nago19さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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監督・出演陣が語るアイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画で悲しい気分になってたから、あー皆んな生きててよかった!と思ったw
年齢の話は面白いね。CGをつかった話も。若い人は年寄りの演技は出来るけど年寄りは若者の素早い演技はできない。
アルパチーノ 81
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小説が原作とはいえ実在の人物達。真相はまだわからない。もう事実が出てくることはないんだろうな。マフィア物は好きではないけどこのメンバー、そして抗争というより裏の政治絡みのやり取り。こういう世界に入った>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

浮草家業とはよく言ったもんであちらこちらに女がいたりふらふらと流れての仕事。女性から見たら魅力的でもあるんだろうなぁ。玉緒さんのお父さん。悪態のつき方が昭和。丸く収まった感じがあるけど、夫(ではないけ>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎の小さい町が舞台。駅舎ってだけで好き。ちょっと悪ガキはいるもののみんな暖かくて善良で泣けた。友情と恋の狭間でまだ迷う年齢なんだろうな。数年後にね!っていうやり取りに脚本の良さを感じる。ポールと父親>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつも話題になるし、高評価だから見てみた。今まで見てきたアニメとか映画とかの積み重ねで理解できる気がする。昭和へのノスタルジーもあるっていうし、金田と鉄雄の友情とか、3人の子どもが彼らだって実験台にさ>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犬のフン、水を流すタイル、性器、ゆっくりと動く飛行機、死んだ赤ちゃん、擦る車、デモ、軍隊のパレード、ソルジャーになれる武道、ミシュテカ語の会話、可愛い子どもたち、轟音を立てる波、モノクロの画面なのに全>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノマドって言葉を知ったのは昔吉祥寺に旅の本を揃えたのまど書店ていうのがあった時。←いまも西荻にあるらしい。
必要に迫られてとか喪失感を感じてノマド生活を始めるというのには現実の厳しさを感じる。彼らは車
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中でCGとかでなく世界各地でロケをしたというのを知った。何箇所かは行ったところもわかったところもあるけどインド行ってない。少女の初恋感が可愛いらしい。最後の映像もすごい。命かけてる。実際落としてる人>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キリアンマーフィーが美しい。後半特に。70年代のロンドン、ゲイには厳しいしIRAも描いてるけど明るさがあるのはあの飄々とした生き方ゆえか。コマドリの会話やタイトルをつけたおしゃれな感じと音楽が映画の雰>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

愛犬が死んで10日だから、どうかなぁと思ったけど、途中の孫との関係の方に気を取られたり、最終的には幸せな話だから大丈夫だった。泣けるけど。大型犬だと油断してたらまさかの同じヨーキー。犬は愛おしいね。ウ>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結局振り回されるのは子どもだけど、子供のために我慢する時代じゃないんだろう。夫が意識せずに取る行動や言動で妻が我慢して人格を無くしていくモラハラ。妻次第とも思うんだけど、段々言えなくなっていく感覚はわ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

認知症を本人の感覚で描いているから、過去の記憶と妄想がごっちゃになってアンソニーホプキンスだからかミステリーの感覚にまでなってくる。実際本人にしたら訳の分からないことが起こってミステリー状態なんだろう>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

見たかった。歌と踊りはさすが。ストーリーも好き。恋愛と友情がちょうど良い。こういう役が似合うスタンリートゥッチ。

冬時間のパリ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2組のカップル。浮気がこんなに身近。作家に出版業界に女優に政治家の秘書だから、普通の感覚じゃないのかもね。それともパリだから?書籍のデジタルの話やブログやTwitterの影響や、個人の情報や経済活動へ>>続きを読む

名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

魂の自由。愛する家族を残してでも信念を貫く主人公に共感はできないけれど、この人が戦場に行ってもし生き残ってもその後の人生で自殺とか選びそう。病院勤務なら命を救えるのに、口先だけでもヒトラーに忠誠を誓う>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悲惨な現実ではあるけれど、登場人物の悲しみの中の前向きさと優しさと懐かしいフォークソング のような歌声のせいか穏やかに見られる。管理側の厳しいようで緩そうな感じはもう手に負えない人数ということか。極右>>続きを読む

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これが事実。白人警官が黒人を殴り殺しても無罪になるわけだ。白人で中流階級以上なら殺人もOK。ミルクを殺さなかったら有罪だっただろうというインタビューが印象的。それだけマイノリティの人たちが疎まれている>>続きを読む

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロードムービーとして出会いはあるけれどみんな心配してる。写真を撮りたい観光客は鬱陶しいね。取材は嫌と言っても水の差し入れなかったら死んでた。あんな格好で歩くのも怖いし土漠で寝るのは野生生物が怖い。複雑>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シーンに題名がついた変わった作り。ラストに時系列でなく思い出の海のシーンが来ることで穏やかさと悲しみの余韻が増す。誰でもその時は来るけれど、子どもの死が一番辛い。それぞれ問題を抱えていても願うことは同>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

両親の離婚や父親の管理の影響はあるけれど、貧困とか犯罪絡みでもない好奇心からの薬物が悲惨に周囲を巻き込む。抜け出すための治療や苦しみが描かれてなく、家族の思い出や良い時間の美しい映像がかえって悲しい。>>続きを読む

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

生徒も生徒なりに抱えてるものがあるし、先生もそれを出せないでいる。なんか優しい4人だったな。行動障害があるからストレーナーな物言いってのもあるんだろうか。恋してるかもしれないけど乱暴なものではない。曲>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

AIって何人分もの人間の知能を集結してるし緊張とか体調の良し悪しもないからAIの方が強そう。だから大会もなくなったのかな。そういう物ではないんだという将棋界の意地のような。プロになれる人数や流れが厳し>>続きを読む

ピストルと少年(1990年製作の映画)

3.5

少年の、思い描く未来と思い通りにならないけれど方法が分からない苛立ちが伝わってくる。幼さと無知と言い訳に苛立つけど、もともとは頭も良くて優しい少年だったのかな。警官も鬱屈してるものを抱えてる。だから少>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どのくらい史実と合ってるのか分からないすごいことを色々してる人なのでまとまりがない感じ。

ジョナス・ブラザーズ 復活への旅(2019年製作の映画)

3.5

このバンドは名前も知らなかったけど映画にも出てるから見たことはあるのかな。曲は耳馴染みが良いしいい感じ。子どもの頃の映像がたくさんあるのは今の子。結成して売れて揉めて解散して再結成。どこのバンドにもス>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

検査されるところが一番切なかった。動物のように見られ調べられ下等動物として扱われる。ここを出たいと思う人、暮らしたいと思う人の違いは?同じ生活をしてるなかで何を知っていくんだろう。アイヌ、アボリジニ、>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで動画を見たことあるけどよく知らなかった。パバロッティ、世界的な歌手から見たら緊張して歌えないなんてのはもうダメなんだろうな。舞台に立って役を演じるオペラ歌手と、リサイタルとして歌ったり>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オカルトじゃないのに気配を感じる不気味なマンダレーとダンヴァースさん。本当は誰がどうしたいのか謎解きも面白かった。レベッカ出てこないのに凄い迫力。いろんな作品のモデルになったらしいダンヴァースさん。屋>>続きを読む

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大恋愛ものなんだ。初恋みたいなものをそのままの形で終わらせると後を引く。バチストの雰囲気は絶対女性にモテるタイプだな。パントマイムをやってる姿がしなやかで魅力的。パリの盛り場に集まる人達の描写も楽しく>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

長年の虐げられてきた歴史を思えば些細なことに敏感になっているだろうしブルックリンという町のことだから特になんだろうけど、途中で苛立つのはアフリカ系アメリカ人の彼らに。店での嫌がらせ、仕事中なのに真面目>>続きを読む

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ペニーアーケードと、残念パーティと、藁の馬車のシーンが好き。殺し屋のパートはちょっと退屈。もう60歳近い頃。どうしてもおじさんと若い娘という構図になってしまうね。

つぐない(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

13歳の初恋、やきもちと潔癖さで思い込んだ嘘がここまで人を苦しめる。証拠固めなんてしないだろうし立場的にも犯人にされやすい。原作未読、作家の自伝風だから少しは関係あるのかと思ったら男性でわいせつな脚本>>続きを読む

オマールの壁(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パレスチナ問題があるからこそ、この人間関係になったんだけれど、どこにでもあるかもしれない三角関係と友情と裏切りと信じられなくなる心の方が印象的。どうなっても組織に属しているし、イスラエル兵は撃ってるし>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.5

面白い作りだなぁ。何度も同じシーンやるから飽きちゃうけど助監督だかアシスタントの女性の言葉に一番共感w
地震は悲しいけど監督のイランへの愛が伝わってくる、この数作。地元の人もよろこんでくれたんだろうか
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

人は助け合って生きていくんだな。そして死をいつでも受け入れられるように。余分なことのない生活をしていくことが生きていくことで命を繋ぐことで、ただ感謝したくなる。