amuさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.0

裏をかいてかいてかきまくった。偽善者ぶったお前が犯人だろうと。
これは、ミステリ物に触れた時の、私の常とする思考なのだが、その思考と作品の、本当の悪は何かという問いとが同じことのようだと観終えてから思
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

宮部みゆきさんのお名前と、当時話題となっていた作品タイトルを目や耳にしたことがあるだけの無情報、原作未読で鑑賞。しかもAmazonプライムからの視聴の際、私は単純な見落としミスで、前編後編が一本の中で>>続きを読む

ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

2.0

蒼井優ちゃんの演技見たさに未見の作品をなぞる中で。

彼女の演技、雰囲気はやはりとてもいいのですが、作品自体は私に入ってこなかった。主人公・蒼井優ちゃんを囲む脇陣が一切つまらなく、地元友人の男の子はギ
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RED SHADOW 赤影(2001年製作の映画)

3.5

デザイナー仲間のあいだではなかなかに評判の良かった作品。斯く言う私もそんな同僚に借してもらって鑑賞し、ハマって何度も観ました。今作で麻生久美子を知り、彼女の魅力の虜に。主演三人がとても好き。安藤政信好>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.0

ゲスい人間模様といえばこの人、三浦大輔脚本。「恋の渦」は大根さんがメガホンを取りましたが、今作はご本人自らなのですね。ある意味イメージ通りの舞台感溢れた映画作品でした。

ストーリー、設定以外で「恋の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

全ての者がそうではないが、小説家含む芸術によって自分の存在を表現する者はとかく自己顕示欲が強く、プライドが高い。それは劣等感の強さや本質的な虚無感に比例しているのでは、と思う。育った環境や生い立ちでこ>>続きを読む

余命1ヶ月の花嫁(2009年製作の映画)

3.0

やっぱりどうしたって辛い。
直視出来ない。
ドキュメンタリーでご本人の様子を観てしまうと、映画作品は作りものになってしまうけど、当時主題歌も含めて話題になり、この病気のこと、早期発見の重要性、命の大切
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

5.0

最高に最高に好き。
空気、テンポ、キャスティング、演技。
全てが好み。

原作を知らず、取っ付き難いタイトルから敬遠し、自分の勝手な思い込みで良作を逃すところだった作品のひとつ。

グレーのダッフルコ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

庵野秀明たる庵野秀明作品。

大阪芸大時代のガイナックスメンバー他をシュールかつコミカルに描いた福田雄一監督のドラマ 「アオイホノオ」で、特撮ヲタクが過ぎる庵野秀明(安田顕)が登場するのだが、あのリア
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

…2020.1.11再鑑賞…

エグいものも気持ち悪いと思えない見せ方が出来る監督の手腕に改めて感服する。この残酷な物語を人間性の美しさにすら思える。この良き映画作品としての系統は「セブン」に匹敵。李
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.3

原作未読。

村上春樹は海辺のカフカでセックス描写ばかりだし、理屈ぽいし、なんだかしっくりこなくて苦手だったのと、明らかに重めである今作あらすじから、観てみようと思えるまでに時間がかかりました。しかし
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.6

東京出身にして、両親はIターンで山奥に移住し、私は仕事や生活があるため生まれた時から都内在住だ。時々両親に会いにその山奥の家へ行くのだが、作中の土地とは違えど、鹿にマムシに出るのは同じで、林業について>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

ジャケや予告の印象から、下世話かつ汚れなカメラマンを演る福山雅治さんからは隠し切れない色気が滲み出ちゃって、その魅力とコメディさが併せ持つ世界観が、なんとも笑える監督お得意のおしゃポップな作品に仕上が>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

5.0

前編で要らないなぁと思っていたサークル絡みの話、やっぱり要らなかったという感想。サークルにいた男子大学生がバリカンの父をボクシング会場に連れて行くためだけに存在したかのような、大掛かりな無駄を感じた。>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.0

なんだかんだ映画館でこのシリーズ観てます。コミックス既読のため、割と忠実に勿体ぶりつつ進んでいる感じ。やっとここまできましたね。

テッド(2012年製作の映画)

3.5

下ネタおバカアメリカ映画はマイク・マイヤーズ先生に鍛えられたので割といけます。笑

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.0

洋画はアニメも字幕派ですが、鶴瓶が役に合っていてとてもいいと勧められ、吹き替え版を鑑賞。

たしかに。合っていた。(まぁ、普通でした。笑)
そして、なんだ、可愛いのかこれ?と思ってバカにしていたミニオ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら今作を知ったのはドラマの「モテキ」でした。モテキの中でこの作品の聖地巡礼をするお話が出てくるのですが、長閑な景色、空気感、聖地巡礼するほど岩井ワールドが好きだという内容に、そりゃ本作を観>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.5

世界観が大好きで、音の出るバズ・ライトイヤー、ポテトヘッド、小さなアーミーがいっぱい詰まったセット、そしてエイリアン。たくさんのグッズやフィギュアを持ってる。今も棚に飾ってあるけど、私が眠ったあとみん>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

トイストーリー同様、世界観にどハマりして小さなフィギュアを当時たくさん集めました。

ディズニーランドのイッツアスモールワールドをデザインしたメアリーブレアを思わせる色彩にわくわくしました。お話の発想
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

5.0

「そこのみにて光輝く」を撮り終えた際に菅田将暉さんが「共喰い」で不完全燃焼だった思いをこの作品ではやりきったと言っていた通り、若手では突出した存在感と演技力がスクリーンいっぱいに爆発されていたが、今作>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

めっちゃ格好いい新しいバットマン。

終わっている状況に対して、「ここはゴッサムシティか!」と言うのが当時自分の中で流行っていた。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.5

濃ゆい顔を集結させた見事なまでのキャスティング。笑

原作未読ですがストーリー展開が秀逸でとても楽しめた。上戸彩可愛いです。

ルパン三世(2014年製作の映画)

2.0

キャスティング悪くないし、小栗旬も嫌いじゃないのですが、もう登場シーンの一言目で笑ってしまい、なんか無理でした。すみません。まともに観てないけどせめて2点つけておきます。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

人気作品ほど食わず嫌いなところがあって、ずっと無縁だったけど友人からの強い勧めで鑑賞したら、とてつもなく素敵な作品で大好きになった。人気作品にはそれゆえの理由がやはりあるのだな。

就職戦線異状なし(1991年製作の映画)

3.0

現代とは異なる売り手市場と買い手市場が真逆だった時代のストーリー。キー局の娯楽的に作られたであろう作品が、この時代を、この頃までの日本を象徴する衝撃作になったように思う。目立たない作品だけど。

稲村ジェーン(1990年製作の映画)

2.5

真夏の果実、希望の轍と名曲揃いのサントラが素晴らしく、予告が至高の日本映画。

内容は観た当時全く理解出来なかった、という記憶しかない。

今観たらどうだろうか。

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.5

冬の作品の印象。
洋画恋愛ものばかり観ていた頃があり、これもその代表的有名作品すね。デミ・ムーアもパトリック・スウェイジもこの作品で知り、二人がとても素敵で、心からこの二人の愛に泣いた。

陶芸のシー
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.8

大好きだったなぁプリティウーマン。
この作品でジュリア・ロバーツを知り、リチャード・ギアに恋をしました。

シャンパンに苺とか、テントハウスとか、どんどんレディになっていく主人公がキラキラで、憧れの世
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

このマコーレ・カルキンくん可愛かったなぁ。アメリカらしい作品。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.2

暗くせずに表現されたこと、心の風邪だという言葉、この病になった経験者も現在そうでも、またそうでなくても、優し過ぎる真面目すぎると言われながら社会を生きる人間にとっては今作に救われたのではないかと思う。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.6

安藤サクラさん素晴らしい!体当たり演技は所作や濡れ場だけでなく、ボクシングシーンがまた凄い。彼女の本気を目の当たりに。序盤のぐうたら感から少しずつ変化し、身体も顔つきも変化していって、なんかもう観てい>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

2.9

ホラーは苦手で観たくも無かったが、友人が借りてきて強引に電気まで消して真っ暗な中で鑑賞することに。開始早々友人の方を見たら力いっぱい寝ていた(笑)で、思ったよりただのスプラッター映画というわけでもない>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.5

実話を実写化とか、この手の話とか、ウケがいいのをわかっての映画作品、多大なる宣伝活動に引いていたので公開当初は観ようとも思わなかったけど、Amazonプライムの無料視聴のリストにあり結局どんなもんだっ>>続きを読む