコノヘーさん、前髪剃ってメタボっ腹でやってんのかと思ったら、これ実際の事件を元にしてるんですね。実在の人に似せたのか?ダラスバイヤーズクラブの時と、いったい
>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

2.8

奥田民生の唄をふんだんに使って、いったい何を描きたかったんだろう?

軽いのはいいとして、大根仁だし、もっと弾けててもいいのに、なんか空回りしている感あるなぁ。

まあ、水原希子にあまり魅力を感じない
>>続きを読む