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娘が行方不明になった夫婦の話。
胸糞な描写の数々は流石、𠮷田恵輔作品だなと思うのだけど、本作は人間の悪意や狼狽し泣き叫ぶ石原さとみが延々と映されるので、あまりにも露悪的だし、陳腐に感じてしまいました>>続きを読む
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ゲームストップ株騒動を描いた作品。
株取引という無機質な数字のやり取りに過ぎない話に、個々の人間ドラマであったり、「ウォール街vs庶民」という対立構造を持ち込む事で、血肉の通った共感出来る物語へと仕>>続きを読む
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『ビバリーヒルズ・コップ』の第3作。
前作までにあったコメディー要素は大幅に減退し、よくある大味なアクション映画になってしまった印象。
アクセルが得意の口先を使って難所を切り抜けるのではなく、普通に>>続きを読む
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クリスマスに憧れる、死者の話。
ダークでありながら、どこかユーモアを感じさせる世界観&キャラクターは、如何にもティム・バートン作品といった感じ。
特に主人公のジャックは、当時のティム・バートンの状>>続きを読む
赤ちゃんを盗んでしまう、夫婦の話。
『ホーム・アローン』の様な内容を想像していたのですが、あれよりかは大人向けの作品かなという印象。
基本ドタバタコメディーでありつつも、育児の不安や重圧に苛まれる男>>続きを読む
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すれ違う親子を描いた作品。
主人公は、どこか噛み合わない母親と息子。
派手な喧嘩をする事はないものの、お互いに溝があって、微妙な距離を感じさせます。
親子の確執を描いた作品は数あれど、こんな静かなす>>続きを読む
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『パージ』シリーズ、第5作。
やけに呆気なくパージが終わったと思ったら、終了時間を無視してパージを続行するものが現れると。
警備のしっかりした家を襲うのは、なかなか難しいものがありますし、シリーズ>>続きを読む
『ビバリーヒルズ・コップ』の続編。
前作と比べると、回りくどい展開が増え、犯人の計画も複雑になって、テンポの良さは損なわれた印象。
トニスコ監督作という事で、スタイリッシュな映像を見れるのは嬉しいも>>続きを読む
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時間が止まった町に閉じ込められてしまう、中学生の話。
なんか思ってた以上に難解で、よく分からない作品でしたね。
主人公は外にも行けず、時間も止まってしまった町に閉じ込められるわけですが、まずこの設>>続きを読む
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本能寺の変を描いた作品。
本格的な時代劇が見れるのかと思いきや、北野武による独自の解釈が多分に入った、ちょっと変わった時代劇でしたね。
まず驚かされたのは、ドSの男色家として登場する織田信長。
加>>続きを読む
親友の敵討ちにビバリーヒルズへやって来る、刑事の話。
本作の最大の魅力は、やはり主演のエディ・マーフィでしょう。
軽妙なキャラクターで、マシンガントークを武器に捜査を進めていくと。
こういうノリノリ>>続きを読む
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『MEG ザ・モンスター』の続編。
巨大サメを描いた怪獣映画だった前作に対し、本作は海底を舞台にしたサバイバルスリラーが描かれたり、リゾート島を舞台にしたパニックアクションが描かれます。
まぁ、要は>>続きを読む
マフィアの抗争に巻き込まれる、仕立て屋の話。
ヒューマンドラマな内容を想像していたのですが、意外と本格的なサスペンス映画でしたね。
本作の特徴となるのが、仕立て屋という限定された空間で話が進行して>>続きを読む
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女の方が先に出世してしまうカップルの話。
婚約をする程に仲睦まじい1組の社内カップル。
しかし、主導権を握っていた男の方でなく、女の方が先に出世した事で、2人の関係に歪みが生じていくと。
表面上は>>続きを読む
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ウェスト・メンフィス3事件を追った、ドキュメンタリー作品。
警察の杜撰な捜査と、検察の強引な印象操作によって、犯人に仕立て上げられてしまう少年3人。
この辺はNetflixの『ボクらを見る目』を想起>>続きを読む
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父親の葬儀で再会する兄弟の話。
遺物発掘に燃える兄、道路開発をしたい弟、更には謎の美女や霊媒師も現れて…と、とにかく色んな要素が詰め込められています。
そもそもの設定として、親子の確執や親族との不仲>>続きを読む
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アミン大統領の主治医になる男の話。
ひょんな事からアミンに気に入られ、彼の主治医になる主人公。
しかし、ウガンダの情勢悪化に伴い、自身の立場も危うくなっていくと。
確かに、帰国を許されず、愛する女>>続きを読む
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『SLAM DUNK』の映画化作品。
まず驚かされたのは、2Dと3Dを融合させたビジュアルの部分。
井上雄彦の繊細な絵を3Dキャラクターで再現しているのも凄いし、試合シーンにおける臨場感のある描写も>>続きを読む
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『死霊のはらわた』シリーズ、最新作。
いつもの森の小屋から飛び出し、今回の舞台となるのはアパートの一室。
登場人物も若い男女からシングルマザー親子へと変わり、シンプルに目新しいものがありましたね。>>続きを読む
特殊詐欺グループで受け子のリーダーをしている女の話。
本作でまず気になったのは、台詞の聞き取り難さ。
原田眞人作品では毎度の問題ではありますが、今回は関西弁のイントネーションが加わる事で余計に難しく>>続きを読む
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幽霊になった女と同居する事になる男の話。
事前の予想ではマーク・ラファロが幽霊になるのかと思いきや、実際はリース・ウィザースプーンが幽霊になるので、ちょっと意外でしたね。
新居に引っ越してきた男と>>続きを読む
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実在の俳優ボブ・クレインを描いた作品。
TVドラマのスターだった俳優が、実は女遊びしまくりのセックス狂だった~という話でして。
セックスという妄執に囚われ、罪を背負った主人公像は、実にポール・シュレ>>続きを読む
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男女が出会うまでの恋愛模様を描いた作品。
全編に渡ってボサノバが流れ、小気味の良い編集による軽快な語り口も印象的。
ウディ・アレンの映画をよりインディー風にした感じというか、とにかくまぁオシャレな映>>続きを読む
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強盗を撃退した紙職人を疑う、捜査官の話。
ドニー・イェンが特に強くない…一般人を演じるのは珍しいな~と思っていたのですが、捜査官が登場する事で、実は彼が武道の達人である事を明らかにしていくと。
カ>>続きを読む
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社交クラブを作ろうとする、大人の男3人組の話。
ダメ男3人の乱痴気騒ぎを描いた作品と言うと、同監督作の『ハングオーバー』シリーズを想起させる本作。
ある意味、『ハングオーバー』の前身的な作品とも言え>>続きを読む
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殺し屋に自分の殺害を依頼する、売れない小説家の話。
「自殺願望のある男が、殺し屋に自分の殺害を依頼する」…って、どこかで聞いた事のある話だな~と思ったら、カウリスマキの『コントラクト・キラー』がそう>>続きを読む
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FBIの情報屋として、犯罪組織に潜入する男の話。
FBIとの作戦が失敗した事で、マフィアのボスに刑務所行きを命じられる主人公。
それを逆手にとって、FBIも新たな作戦を命じるわけですが、刑務所では命>>続きを読む
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殺人を妄想する事で元気になる、大学教授の話。
主人公は、厭世的で自殺願望を抱えた男。
そんな彼が、自分とは無関係の殺人を行う事を思いつき、生きる気力を取り戻していく…という展開は、なかなか面白いなと>>続きを読む
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炭鉱夫で結成されたブラスバンドの話。
登場人物それぞれの人間ドラマを描きつつ、最後は一致団結して大会へ…と、この手の音楽映画としては王道の作り。
鉱山閉鎖という重たいテーマを扱った作品ではあります>>続きを読む
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エルフに育てられた男の話。
小さなエルフの中に、大きな人間がいる…それだけでも面白いのに、その人間を演じるのがウィル・フェレル。
ズルい…こんなの笑うに決まってるじゃん。
物語的には、父親を探しに>>続きを読む
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姉に恋する男の生涯を描いた作品。
タイトルから想像するに、子供向けのファンタジー映画なのかと思いきや、陰鬱なシスコンジジィの話で驚きました。
しかも、登場人物の誰にも共感出来ないんですよね。
主人>>続きを読む
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呪いの鏡に両親を殺された姉弟の話。
物語的には悪霊との戦いを描いた『死霊館』的な話なのだけど、本作がユニークなのはストーリーテリングの部分。
現在の話と過去の話を行ったり来たりしながら、交互に描いて>>続きを読む
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シベリアの強制収容所からインドまで歩いて逃げた男達の話。
強制収容所からの脱出を描いた作品ではありますが、追って追われてなサスペンスと言うよりも、自然に放り出された人間の生存を描いたサバイバルがメイ>>続きを読む
タランティーノ作品の関係者のインタビューを集めたドキュメンタリーで、彼の作品を1つずつ掘り下げていきます。
撮影の裏話を聞けて、シンプルに興味深かったですし、各作品の理解度も上がりました。
個人的に>>続きを読む
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年下の学生に好意を持たれる、ピアノ教師の話。
抑圧的な母親と同居して暮らす主人公。
そんな環境で育ったせいもあってか、彼女の性癖はかなり倒錯しています。
個室ビデオで使用済みティッシュの臭いを嗅いだ>>続きを読む
『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編。
前作から20年振りの続編だったそうですが、そんなブランクを感じさせない、主演2人の不変ぶりには感動すら覚えてしまいました。
今もコメディアンとして現役感のあ>>続きを読む